Wednesday, December 27, 2006

よいお年を〜

あと6時間ほどでうちを出ます。いよいよ日本です!実家のネット接続状況が非常に悪いので(いまだにダイアルアップ...情けない)、今年のブログの更新はこれでひとまず終わりです。みなさま、よいお年をお迎えください。久々の日本の正月を満喫してきます!京都の白みそのお雑煮はおいしいぞ!

Monday, December 25, 2006

M-1グランプリ

日本では12/24にM-1グランプリが開催されました。漫才大好きの私の楽しみの1つです。日本に帰ったら弟が録画してくれていたものを見ようと楽しみにしていました。ああ、でも結果を知ってしまった...。チュートリアルが満場一致で優勝したそうです。京都出身の漫才師が優勝したのはうれしいですが、麒麟は今年もダメだったか...(悲)。

チュートリアルはハンサムな徳井(左)の妄想にテカテカの福田(右)がツッコむという漫才スタイル。M-1では冷蔵庫自転車のチリンチリンというネタで勝ったそうで(リンクをクリックすると、ZAIMANで同じネタをやった時の映像が見られます)。正直、あんまり面白いと思ったことはないんですが、M-1で優勝したんだからすごいんでしょう。帰ってネタを見るのが楽しみです。

Saturday, December 23, 2006

Chelsea Piersでスケート

休み1日目。やることと言ったら、やっぱりスケートでしょう!今日はいつも友人の試合を見に行っているChelsea Piers SkyRinkへ行きました。ホッケーをやっているところですべれるなんて、ちょっと幸せ。いつも狭くて人が多いBryant Parkですべっているせいか、リンクの広さ、人の少なさに感動しました。端から端まで遠い!そしてすべってもすべっても人にあたらない!ガンガンすべりました〜。

日々の練習のかいあってか、本当にまともに止まれるようになりました。...でも右足だけです。本当は左足でも止まれないといけないんですよねー。今日ちょっと練習してみたんですが、左足は私の言うことなんか聞きやしません。ありゃ、私の体の一部やありまへん。というわけで、右足だけでいいことにします。

今度は後ろ向きにすべれるようになりたいなあ。

Friday, December 22, 2006

期末試験、成績、そして仕事納め

怒濤の1週間でした。まず月曜日に2年生の期末試験。4-7時の試験監督の後、友人と外食。ちょっとムカつくことがありましたが、まあ楽しい食事会でした。そして火曜日に1年生の期末試験。朝9−12時の試験監督だったんですが、トラブル発生。この時間帯に受けるはずの学生が2人も来ない! そのうち1人は1時に現れ、「どの時間帯(4つあります)に受けてもいいと思った」と言い放ち、怒り心頭の私は久々にむちゃくちゃ説教してしまいました。ま、仕事帰りにスケートに行って、ストレス発散しましたけど。

で、期末試験の採点をだーっと終えて、水曜日はついに成績提出。まあ妥当な結果でした。ほっとしたところで、今学期のコース評価をチェック。学生は私が授業で使ったパワーポイントがお気に入りのようで、かなり好意的なコメントが多かったです。それから、コースがとても "well-prepred, organized" だったと。うーん、私としてはかなりメチャクチャな部分があったと思うんですが...。ま、学生からの評価がよかったんで、いいでしょう。

そして木曜日は仕事納め。恒例の大掃除です。大掃除といっても、私もオフィスをシェアしている同僚も常日頃から整理整頓を心がけているので、そんなに大変じゃありませんでした。割と早くすんで、学期中にたまった書類等のファイリングをせっせとやりました。掃除の後はみんなでおすしの昼食に舌鼓をうち、お疲れさまでした〜と慰労会。

1週間大変でしたが、いよいよ冬休みです。27日日本帰国です!

Saturday, December 16, 2006

ブログ、ポッドキャストについて

金曜日の職員会議で、同僚のSさんとと共に今学期行ったブログとポッドキャストプロジェクトの最終報告をしました。 Sさんが内容を説明し、私がサンプルを見せるという分業スタイルで報告しました。学生のポッドキャストを聞いてもらったり、ブログのポスティングを読んでもらったりしたわけですが、聴衆である他の同僚からクラスにこういったプロジェクトを組み込む際の時間的問題(キツキツのカリキュラムに入れられるのか?)や成績に関する質問(どうやって採点するの?)が出ました。どちらも難しい問題ですが、コースの一部としてやる以上、考えないわけにはいかない点ですね。

まず時間について。今回はクラス外での作業がかなりありました。全員参加だった1年生のポッドキャストに関して言えば、クラスで使った時間は、最初のプロジェクトの説明に5分ほどと、グループでスクリプトを書いた30分(15分X2回)ぐらいのもんでした。残り(スクリプトの完成と録音、クラスメートのポッドキャストを聞いてフィードバック、最終的にできたポッドキャストを聞いてブログにコメント)はすべてクラス外でやってもらいました。教師である私は大枠だけを示し、あとは手放し。その結果、学生はお互いに助け合い、いい作品を作りました。「親がなくとも子は育つ」のだと思いました。コースのプロジェクトというと教師が手取り足取りこと細かに指示を出さなければならないと思いがちですが、そうでもなさそうです。

成績について。Sさんは何も言わなかったそうですが、私は学生に「宿題の一部です」と言いました。ブログもポッドキャストも最初に評価基準をクラスで決めたので、それを使って学生同士で最終評価をしてもらいました。私はそれを基に成績をつけるつもりです。ちなみに学生は私よりも厳しいです...。しかし、この成績については頭が痛いです。評価を受けるとなると、やはり「やらされている」という感が否めません。ブログもポッドキャストも「伝えたいことがあるから伝える」という「やりたいからやる」積極的な態度を養う場としてカリキュラムに組み込みたいのですが、学校でやる以上は評価からは逃れられないのでしょうか。うーん、難しい。

マイスケート

最近更新を怠っていましたが、理由があります。それは仕事帰りの「スケート」です。火曜日に注文していたスケートがようやく届き、水曜日の仕事の後買いに行きました(写真)。このスケート、すばらしいです。貸しスケートは30分もすべると足が痛くなって仕方なかったんですが、さすが中にたくさんクッションが入っているスケートです。ぜーんぜん痛くなりません。

で、水曜日から3日連続でBryant Parkのリンク・The Pondに行って、1時間半ほどすべってます。Bryant Parkのリンクは入場料無料なので、自分のスケートがあったらタダなんですよねー(あ、それから荷物がある場合はロッカーの鍵持参)。ちょっと狭くて混んでいるんですが、無料には勝てません。とにかく練習する時間が必要で、あまりお金のない私にはぴったりの場所です。

アザを作りながら3日連続で練習した結果、何とか止まれるようになりました。まだヘタクソですが、最初よりはマシです。何となく感覚がつかめた感じがします。言語学習でも「あ!」という、何か頭の中でクリックしてそれまで勉強したことがつながっていく感覚があると思うんですが、それに近いかもしれません。今たくさん練習したら、本当に止まれそうな気がします。来週は期末試験2連チャンでちょっと忙しいですが、日本帰国までできるだけ練習します!日本でも友達とスケートに行く予定。博士論文だってここまで真剣にならなかったかも(汗)。

Wednesday, December 13, 2006

おめでとう!!!

博士課程に在籍中の友人/同僚が、とても大切な試験を無事終えました!おめでとう、Nさん!

いやー、話を聞いていると、私が通った道よりも険しいことこの上ないのです。私の場合、すべての授業を取り終わった後、qualifying examというのを受けたんですが、Nさんの場合、その前に先行研究を論文にまとめるという試験があって、今回はそれを受けたそうです。落ちたら退場(=退学)だそうで、教えながらせっせと論文を書いているNさんを見ていると、大学院時代の自分はあれだけ一生懸命勉強しただろうかと、ふと思いました。いや、してないんですけど...。

とにかく!おめでとうございまーす。もう論文のことは忘れて、遊びましょう!

Tuesday, December 12, 2006

フィードがあああ

最近、同僚たちが使っているウェブリのリーダーに私のブログの更新がひっかからないとのこと。ああ、どういうことなんでしょうか。誰か助けて〜。

授業終了!

本日をもちまして、秋学期のすべての授業が終了いたしました。1年生は3回目の作文をもとにしたスピーチコンテストの表彰と期末試験に向けた復習、2年生は口頭試験でした。最後の最後に試験っていうのもかわいそうですが、いたしかたありません。

今学期は両学年で新しいことにチャレンジしました。ブログ、ポッドキャスト、そしてWimba。教師の無理難題(?)をよくきいて、みんながんばりました。あー、終わってよかった。

Friday, December 08, 2006

1年生と2年生の交流

今日、2年生の授業でブログの評価をしました。自分のブログも含めて、学生同士で評価しあってもらったんですが、みんな厳しいですねえ。そしてブログが活発だったという点に加えて、ことばに関する評価コメントが多かったです。最初に評価基準を話し合ったときに「習った文法/ことば/漢字を使っているか」というのが挙がったため、当然と言えば当然なんですけど、「文法は正しそうです」「漢字が少ないです」とかコメントしてるんですよね。先生よりよく見てるなー。

それから1年生のポッドキャストを聞いて、ブログにコメントしてもらいました。みんな真剣に聞いてコメントを書いてくれて、うれしかったです。今までこういう「縦」の交流はしていなかったので、今回ポッドキャスト・ブログを通じて「先輩」と「後輩」がつながりを持つことができてよかったと思います。来学期は2年生がポッドキャストをする予定なので、1年生に聞いてもらおうと思っています。

Thursday, December 07, 2006

すごくうれしかったこと

(1)お菓子作りが趣味の学生に手作りクッキーをもらった!
この学生がお菓子作りのことをブログに書いたとき、「食べてみたい」とコメントしたんですよねー。そうしたら持ってきてくれました!抹茶味のクッキーです(写真)。とってもおいしかったです。

(2)止まれた!
スケートの自主練、してきました。ただひたすら止まる練習をする私...。感謝祭前に行った時は全然ダメだったんですが、今日はなんとか止まれました〜。お粗末な止まり方でビシッとはいきませんでしたが、それでも何回かは両足を揃えて止まれました。うれし〜。

(3)80点!
最近成績が芳しくなかった学生が、試験で80点を取りました。一生懸命勉強したんやろうな〜と思い、採点しながらちょっと涙目になりました。試験を返した時、この学生はとても誇らしげでした。よかったね!

Tuesday, December 05, 2006

私の英語についての一考

最近、とある人と話していると、普段以上に自分が話す英語を意識していました。いわゆる文法(時制、単複一致、語順など)を意識して、自己訂正するのです。しかも話し出す前に頭の中で一生懸命何をどう言うか、「正しい」英文を作文する始末。確かに最近日本語ばかり使っていて、英語で話すことが少なくなりました。でもこの状況はちょっと異常だと思っていた矢先、とある論文を読んで、はっとしました。

「標準」であることばを話さなければ「通じない」ということで、「通じる」「標準」言語を話す者から区別される。

うーん、「標準」の「正しい」英語を話さない私は考えてしまいました。上述の私が英語を意識する相手は、日本語がわからない英語母語話者なのです。コミュニケーションは伝えたいことがあるからします。私も伝えたいことがあるから、相手がわかる言語(英語)で話すんですが、「もしかしてこの人、私の英語をヘタクソだと思って聞こうとしてないんじゃないか。私の言っていることがわからなかったらどうしよう。完璧に話さなくちゃ」と思う気持ちが強くなっているのではないか、と思ったわけです。しかも、こう思う相手は日本語を知らない英語話者だけなのです。日本語がわかる英語母語話者には比較的気楽に英語で話ができる自分。常々、ことばというものは個人個人で差があって当たり前だと考えているのに、自分でその個人差を意識しすぎてドツボにはまっているということに気がつきました...。

その一方で、ことばの問題ではなく、私の思考パターンが非論理的で、しかも説明力・説得力がないのが問題なのかもしれないなあ...と、母語で書いたこの文章を読み返して思ったりもします。

Monday, December 04, 2006

日本語能力検定試験

今年もやってまいりました。12月の恒例行事、日本語能力検定試験。勤務校が試験会場で、試験監督のお仕事をしました。日曜日なのに〜。しかも前日夜遊びして睡眠時間4時間やったのに〜(←これは自分が悪い)。試験監督って言ったって、問題と解答用紙を配布し、注意事項を伝えた後は、何もすることなくその場にいるだけなんですけどね。

今年は受験者数倍増で、試験監督を探すのも大変だったようです。私が担当した2級は1時20分に始まって、終わったのが4時半。ほんま、大変ですわ。毎年、自分が受けたセンター試験を思い出します。受験者のみなさん、ご苦労さまでした。

そうそう、夏に教えた学生に会いました。なんかうれしかったです。

Wednesday, November 29, 2006

ポッドキャスト開始!

遂に、遂に学生のポッドキャストを開始しました〜。上のバナーをクリックしていただくと、メインページが別ウィンドウで開きます。ぜひiTunes/ブログでお聞き下さい!

Thursday, November 23, 2006

ポッドキャストの最終版

今日は1年生のポッドキャストの最終版の締め切り日。 みんな期日を守って提出してくれました。さっそく聞いてみましたが、うーん、やはり聴衆を意識した「情報番組」とはちょーっと違うような...。まあ、長さ・内容は前のよりはよくなったのではないかと思いますが、それでも1つを除いてすべてがスキット。3人グループにしたのがまずかったかなあと反省しています。2人でやれば自然とインタビューする人、される人という役割ができて、情報番組っぽくなったかもしれません。

これからiTunesとブログで配信します。ぜひ聞いて、コメントしてください。よろしくお願いします。m(_ _)m

Wednesday, November 22, 2006

Guitar Hero II、再び

またやってしまった...。Guitar Hero II(友人によるすばらしいレビューはこちら)。友人宅で休憩を入れて1時間ちょっとやったでしょうか。とほほ。友人が「全部クリアしたよ!」と言うので、大好きなRage Against The Machineの"Killing in the Name"をやってみたんですが、うーん、難しい。一番やさしいのでやってもダメです。私、リズム感がないんですよねー。友人はさすがに上手で、Guns N' Rosesの"Sweet Child O' Mine"とかバリバリひいてくれました。ちなみにその時の画面がこの写真です。すごいなー、Sさん。師匠と呼ばせていただきます。

Tuesday, November 21, 2006

迷惑なんじゃ!!!

携帯電話が鳴りました。私は携帯を目覚まし代わりに使っているので、「え?もう起きる時間?」 と焦ってベッドから飛び起きました。時間を見ると午前3時前。電話の主は...知らない人。間違い電話です。なんやねんと思いながらもう一度ベッドへ。するとまた携帯が鳴りました。今度はボイスメールが残っていました。聞いてみるとただの雑音。一言もなし。はっきりいって、「どついたるぞ、コラ!迷惑なんじゃ!!!」...失礼しました。寝不足でございます...。

ヘロヘロ

朝7時頃ホテルを出てナッシュビルから撤収し、NYに着いたのが 午後3時過ぎ。長い道のりでした。それから先日引っ越した同僚宅の引っ越し祝いパーティーへ。おみやげに買って帰ったナッシュビル名物・Tipsy Cakeを持参。このケーキ、ウィスキーのジャック・ダニエルズに漬け込んであるんです...。私、お酒は全然ダメなんですが、食べてしまいました。一口で口の中にウィスキーの味とにおいが!!!すぐに酔っぱらってしまいました。ケーキで酔うなんて、情けない...。

酔っぱらって気分がよくなった私。調子に乗ってNintendo WiiGuitar Hero II をやりました。運動神経も音楽センスもゼロなもんで、まったくヘタクソなんですが、面白かったです。Guitar Hero II には私の大好きな曲がいくつか入っているんですよねー。持ち主の友人に早くクリアしてもらって、弾いてみたいです。

で、結局8時ごろおいとまして、そのままベッドへ直行。年なんやな〜と思いつつ、10時間ばっちり寝ました、はい。

Sunday, November 19, 2006

撤収!

学会発表が終わりました。明日ナッシュビルから撤収します。いやはや、こんなに準備しなかった発表も初めてです。20人ぐらいの方が発表を聞きに来てくださいましたが、一体私のヘタクソな英語の発表でわかってもらえたんでしょうか...(汗)。原稿を読むつもりだったんですが、いざとなるとやはりそうもいかず、結局自分のつたない言葉でダラダラと発表してしまいました。大学院時代の指導教官も来てくださったのに、情けない発表で申し訳なかったです。とほほ。

朝1つ、昼4つ(そのうち2つポスター)発表を見ましたが、みなさん面白いことをなさっています。学会に来るといつも刺激になるので、どんなに忙しくてもできるだけ出席するようにしたいものです。ACTFLは大きい学会でいろいろな外国語の発表があるし、楽しいです。今回はスケジュールの都合で今日しか発表が見られなかったのが本当に残念。

Saturday, November 18, 2006

ナッシュビルからこんばんは

今、ナッシュビルのホテルからこのブログを書いています。数年前まではインターネットへのアクセスがあるホテルはまれだったと思うんですが、最近ではごくごく普通なんですねえ。便利な一方で、私たちはどこへ行ってもコンピュータ/ネットに依存し、支配されてしまうのかしらと思ってしまいます。

コンピュータへの依存と言えば、今朝の空港での出来事もその一例。予定より早く空港に着くと、システムがすべてダウンしていて、チェックインができない状態。乗客は長ーい列を作り、職員はすべてチケットやチェックインのタグを書き、乗客をさばいていました。しばらくしてシステムは復旧しましたが、それにしてもコンピュータがダメになるとすごいことになるんですねえ。

朝8時に自宅を出て、D.C.経由でナッシュビルに到着したのは現地時間の3時前。NY時間だと4時ですね。約1時間後にホテルに着き、学会の登録だけ済ませて1日が終わってしまいました。明日の午後発表ですが、ああ、準備していない...。これから原稿を読んで、練習します。

Friday, November 17, 2006

ACTFL

明日、ACTFL (American Council on the Teaching of Foreign Languages) の学会へ行きます。今年はテネシー州ナッシュビルです。ここ数年毎年行っている学会で、知り合いに会えるのが楽しみです。自分の発表もあるんですが、あまり準備していません(汗)。私はいつも大切なイベントの前は何もしないんですよね〜。大学受験の時も、博士論文の口頭試問の時もそうでした。直前にやったって大したことはできひんわ、という考えなもんで...。ま、あとは野となれ、山となれ。

Monday, November 13, 2006

体重増加計画実施中

...別に太りたいんじゃないんですけどね。はっきりいってその逆です。でもおいしいものには勝てません。今日は同僚2人と一緒にクイーンズのサニーサイドで韓国料理を食べました。同僚Sさんが昔住んでいたそうで、勝手知ったる庭という感じで案内してもらいました。

タイムズスクエアで7に乗り換えて待ち合わせの40丁目の駅に行くはずが...地下鉄は40丁目を通り過ぎ、61丁目までまっしぐら。途中でSさんに電話したら、「あ、遅れると思ってたから、大丈夫。心配しないで」と言われました。地下鉄迷子前科数犯の私の運の悪さを見抜かれていたようです。

待ち合わせに遅れること30分でようやく到着。レストランは駅のすぐ近くで、さっそく中に入り注文。豆腐の煮込み料理がメインの店でした。私は野菜を、同僚たちはシーフードを頼み、韓国料理店では必ず出てくる前菜に舌鼓をうちました。これって日本では別料金なんですよね、確か。信じられん。

しばらくして出てきたのは、鉄鍋でぐつぐつ煮えたぎる真っ赤なスープ(写真)。ああ、おいしそう。豆腐と野菜がたっぷり入ってとても健康的な一品です。味はマイルドにしたのでそんなに辛くなかったですが、それでもやみつきになる辛さで、食が進むこと、進むこと。スープも残さずしっかりいただきました。これで体重増加したこと請け合い。とほほ。

食事の後、いっぱいのお腹を抱えて職場へ。雨が降っていなかったらスケートに行こうと思っていたんですが、オフィスに着いてたまっていた仕事を見て、行かなくてよかったと思ったのでした...。食べたら働かなあきまへん。働かざる者、食うべからず。

Sunday, November 12, 2006

話題の映画"Borat"

友人たちと今話題の映画Borat(ボラート)を見てきました(予告を見たい方はAppleのサイトでどうぞ) 。7時20分上映分を見ようと思ったらチケットが売り切れ。次のも売り切れで、結局9時20分のに行きました。

内容はというと、カザキスタンのTVレポーターがアメリカを旅しながらアメリカ文化に触れるというもので、ドキュメンタリー風になっています。主演はSacha Baron Cohenというユダヤ系イギリス人の俳優/コメディアン。この映画の中ではいけてませんが、フツーの写真を見ると私好みのいい男です(写真左)。

...ま、そんなことはどうでもいいんですが、映画はロデオや大型キリスト教教会、そしてRVで旅行する酒飲みアメリカ人男子大学生が登場し、典型的なアメリカ文化をあますところなく(?)紹介していました。ものすごーく偏見に満ちていて、「え、ちょっと政治的に不適切では?」と思うところも多々ありましたが、とても面白かったです。例えば、ハイソな人々と食事をするという設定があり、食事の途中でトイレに行って戻ってきたボラートの手に出したものが包みに入って握られていて、「これ、どこに捨てればいいですか?」と聞くという場面がありました。ちょっと汚いですが、テーブルに集まっていたハイソな人々の顔ったらありませんでした。

ものすごい低予算映画だと思うんですが、興行成績は全米第1位。お金をかけなくても、面白い映画は面白いです。

Saturday, November 11, 2006

や、やっと...

Blackhawks、やっと連敗脱出です。St. Louis Blues相手に3-1で勝ちました。ああ、うれしい...。

Friday, November 10, 2006

8連敗...(涙)

Chicago Blackhawks、8連敗です...。友人宅のHi-DefinitionテレビでNew Jersey Devils戦を観戦したのですが、OT後のシュートアウトで負けてしまいました。ああ〜。せっかくチームジャージを着て応援してたのに...。ウチのゴーリーは2番手なのよ!Khabibulin、早く復活してくれー!!!

で、悔しいので、ジャージの写真を載せます。これはカナダ人の友人が10年ほど前に私のために注文してくれたものです。私が好きな選手Tony Amonteの名前と背番号10(当時Chicago Blackhawks、現在Calgary Flames)を入れてくれました。今でも大切な宝物です。ちなみに「あげる/もらう/くれる」を授業でやる時に、クラスに持って行って、「友達がくれました」とかって使っています。何でも授業のネタにする私。

それにしても最初は好調だったBlackhawks。そりゃトップ選手が4人もケガでいないんじゃ、弱くもなりますね。ま、私は阪神ファンなんで、弱いチームの応援には慣れてます。気長に復活を待ちますよ...(涙)。

追伸:Sさん、Pさん、おいしい夕食、ごちそうさまでした。ぎゃーぎゃー叫んじゃってすみません...。

Thursday, November 09, 2006

「相手」を意識すること

久しぶりにホッケーには関係ない話を...。

今、1年生のクラスでポッドキャストプロジェクトをしています。アメリカの大学や大学生の生活に興味がある日本語使用者を対象にしたラジオ番組を作るというのが趣旨です。まず「いい/悪いポッドキャスト(ラジオ番組)とは何か」というのを考えた後、3人1組のグループを作り、5分程度のインタビュー番組を録音してもらいました。今日がその締め切りだったんですが、聞いた結果...うなってしまいました。学生は限られた日本語力で、がんばって番組を作ったと思います。でもあまりにも想定している聞き手を意識していないのです。例えば「大学の近くにあるレストランに行きましょう」「ええ、そこですしを食べましょう」という具合です。大学の付近にすしが食べられるレストランがあるという情報は有益でしょう。でもその情報の提示の仕方が聞き手にはわかりにくく、不親切だと言わざるをいえないのです。

はっきりいって、ラジオ番組というよりスキットでした。私としてははっきりと誰がどういう目的でこの番組を聞くのかということを伝えたつもりだったんですが、全然伝わっていなかったようです...。授業で聞き手は誰かということをもう1度念押ししましましたが、どうなることやら...。「相手」への意識を高めてもらうには、どうしたらいいんでしょうか???

Tuesday, November 07, 2006

引っ越し、そして再びリンクへ。

今日は同僚の引っ越しの日。5階から3階への引っ越しでした。日頃いろいろお世話になっているので、ここはひとつ恩返しをせねばとお手伝いに行きました。同僚のアパートは私のアパートと間取りも広さもまったく同じなのですが、2人と犬2匹で住んでいるので、物の多さが全然違います。大きいものは引っ越し屋さんが運んでくれる手はずになっていたのですが、細かいものをせっせと箱に詰めて5階→3階へと運ぶのを手伝いました。で、荷物が片付いたところで同僚は3階のアパートのほうで荷物の整理に入り、私は5階のアパートの掃除を開始。ものがなくなって掃除しやすかったので、大変ではなかったんですが、ミニチュアピンチャーとゴールデンレトリーバーの抜け毛の量はすごい。私、犬が飼いたいんですけど、ちょっと考え直したほうがいいかもと思いました。基本的に掃除は苦手なんで...。

引っ越しのお手伝いを5時半頃終えて、夜はまたスケートに行きました。今回はブライアントパークの野外スケート場(写真)。ニューヨーク市立図書館の裏にあるリンクで、見上げれば高層ビルばかりの、まさに大都会のスケート場です。自分のスケートを持参すれば、タダですべれるというのがいいところなんですが、ただリンクが小さいのでそれがイマイチ。今日も友人がコーチになり、止まる練習をしました。最初、全然カンが戻らなくて前のように止まれない!練習したの、おとといのことなのに〜(涙)。友人には"No guts, no victory"と暗に「こけろ」と言われましたが、交通量(?)がすごくてこけるのも無理...。自分に嫌気がさしながらすべること約30分、ようやく前に習ったことを思い出し、何とか止まれるようになりました。でも友人が私につけた成績は最高でB-。私の学生より成績が悪い...。これでは納得できません!自主練します!!

Monday, November 06, 2006

スポーツ三昧(見るだけ)

今日はスポーツイベントに2つ行きました。まず、夏に一緒にお仕事をした先生がランナーで、NYCマラソンに出場するというので、同僚と一緒に応援に行きました。ご存知の通り、3万7000人が出場するとても有名なマラソン大会です。先生は目の不自由なランナーの伴走者として出場されました。同僚が先生と携帯電話で連絡を取ってどこにいるのかを確認していたのですが、うーん、さすが大きいマラソン大会、人が多くて見る場所に行くのに時間がかかること!セントラルパークのゴール400メートル前あたりで先に来ていた友人と落ち合って先生が通るのを待っていたのですが、5時間30分あたりで先生から電話があり、「ゴールしちゃった」と。いやーん、せっかく来たのに先生が見られなかった〜。残念。

とにかく先生に会わなければと、完走者がいる場所まで行こうとしたんですが、その時、例のNY Rangersのシーズンチケットを持っている友人から電話。「今日の試合のチケットが余ってるんだけど、行く?」とのこと。見に行くに決まってるじゃないですか!前から10列目ですよ!!先生に会いに行く同僚たちと別れ、私は地下鉄でマディソンスクエアガーデンへ。試合はNY Rangers対Buffalo Sabresでした。誘ってくれた友人はRangersを応援していましたが、私はSabresファンの友人のためにSabresを応援しました。先日見たPredators戦とは違い、ただいま絶好調のSabres相手に奮闘するRangers。第3ピリオドの時点で3-2。しかし!最後の最後でSabresが同点に追いつき、延長 (OT) に突入。そこで友人に「どっちが勝つか賭ける?」と言われたので、しぶしぶSabresに賭けました。で、結果。なーんと!Sabresが勝ったのです!!友人には悪いですが、何かしてもらいます。あ、でも私たち、何を賭けたんだろう?

Sunday, November 05, 2006

スケートと私

土曜日にセントラルパークにあるWollman Rinkへスケートをしに行きました。NYに2年ちょっと住んでいますが、実はセントラルパークの中に入ったのはこれが初めて。5時に友人と落ち合い、リンクへ。スケートをするのは十数年ぶりで、ちょっとドキドキしながらすべりだしました。思ったよりもスムーズにすべれて、「お、私っていけるやん」と思っていたのもつかの間、本日のレッスンが始まったのでした。それは「止まること」。最近アマチュアホッケーをよく見ていて、今年の2月に始めた人も上手に止まるなー(当然なんですが)、いいなーって思っていたので、私も止まれるようになりたいと思ったわけです。止まり方は片方の足をちょこっと出してスケートの刃
を倒し、氷を削るようにします。これが難しい。頭ではわかっているし、イメージトレーニングもばっちりなんですが、できません。膝はちゃんと曲がらないし、足元ばかり見てしまうし、全然上手くできない。ああ〜。最後のほうにはちょこっとできるようになったんですが、でも止まるためにすべって初めて止まれるだけ。これではだめですね。もっと練習しなければ。

さて、今日習った新しい言葉。Zamboni。アイスリンクを掃除する車です。今まで知らなかったなんて、ちょっと恥ずかしいかも...。

Wednesday, November 01, 2006

ハロウィン

今日、ハロウィンの仮装をして授業をしました。衣装は...バチあたりかもしれませんが、2年前の卒業式で着たPh.D.のガウンです。同僚が髪の毛つきの魔女の帽子を買ってきたので、それをかぶり、オフィスのほうきを持って、午後1時の授業に行きました。一応写真を載せますが...真っ黒ですねー。ま、魔女なんでこれでよかったんですけど。学生の反応は割とよかったです。帽子の髪の毛が邪魔でしょうがなかったんですが、65分の授業の間がんばってかぶり続けた甲斐があったというものです。夜の授業では同僚が魔女の帽子を持っていったので、私は「卒業式の大学教授」ということにして、帽子、フッド、ガウンのすべてを身につけて授業をしました。この「卒業式セット」を使ったのはこれで2度目です。これから使うことなんかあるのかなー。

Saturday, October 28, 2006

中間試験

木曜日に中間試験がありました。今日採点が終わったんですが、まあ妥当な点数でした。でも学生は本当によくがんばったと思います。ちょっと成績がよくない学生の答案を見ていると、やっぱり私の教え方がよくないのかなあと反省します。

でも成績だけがすべてじゃないんだなーと思う今日この頃。実は学生が「日本語の勉強は大変だけど、とても楽しい」とブログに書いてくれました。もし「成績はいいけど、あまり楽しそうでない学生」と「成績はそこそこだけど、楽しそうな学生」がいたとしたら、私は後者が自分のクラスにたくさんいたほうがうれしいです。みなさんはどうですかね。

Sunday, October 22, 2006

失言その2

友人のホッケーの試合を見ていました。そのリンク付近で6〜7才ぐらいの子供の誕生日パーティーをやっていました。そのうち数人が私のすぐ横に来て、試合を見出しました。そして私に向かって一言。

"Is your son playing?"(息子さんが試合に出てるの?)

...試合に出ていたのはガタイのいい男ばかり。最年少18才。最年長はきっと40才前後でしょう。そんな人たちの「お母さん」に見えたのか、私...。子供って残酷。

Thursday, October 19, 2006

遂に!!!

ああ、憧れの1階席。 遂に夢が叶いました!今日、マディソンスクエアガーデンでNew York Rangers vs. Nashville Predatorsの試合を見ました。ゴール真裏、前から10列目です!なんて素敵な席なんでしょう。ゴール裏にあるカメラが邪魔だと思える席なんて、そうそう取れません。でもそこはシーズンチケットを持っている友人に頼み込んで連れていってもらいました。

授業が終わるのが7時前なので、MSGに着く頃にはもう試合は始まっています。一刻も早くMSGへ着くために地下鉄エキスパートの同僚と学生にどの車両に乗ったらいいのかを聞き、授業を終えてダッシュでMSGへ。友人と落ち合い中に入るとそこは天国が待っていました。リンクから私たちの席まで5メートルもなかったでしょう。ゴール付近の攻防がむちゃくちゃよく見えました。正直、感動で泣きそうになりました...。

試合のほうはというと、シュート数ではRangersが上回っていたにもかかわらず、Rangersは「ゴール前でダンスしてる」(友人談)かのようにパックをあちらこちらにまわすものの得点は全くできず、それとは対照的に素早くパスをつなげて効率のいい攻撃をしたPredatorsが3-0で勝ちました。ペナルティーの数が結構すごくて、Rangersの2-man advantage(相手がペナルティーで2人少ない)という状況があったにも関わらず、チャンスをいかせずじまい。友人は"It's bad hockey"と言っていましたが、そりゃあなた、Chicago Blackhawksファンの私にしてみたら、そんなもん日常茶飯事ですよ(今年は調子がよくて、もしかしたら...って思ってますが)。Bad hockeyにしろ、good hockeyにしろ、すばらしい席で試合が見られて、本当によかったです。

さて、このお代は250ドル分(チケット定価。人に売る時は倍にしているらしい)の日本語レッスンでございます。何をすればいいんでしょうね。

Wednesday, October 18, 2006

失言

今日、帰宅途中での同僚との会話。話題はよくお世辞を言うある人について。

私「あのお世辞、ほんま、いややわー」
同僚「ねえ。yukkiさんにも「先生、今日もおきれいですね」とか言ってるよねー」
私「そうそう」
同僚「そんな関西人でも言わないような冗談」

おい、こら、同僚よ。キミは失言大王や。

Monday, October 16, 2006

労働へのご褒美=メキシコ料理

日曜日だというのに労働した私。スケートに行く予定だったんですが、一緒に行く約束をしていた人と連絡がつかなくて、こりゃ時間は有効に使わねばと、大学まで来てたまっていた仕事をしたのでした。そのうち連絡がついて、寝過ごしたことが判明(4時まで寝てたって、すごい...)。スケートは無理だけど晩ごはんを食べようってことになって、外食しました。

先日会った時にメキシコ料理のおいしい店があるという話をしていたので、そこに行きました。メキシカンと言えばお手ごろ感のある料理ですが、レストランに着いて私はのけぞってしまいました...。おそらくNYに来てから行ったレストランの中で一番いいです(あんまし行ってませんけど...)。 Rosa Mexicanoというレストランで、入ると正面の壁一面に2階の高さ分の滝に飛び込む人のオブジェがたくさんくっついているモダンアートが飾ってありました(写真の右側)。内装がモダンなら出てくるものも「これは本当にメキシカンですか」って感じの料理で、ブリトーやらエンチラーダを想像していた私にはちょっと勉強になりました。

食べたものはですねー、えーとその場で作ってくれるGuacamoleとステーキのクリームマッシュルームソースがけみたいなです。これが非常においしい!今まで私が食べたステーキはステーキやなくてただの肉のかたまりやったんやと思ったのでした。肉食の方、ぜひ食べてみてください。

Sunday, October 15, 2006

よくがんばりました。

土曜日恒例のホッケー観戦(写真)。今日勝てば優勝ということで、応援に行ってきました。いつもの応援団は都合がつかず、結局私と友人のみ。うーん、寂しいぞ。着いた時は第1ピリオドが3分ほど経過したところで、1-0で勝っていた!一緒に行った友人は「私が見に来ると負ける」とジンクスを気にしていましたが、そんなもん、「父が車を洗ったら、雨が降る」というのと変わりゃしません。因果関係は証明できないのです。勝つと信じて応援するしかない!

今日は主力メンバーが用事で参加できず、なんとも苦しい台所事情。ベンチにひっこんだと思ったらまたリンクへという状態で、ちょっと選手にはかわいそうだったかも。それでも先週と比べると非常に動きがよくて、ラインのコーディネーションもばっちし。パスも通るし、ガンガンゴールを狙ってました。パワープレーで得点を追加したし、相手のパワープレーも無得点でやりすごしてました。でもやはり試合が進むにつれ、疲労度が高くなっていったのでしょうか、動きが鈍くなったかなーと思ったら、いつの間にか2-3。最後にゴーリーをベンチに下げて必死に攻撃するもむなしく、負けてしまいました。

選手たちはちょっとくやしかったようですが、私はとてもいい試合をしていたと思います。プロじゃないんで勝つだけが目的じゃありません。楽しくすべってホッケーやって、幸せな人たちだな〜と思ったのでした。私も楽しませてもらって、幸せ。

Saturday, October 14, 2006

TGIF



金曜日です!ああ、なんて楽しい響き。しっかり仕事しましょ〜ということで、3時からちょっとつまづいている1年生相手の補習。5人来る予定でしたが、結局2人しか来なくて、ちょっとがっかり。まあ、人数が少ないほうがやりやすいんですけどね。私のクラスから来た学生は今日が誕生日だったのに、お祝いは後でってことで補習に来てました。偉いなあ。補習では基本的な文型と助詞を復習した後、プリントで練習問題をやって、終わったのは5時半過ぎ。疲れた...。

その後、近所の電気屋さんへ行って、ついに買いました!デジカメ。私は研究の専門がテクノロジーだとほざいているわりに非常に遅れていて、今までデジカメを持っていなかったのです(恥)。で、意を決して買いました。さんざん迷ったあげく、サムソンのDIGIMAX S500(写真)を購入。1GBのメモリを15ドル安くしてもらって、合計155ドルぐらいでした。これで授業に使う写真とかバンバン撮ろうと思います。

夜は先日知り合った日本人留学生のTさんと食事。自宅付近のイタリアンレストランに行こうと思ったんですが、いっぱいだったので、私が勤務する大学近辺のイタリアンレストランまで行きました。8時まで授業で疲れていたTさん、引っ張って行ってすみません...。食事中はTさんの研究分野と日本のプロ野球の話で盛り上がりました。帰り道はコンサートの話。2人とも「タテのりで暴れるコンサート」をやるバンドが好きだということが判明し、「やっぱりコンサートは座ってちゃだめですよね〜」と言って別れました。いやー、楽しかった。

Friday, October 13, 2006

無事です

水曜日にマンハッタンで小型機が高層住宅ビルに突っ込むという事故がありました。テキサスにいる友人が心配して職場まで電話してくれたんですが、それで初めて事故のことを知った私...(とほほ)。「え?知らないの?」と言われてしまいました。でも事故現場と職場はむちゃくちゃ離れているんですよ。しかも当日の授業の準備で必死でしたし。

親も心配していたら悪いなーと思って電話したら、母が「最初はどきっとしたけど、場所が全然違うってすぐわかったから心配してへんかった」ですって。父は「午後2時に自宅にいるわけないから、大丈夫だと思った」。確かに。短くなったとはいえ、私、朝8時過ぎから夜7時過ぎまで職場にいますからね...。自慢できませんけど。

Monday, October 09, 2006

発表→ホッケー→食事→パーティー

濃いぃ(関西人は語尾を伸ばすので、「ぃ」をつけてみました)土曜日でした。まず朝はNY日系人会でブログプロジェクトについて発表。週末の朝7時起床は つらかったですが、先週地下鉄をナメてえらい目に遭ったので、早めに家を出ました。発表は上手いこといって、どうやって日本語教育でブログが使えるかとい う話ができたと思います。和食のお弁当をいただいた後、多和先生の講演を聞き、また勉強させていただくと同時に、力をいただきました。

その後、先週は行けなかったホッケーの試合へ(写真)。友人は都合で試合には出ていなかったんですが、いつも試合を見に来るメンバーはしっかりいました。こうやってホッケーファンが増えればいいなあ。試合のほうはというと、負けてしまいました。第1ピリオドが「?」っていうほどダメで、ラインのコーディネーションが悪くてゴールすら狙えない状態。「え?こんなチームやったっけ?」と思っていたら、いつの間にか0-2。第2ピリオド途中から盛り返して、ガンガン攻めまくったんですが(最後は相手のペナルティー+ゴーリーをベンチに引き上げてオフェンスを1人追加)、結局負けてしまいました。これで1勝1敗で、土曜日に最終決戦です。これで優勝が決まるそうです。

試合の後、チームの人と応援に来ていた人で近くのバー&レストランで食事をし、それからチームメンバーが誕生日パーティーをしているということで、その会場へ行きました。タクシーで行こうとしたんですが、グループの1人が荷物を置きに自宅に立ち寄っている間になぜかドライバーの機嫌が悪くなり、目的地が正確にわからない私たちにさらに怒りだし、途中で降ろされてしまいました。こんなこと、初めてですわ。ま、すぐに別のタクシーを拾って行きましたけどね。

パーティーはこじゃれたバー&レストランであったんですが、私はお酒も飲めないし、そこには知っている人もあまりいないので、なんか行くのイヤやなーって思ってたんですが、あまり閉じこもっていてはいけないと思い直し、がんばってみました。結局NY Rangersのシーズンチケット(!)を持っているホッケーチームの人をつかまえて、「頼むからそのチケット、ちょっとわけて」っていう説得をしてました...。先週からNHLのシーズンが始まり、今年こそは試合を見に行くぞと意気込んでいたので、私の気合いが伝わったのでしょうか、OKしてくれました。ゴール裏のシートですよ!ゴール裏!!もうChicago Blackhawksの試合じゃなくてもいいです(いや、それも見に行く予定です)。何でもいいから試合が見たいのです。後でいくら請求されるか、ちょっと心配ですが...。

そんなこんなで、うちに帰ったら午前2時を過ぎてました。地下鉄で帰ってきたんですが、人がいっぱい乗っていてびっくり。さすがNY、眠らない街です。

Saturday, October 07, 2006

刺激的な日々

昨日、今日ととても刺激的でした。アマースト大学の多和先生が講演に来てくださり、色々お話をうかがうことができました。先生の講演は英語を母語とする初級日本語学習者向けの内容で、日本語学習がどういうものなのかということ、そしてどうすれば効果的に勉強できるかという内容でした。2年生の学生にブログで感想を書くようにと宿題を出したのですが、さっそく二人(ロキさんGraigさん)が書いてくれました。二人とも自分の勉強方法を振り返るいい機会になったようです。面白かったのは、どちらも日本語が英語母語話者にとって一番習得が難しいという多和先生の言葉に言及している点です。日本語は難しいとは思っていたようですが、実際に講演で先生がそうおっしゃるのを聞いて、その認識を新たにしたのでしょうか。マラソンの有森選手じゃありませんが、「自分で自分をほめてあげたい」(でしたっけ?)気分なのかもしれません。

そして今日は多和先生と同僚と3人でゆっくりと晩ごはんを食べる機会がありました。昨日は講師全員で夕食会だったので、全くお話しできなかったのですが、今日はじっくり先生が実践なさっているSTEP Methodについてうかがうことができました。学生一人ひとりの学習スピードにできるだけ合わせられる柔軟なカリキュラムで、ほぼ個人指導のような形で日本語を教えていらっしゃるそうです。学生が設定した目標に到達するまで次のステップには進まないというやり方は、実は私の理想です。現在の教育システムではなかなかできませんが、多和先生は実践していらっしゃるんですよね。すばらしい。このブログでもちょこっと書きましたが、この1ヶ月、1年生で試行錯誤の日々を繰り返しています。でも「できるところからやればいい」と先生に励まされ、気持ちを新たに学生と向き合う気力というか、エネルギーをいただきました。

Thursday, October 05, 2006

過剰反応?

今朝、Todayという朝のニュースショー(?)を見ていたら、テキサス州の小学校美術教師が5年生を美術館に連れて行き、裸体彫刻や絵画を見せたために解雇されたというニュースを見ました(詳しくはこちら) 。ある児童の親が「裸体を見せられて、娘は気分を害された」と苦情を言ったようですが、これを聞いて私は「さすがブッシュが知事だった州」と思いました(テキサスにももちろんいろんな人がいると思いますけどね)。

裸だと言ってもれっきとした美術館に展示されている芸術作品です。ポルノじゃありません。人間の美しい肉体美、そしてそれを見事に再現した彫刻家や画家たちの技術を鑑賞するということがどうしてできないんでしょうか。「裸=いやらしい、恥ずべきもの」という親の考えで檻の中に閉じ込められて「無菌状態」で育てられた子供は、菌だらけの現実社会で生き延びられる人間になれないのではと思います。

アメリカではたいてい酒、タバコ、暴力、セックスはぜーんぶダメ、子供に見せちゃいかんって規制だけは厳しくしていますが、子供は好奇心旺盛で、親に内緒でやってるんですよね。その結果どんなことになるかという知識がないままやるもんだから、ものすごくひどい目に遭ったりするわけです。どんどんそういうものに子供をされせばいいと言っているわけじゃありません。ただ「無菌状態」はいかがなものかと思うわけです。最近「抗菌グッズ」が流行していますが、そのために菌に対する抵抗力が弱くなって病気になりやすくなったと聞いたことがあります。「無菌」の弊害ですね。

Wednesday, October 04, 2006

トンネルの先の光?

今まで「八時に起きます」とか「昨日働きました」とか、結構つまらない(失敬)ことしか言えなかった一年生。でもここ数日で動詞が相当入り、日常生活に関してかなりモノが言えるようになりました。今日は「(場所)で〜する」も練習したので、これから授業前のちょっとした会話も日本語だけでできるでしょう。今までつらかった...。

Monday, October 02, 2006

会食

同僚に誘われて、広島大学のN先生ご一行様とHell's Kitchenで会食してきました。日本の大学の先生って生真面目で冗談も通じないというイメージがあったのですが、N先生は非常に面白い方で、上手く言えませんが、柔軟な知性派っていう感じの方でした(真面目じゃないと言っているわけではありませんので、念のため)。N先生はブログを使った国語教育に取り組んでいらっしゃいます。私も日本語教育でブログを利用しようとしている者として、先生の実践に非常に興味があります。で、そういう話をしたのかというと、まあしましたけど、ほとんど関西やら漫才やら、全然別のことで盛り上がってました。N先生は私の実家近辺のことをご存知で(奥様が実家の近くにある大学のご出身だそうです)、いやはや、驚きました。しかも同席していたN先生の学生さんが、私のアパートのすぐ近くに住んでいることも判明。どこでどうつながっているかわからないものです。

N先生とお話しして1つ「?」だったこと。同僚が私の好き嫌いの多さに言及した時、N先生に「何がだめなんですか?」と聞かれたので、「タコ、イカ、エビ...においとテクスチャーがだめなんです」と言ったところ、この「テクスチャー」ということばにものすごく反応されていました。なぜでしょう...?そんなにヘンなことなんかなあ。

Sunday, October 01, 2006

ウェ〜ルカ〜ムトゥ〜

...ブルックリン。今日は先週と同じく友人のホッケーの試合を見に行くはずでした。「先週行けたし、もう大丈夫」って油断しました。乗り換え駅で先週乗った地下鉄の路線が今日は走ってないことがわかり、いつも持ち歩いている地下鉄路線図を見て周辺に行きそうな路線に乗ったんですが....全く正反対のブルックリンへ行ってしまいました...。気づいてみれば地上に出て橋を渡り、一気にブルックリンへ(涙)。とにかく降りて来た方へ戻りましたが、試合が終わっているであろう時間だったので、諦めて自宅に戻りました。乗車時間約2時間半。とほほ。

昔、友人がシカゴからデトロイトまで車で行こうと思ったら、いつの間にかウィスコンシンに行っていたという話を「大ボケやん!」って笑っていた私。 友人よ、すまん。同じ目に遭って、初めてつらさがわかったよ...。

Saturday, September 30, 2006

え?大学で?

今朝読売新聞を読んでいたら、面白い記事を見つけました。 秋田経済法科大学と系列の秋田栄養短大で茶髪とピアスを禁止する規則を設けたというニュースです。茶髪・ピアスをやめた学生には報奨金1万円を出すそうです。大学の理事長の服装や頭髪の乱れは大学や本人の評価につながるという考えからこういう規則ができたようですが、そこまでする必要があるんでしょうか?ステレオタイプはイヤですが、どうも「日本の管理教育」という言葉が思い浮かびます。大学はごまんとあるので、この大学に行かなければいいだけの話ですが、すでに入学している学生はどうするんでしょう?

で、当の大学のホームページを見てみたら、この規則の趣旨は社会に出ても恥ずかしくない学生を教育するのが目的で、今後その内容を検討すると書いてありました。ニュースになって文句の電話やメールが殺到したのでしょうか。

確かに人は見た目で他人を判断することが多いでしょう。しかし茶髪・ピアスを大学の規則で禁止することが「社会に通用する人間を教育する」ことなのでしょうか?こういうことに関しては、実際に社会に出て白い目で見られたりして、自分で経験するほうがよっぽど勉強になると思います。

でもなあ...。茶髪・ピアスが心の乱れ(?)って、いつの時代の話なんだろう...と、現在ピアス6つの元金髪教師は思うのでした。

Thursday, September 28, 2006

ちょっとお疲れ

今週で1年生はだいたい教科書5課分が終わり、時間や日付、そして「行く」「勉強する」「寝る」などの動詞を使った文を学習しました。最初の1週間ちょっとはひらがなと同時進行だったので大変だったようですが、もうだいたいひらがなも書けるようになって、つい最近初めての試験を終えました。

コースが始まってまだ1ヶ月弱ですが、すでに「できる学生」と「できない学生」の差は歴然としています。言語の勉強の仕方を知っていて要領よくやっている学生もいれば、1日に何時間もかけて予習・復習するのに、授業でも宿題でもできが悪い学生もいます。授業がどんどん進む中、後者の学生は既習項目が定着する間もなく新出語彙・文法に対処しなければいけません。砂の土台の上にむちゃくちゃ重い鉄筋コンクリでビルを建てている感じで、教える私もはっきり言って不安です。特に20人という大所帯を持つのは初めてで、思うように学生のケア(というか相手?)ができず、どうしたらいいのかわからないというのが本音です。

しかし学校教育という制度の中では、決められたスピードで突っ走ることが求められていて、それは私にはどうにもできないんですよね...。反面、遅れることはそんなに悪いことなのかなあと思ったり...。学生自身で目標を決めて、好きなスピードで勉強できたら一番だなあと思います(そんなことは自分でプログラムなり学校を作らなくてはできないでしょうが)。実は来週大学へ講演にいらっしゃるアムハースト大学の多和わ子先生はこの点で非常にすばらしい実践をなさっているとのことで、お話をうかがうのを楽しみにしています。

Sunday, September 24, 2006

ホッケー観戦


友人が参加するホッケーチームの試合を見に行ってきました。地元のホッケー愛好家で作るリーグがあり、そのプレーオフ。友人のチームは第4シードで、相手は第1シードだったのですが、なーんと6−3で勝ちました。点がなかなか入らない緊迫した試合もいいですが、バシバシゴールが入る試合もまたいいものです(これは自分が応援しているチームが得点する場合に限りますが)。写真は試合修了後、両チームが握手しているところです。

素人の試合ですが、リンクのすぐそばで試合が見られるので、プロの試合を3階席で見るのよりも迫力があります。私が見ていたところへパックが来て、両チームの選手がパックを取ろうとものすごい勢いで壁にぶつかった時は、仕切りがちゃんとあるにも関わらず自分に衝突するんじゃないかとビクッとして、思わずのけぞってしまいました。それぐらい、迫力があったってことです。

来週は決勝戦らしいんで、また応援に行こうと思います。そうこうしているうちにNHLのシーズンも始まって、ホッケーがたっくさん見られるようになるんですよねー。今年は何回かナマで見ようと画策中。今から楽しみです。

Thursday, September 21, 2006

学歴は関係ないのね

Forbesが発表した「アメリカの金持ち400人」のリストを見ました。庶民にとっては雲の上の人たちですが、ま、どんな人なんやろとリストを見てみたら、10人のうち5名が大学中途退学者。金儲けに学歴は関係ないんやなーと納得してしまいました。

確かにいくらいい大学を出ていたって、これから発展しそうな分野に目をつけたり、ヒット商品のアイデアがぱっと思い浮かんだりすることはないですもんねえ。洋服がずれ落ちないコンパクトなハンガーを考えついたアメリカ人の主婦も、一夜にしてお金持ちになりました。

私はそういうひらめきとかはないんで、お金持ちになるには宝くじを買うしか方法はないですね。うーん、それにはまず宝くじの買い方から勉強せねば。

試験よりもブログ

今学期初めての試験が来週に迫っています。私が教えている1年生は来週月曜日、2年生はその次の日です。2年生は新しい教科書で教えているため、全く過去問がなく、各講師が夏休みの間に作った「たたき台」を基に試験を作ります。私は2年生の試験担当で、ここ1週間、同僚の温かくも厳しいチェックを受けつつ、試験作りをしています。つらい、の一言につきます。

そんな中、楽しいのはやっぱりブログプロジェクト。今日2年生のクラスで「みんなのブログを1年生にも紹介しますからね」と言うと、学生は「おお〜」という感じで、なんかこう、がんばって書こうかなと思ってくれたようでした。私の1年生のクラスではまだブログはやっていないんですが、「1年たったら、こんなことが日本語でできるようになりますよ」というのを見せて、少しでも学生の励みにしてもらえたら...と思います。

それから、私の1・2年生間のつながりだけではなく、他の日本語学生のブログ(ヒロシさん、佐藤さん台湾のKazzさん)もどんどん紹介して、ブログがなければ出会うことがなかったであろう学習者同士のつながりが持てるようになればいいなと思っています。ヒロシさんが書いているように、学校単位ではなく、学習者個人個人が交流できるのがブログのいいところ。自分が面白いと思う、「ツボ」の合うブログの作り手を見つけて、どんどん教室の外へ出ていってほしいです。

Wednesday, September 20, 2006

最近のお気に入り


遅ればせながら、ポッドキャストにはまってます。職場へ行く時、そしてうちへ帰る時に聞いてます。主に日本のポッドキャスティングを聞いてるんですが、テレビでネタを見た時はそれほど...と思っていたスピードワゴン (SPW、写真) の番組が最近のお気に入りです。ラジオ番組のハイライトと収録後のトークが入っていて、はっきり言ってネタより笑えます(番組HPはこちら)。

SPWの有名なネタは「あま〜い!」(小沢(写真右)がくさいセリフを言い、井戸田(写真左)が「あま〜い」と言う)で、初めて見た時はしらけてしまったんですが、トークは「あま〜い!」とは全く違い、過激な話が多く、「やば〜い!」という感じでしょうか。イヤホンで聞かないと、きっと白い目で見られるだろうと思われるような話も多々あります。ポッドキャストはきっと放送コードがないから、ラジオで言えないようなことも言えるのでしょう(雨上がり決死隊のポッドキャストも一部すごいです)。酒が入った席でするような話を、世界中に発信できるポッドキャストはすごいなあ。

道でiPodを聞きながら、笑いたいのをこらえて歩いている日本人がいたら、無視してあげてください...。それはきっと私です。

Tuesday, September 19, 2006

すごいぞ!

何がすごいって、学生のブログです。はっきりいって感動しました。クラスメートのブログにコメントを書くこと、コメントをもらったら返事を書くことを、半分強制しているという側面はあるのですが、それでもそれぞれがブログでコミュニケーションをしている!しかも私の個人的なこのブログにもコメントを残してくれて...。正直、すっごくうれしいです。こうやって人間はお互いに関わり合い、影響を与え合い、そして変わっていくんだなあと実感しています。これからどうなっていくのか、楽しみです。

そうそう、同僚が1年生でやっているブログもすごいです。学生ってこんなこと、考えてるんやーってわかるのが、すごく面白い!迷っていたんですが、私も1年生のクラスでやることにしました。近日URL公開予定です。乞うご期待!

Sunday, September 17, 2006

うれしいこと

むちゃくちゃ恥ずかしかったんですが、学生がブログを開いた時にこのブログの存在を教えました。すると、私の学生がこのブログにコメントを残してくれたのです!私はそのポストでこの学生のことを書いたんですが、書いた時はなぜか学生が読むなんて思ってもみませんでした。学生のコメントを見た時は、とてもうれしかったです。と同時にちょっとくすぐったいような...。何て言ったらいいかわかりませんが、主に教室でしか「からむ」ことがない私と学生の関係が、ちょこっと変わったような気がしました。

Thursday, September 14, 2006

いよいよブログ開始

今日、2年生のクラスでブログを始めました。学生6人をラボへ連れて行き、クラスのブログに載せた指示を読みながら各自自分のブログを開き、自己紹介を書いてもらいました。それぞれのペースでやってもらったので、さっさと終わる人もいれば、日本語のタイプの仕方がわからず手こずっている人もいました。6人中、日本語のタイプの仕方を知っている学生が2人いたので、私は高みの見物で、知っている人が知らない人に教えるという形を取りました。

おとなしい学生が多いクラスなので反応が心配だったんですが、楽しそうにやっていたのでほっとしました。ある学生は日本語でタイプできることがうれしいらしく、満面の笑みで「楽しいです!」と言っていました(ま、この学生はいつもにこやかですが)。

トピックは何でもいいから、自分が伝えたいことを書くように言いました。このブログの目的は日本語で自己表現し、他者とコミュニケーションすることです。このブログを読んでいるみなさんも、よかったら学生のブログを読んでコメントしてください。

http://ninensei06.blogspot.com


の左側に、学生のブログのリンクがあります。よろしくお願いします。m(_ _)m

Wednesday, September 13, 2006

自由になりたーい

...別に監禁されてるわけじゃありません。念のため。私を今縛っているもの、それは教科書。教科書というのは何をどういう順番で勉強するかということが書かれている、非常に便利な本ではありますが、時にそれは鎖のように教師/学生をしばりつけるのではないでしょうか。新学期が始まって1週間ちょっと。あれもやらねば、これもやらねば、といった感じで授業を進めている結果、私自身がことばを使うコンテクストをおざなりにする傾向にあるのでは...と、ちょっと反省しております。

ある同僚はむちゃくちゃ柔軟で、やらなければならないことはきっちりやりつつ、いい意味で教科書を無視して授業を行っているようです。「教科書にはBは出ていないから教えない」「教科書ではA->B->Cの順番で出ているから」と考えず、「学生が知っていて損がないことは、どんどん教える」というスタンス。昔、恩師がよく「教科書はただのガイドで、どう教えるかは全部教師次第」と言って指導してくださったのですが、私はまだまだ青く、教科書という鎖にしばられたままのようです。ま、始まったばかりなんで、これから気持ちを入れ替えたらなんとかなるかな(←と、ひどく楽観的)。

Saturday, September 09, 2006

ブログをやってみよう

今日は会議の連続でした。職員会議で進行中のプロジェクトの話をしたんですが、私も同僚からアイデアをもらい(というか、ほとんどパクリ。Sさん、いつもシェアしてくれておおきに〜)、今学期は1年生と2年生のクラスでブログを取り入れる予定です。

1年生では英語もOKということで、ブログに日本語学習者としての思いのたけ(?)を綴ってもらおうかと思っています。2年生は日本語のみで自分が書きたいことを自由に書いてもらうつもりです。

日々の授業も大変で、どれだけブログができるかわかりませんが、学生が何を書いてくるのかを楽しみにしています。授業では時間がなくて話せないことってたくさんありますからねー。一体全体何を書いてくれるんだろう?

Wednesday, September 06, 2006

新学期

始まってしまいました...。新学期です。今年度は1年生と2年生の担当です。最初の1週間はいつもドタバタして大変です。特に1年生はまだ取るかどうかはっきりと決めていない学生が多く、学生の出入りが激しいんですよね。落ち着くまでしばらくかかりそうです。はあ。

1年生の場合、初日はどうしても英語で説明しなくちゃいけないことがたくさんあるんですが、私はこれが大の苦手。スクリプトを書いて全部読んでやろうかしらって思うぐらいです。今日も今日とてもごもごしてしまい、学生にはわかりにくかっただろうなあ。こういう時は「はい、昨日の復習です!」って言って、同じ内容をちょっと手を変えてするのです...。私の授業って「前日の尻拭い」で構成されているような気がする...。とほほ。

Thursday, August 31, 2006

すごいメンツのバンド

たまたまつけたチャンネルで、"Rock Star: Supernova"をやっていました。Supernovaというバンドのボーカルを素人から募るというリアリティー/コンテスト番組です。"American Idol"のバンド版みたいなもんですかね。普段見ないんで全然知らなかったんですが、Supernovaのメンバー3人を見て腰が抜けました。

Tommy Lee, Gilby Clarke, Jason Newstedがその3人です。この名前を見てびっくりした人はメタルファンですねー。Tommy LeeはMotly Crüeのドラム、Gilby ClarkeはGuns N' Rosesのギター、Jason NewstedはMetallicaのベースだった人。こんなメンツでバンドやるんですか...。しかもボーカルは一般公募。すごいなー。

メタルが下火になって久しいですが、往年の(?)人たちが新しいバンドやるってすばらしいです。どんな音になるのかな。来年アルバムが出たら、聴いてみようかと思います。

メタルつながりでもう1つ。先日"Gilmore Girls"というテレビドラマの再放送ですごい人を見ました。Skid RowのボーカルだったSebastian Bachです...(汗)。ロックバンドのメンバーという役だったようですが、"Gilmore Girls"に出るのか、バズ...。大阪城ホールで走り、雄叫び、"f**k"って言っていた人なのに...。時の流れを感じました。

Wednesday, August 30, 2006

憂鬱だ〜

何が「憂鬱」なのか?今は、降り続く雨。そして将来のことを考えなければならないという事実。

今日、移民法専門の弁護士さんに会いに行きました。日本人女性の方で、同僚に紹介してもらいました。ミッドタウンのすごーく家賃が高そうなビルにオフィスがあり、建物に入る時、緊張しました (^^;)。今日は初めてということで、申請の方法などについて大まかに説明してもらいました。約1時間ほどお話ししたのですが、手続きの煩雑さやお金・時間がかかるという事実にすでに辟易してしまった私。やっぱり私は外国人なんやなあと実感しました。

将来のことを考えると憂鬱になります。今死んでも悔いはないと常日頃思い、割と「今」を生きてるんで、将来を考えるのは面倒くさいって思ってしまうのです...。子持ちの同僚を見ていると、「ああ、他の人間の人生に責任持ってて偉いなあ」と思います。

Monday, August 28, 2006

ねぎらい表現

雨です。雨の日は何もしたくなくなります。ま、週末だからといって、いつも出かけているわけではないんですが。

さて、ヒロシさんの人気ブログ「もっと学ぼうニッポン」"「ご苦労様」vs「お疲れ様」 ねぎらい表現"という記事を読みました。文化庁の調査によると、目下には前者、目上には後者を使う人が多いそうです。ヒロシさんはこの考えに疑問を投げかけ、「行為が話し手(上記の2つの表現を言う人)にとって利益になるかどうか」で使い分けるという視点を紹介しています。

以前高校でアメリカ人日本語教師(T先生)と教えていた時、T先生に「ご苦労様とお疲れ様はどう違うの?」と聞かれたことがあります。当時は確か「誰かが自分に何かしてくれたら「ご苦労様」、一緒に何かしたら「お疲れ様」」と答えた記憶があります。今聞かれても、同じように答えると思います。つまり、今も昔も、私には目上か目下かで使い分けるという考えはなくて、文化庁の調査結果はとても新鮮でした。

で、思い出したのが、高校で教えていた頃、学生に「先生、ご苦労様でした」と言われたことです。教師と学生に上下関係があると考えるのは嫌いですが、まあ年齢を考えると教師である私が目上、学生が目下という状況で、学生は「私は日本語を教えてもらった、恩を受けた、だから「ご苦労様」」と言ったようです(表現はT先生が学生に教えました)。その時、私は「学生は先生にねぎらいの言葉はかけない」と言ったのですが、学生が私のことを思う気持ちを、不適切であったにせよ、自分が知っている限りの日本語で表現してくれて、心があったかくなったのを覚えています。

最後に「お疲れ様」で常日頃気になっていることを。仕事が終わり、「お先に失礼します」と帰る人に、「お疲れ様です」という人がいますが、とても気になります。間違っているとは思いませんが、私なら「お疲れ様でした」と言うかな、と。どうでしょうか?

Sunday, August 27, 2006

友人との再会

インディアナ時代の友人Nさんが仕事の都合で近所に引っ越してきたので、会ってきました。近所っていっても、公共交通機関を使って1時間かかるとこにいるんですが。実はNさんとはとても縁が深いようで、Nさんはつい最近まで私の日本の実家の近くに住んでいました。Nさんとまた「ご近所さん」になるとは思いもよりませんでした。

さて、Nさんのアパートは私が住んでいるところとは違い、とーっても「人が住んでいる」感のあるところでした。建物の高さが低く、フツーの「家」もたくさんあり、私にとってはほっとするような場所。Nさんのアパートは表は古いんですが、中は最近リモデルしたそうで、とてもすてきでした。私のアパートより家具があって、住み心地がよさそう。

近所には日本人が多いようで、日本人がやっている不動産屋、小さいスーパー、そしてレストランがありました。和食が恋しかった私たちは、昼ご飯は日本食レストランで塩さば定食をいただきました。そして隣の日系スーパーで買い物をし、その後ギリシャ系のカフェでお茶をしました。

久しぶりにNさんに会えて、うれしかったです。今度は私のアパートに遊びに来てくれるそうなので、案内できるように周囲の調査をしなければ。

Tuesday, August 22, 2006

疲れがどっと...

いろんなイベントが続いたからでしょうか、昨日と今日、あまり体調がすぐれません。鼻水が出るし、頭はぼーっとするしで、なんか年を感じます。平熱が低い私は、普通の人の平熱でも微熱があるみたいにぼーっとします...って、そういう解釈でいいんですかね?

一応仕事しに大学へ行きましたが、早々と切り上げて帰宅し、寝てました。ちょうど両親が熱をさますために頭にはるシートを日本から持ってきてくれていたので、今晩はそれを貼って寝ることにします。

Saturday, August 19, 2006

親孝行

両親が遊びに来ました。NYに3泊、シアトルに3泊。前にも書いた通り、とーってもリッチなホテルに泊まり、それはそれでよかったんですが、いやはや、人を案内するというのは疲れますな。

まず初日。午後着いてすぐ私の勤務大学散策→私のアパート→ヤンキースタジアムという予定だったのですが、スタジアムの席に着いたとたん、高所恐怖症の母がめまいがすると言い出し、結局ホットドッグを食べたたけでホテルへ。そう、Tierという(らしい)とても高いところの席だったのです。父よ、場所を確認してからチケットを買ってくれ...。

2日目の予定はガイドつきメトロポリタン美術館見学とミュージカル『ライオンキング』鑑賞。スケジュールを勘違いしていた私たちはもちろんガイドに会えず、仕方ないと思った両親はチケットを買って中へ。その後結局ガイドが見つかり、チケットを払い戻してもらって2時間ほどのツアーに参加。とほほ。疲れきった両親は『ライオンキング』の最中ちょこっとだけ寝る(汗)。面白かったですけど、点数をあげるなら75点。前半が長過ぎて、後半が色あせていました。でも『キャッツ』よりはよかったです。

3日目はこの旅行で初めてスケジュール通りにいき、1日バスツアーに参加。自由の女神を見たり、ロックフェラーセンターの屋上に登ったりしました。ロックフェラーセンターは当然高いんですが、「囲いがあるから大丈夫」とのたまう母。

4日目はとにかく早起きして飛行機に乗り、一路シアトルへ。今回の旅行の最大の目的である母のアンティークの買い物をすべく、フリーモントという町へ行きました。そしてなぜかそこで回転寿司を食べる私たち...。久しぶりの和食に父は喜び。アンティークを買えた母はもっと喜んでいました。

5日目はなんとレンタカーでポートランド近郊のアンティークショップが集まる町へ行きました。2年ぶりの運転で緊張し、道をたくさん間違えましたが、予定を1時間ほどオーバーして到着。途中父も運転したのですが、やはり曲がる時がくせ者で、右折の時に左車線に入ってしまいました...。その後はまっすぐの高速道路だけを運転してもらったのは当然のこと。

さて最終日はユニオン湖周遊のクルーズを楽しみました。ビル・ゲイツの家を見たんですが、思ったよりも小さくて驚きました。それから、"Sleepless in Seattle"でトム・ハンクス演じる男性が住んでいた水上住宅も見ました。いや、ただの水に浮いている家でしたけどね...。午後は有名なPike Place Marketへ行き、おみやげを購入。スタバ1号店にも行って、噂の変なマークも見てきました。

翌日、両親は無事日本へ帰り、私はNYへ戻ってきました。両親に電話したら、経由地のLAで荷物チェックで捕まり、別室に連れていかれたと言われびっくり。手荷物におみやげのロ○イン(育毛剤)を入れていたのをすっかり忘れていたそうです...。結局箱に入れて預けて、無事ロ○インも海を渡ったとのことでした。

...と、まあこんな感じで私の「親孝行」は終わりました。うーん、親孝行したのかな?

Friday, August 11, 2006

ほっとひと息...もつかの間

学会が終わり、これで休めると思ったら今度は両親が遊びに来ることに。そのお供で1週間旅行に出ます。現居住地にアパートがあるのにホテル住まいをします。「もったいない」と言ったのですが、「こんな時でもないと、お前はいいホテルに泊まれへんやろ」と言われ、結局私が折れました。確かに貧乏くさい私は、どこに行ってもできるだけ安いホテルに泊まりますが。

今回は東海岸と西海岸への旅行です。なんと西海岸では車を運転することに!最後に運転したのは2年前の夏...。運転は体が覚えていると言いますが、ほんまにそうなんでしょうか。輝かしい(?)事故歴を持つ私としては、不安で仕方ありません...。

Monday, August 07, 2006

学会は大変だ

勤務校で大規模な学会がありました。今回は裏方に徹し、テクノロジー担当として働きました。準備に2年かけたのですが、やはり当日は予期せぬ出来事が起きるもの。特にテクノロジーに関してはトラブルが重なり、ちょっと冷や汗が出た場面もありました。一番困ったのは、ラップトップをプロジェクターにつなげても、画面にうつらないというケース。何回かあって、これにはまいりました。私もよくパワーポイントを使って発表するので、不測の事態に備えていつもバックアッププランをたてておかねば、という教訓になりました。

2日あった学会は大盛況のうちに終わり、ほっとしたというのが正直な感想です。見たかった発表が見られなかったのが残念ですが、仕事なんでしかたないです。今度は2年後に韓国であるそうなんで、発表者として出たいなあ。

Friday, August 04, 2006

アメリカに帰る

アメリカに戻ってきました。伊丹ー成田ーオレゴン州ポートランドーニュージャージー州ニューアークという経路で、結局自宅に着いたのは現地時間4日午前1時。全線ビジネスクラスで快適のはずが、なぜかくたくた。経由地の多さと待ち時間の長さが原因でしょうが、それにしても体力落ちたなー。もういい年ってことですかね...。

Saturday, July 29, 2006

終了!

昨日期末試験があり、今日2ヶ月の夏のプログラムが正式に終了しました。午前中は修了式、午後は送別会がありました。最初はどうなることかと心配でいっぱいでしたが、終わってみればあっという間の2ヶ月でした。送別会では学生から花束とメッセージ入りのうちわをもらい、感極まって泣いてしまいました...。みんな日本語が大好きで、すばらしい学生でした。もう二度と会えなくなるかもしれないと思うと、本当に悲しい気持ちになりました。でもきっといつか会える日が来ると信じて、みんなの今後の活躍を祈りたいと思います。私も「私はあの深井先生に日本語を教えてもらったことがある」と自慢してもらえるような一人前の教師にならなければ。がんばるぞー。

Monday, July 24, 2006

同窓会&観光

私が帰国するといつも会う友人がいるんですが、その友人が週末金沢に遊びに来てくれました♪今まで全然金沢観光していなかったので、ここぞとばかり観光しました。土曜日は武家屋敷跡と尾山神社へ行きました。その後居酒屋とファミレスで語り明かしました。

そして日曜日は、和菓子体験でほんまもんの職人さんの指導を受けて、用意されたあんを使って和菓子を3つ作りました。写真は私が作った和菓子です。それからガイドつき忍者寺(本当の名前は妙立寺)見学へ。ここはとても面白かったです。内部構造がとても複雑で、ガイドさんなしでは絶対迷子になるようなところ。途中でどこにいるのかさっぱりわからなくなってしまいました。ちなみにこのお寺は別に忍者とは全く関係ありません。ただ隠し部屋がたくさんあって、わかりにくい構造になっているのです(表からみたら2階建て、中に入ると4階7層構造)。でも「忍者寺」は登録商標だそうです。

同窓会もできたし、金沢観光もできたし、言うことなしの週末でした。あ、週末はこれで最後です。いよいよラスト1週間。がんばるぞー。

Wednesday, July 19, 2006

Oh, s**t

今日、面白いニュースを見ました。ブッシュがサミットの席でレバノンによるイスラエル攻撃を"s**t"って言ったそうです。「クソ」って。たまたまオンになっていたマイクが昼食会でのブッシュとブレアの会話を拾っていて、日本のニュース番組が流してました。あらら〜。アメリカでも流れていたなか。

Sunday, July 16, 2006

相撲見学

連休初日です。今日は課外活動の一環で、学生と一緒に地元高校の相撲部の練習を見学してきました。実は見学だけではなく、体験もありました。もちろんやったのは男子学生。希望者を募ったところ、事前に3人、そして当日1人が参加することになりました。

相撲には全く興味がない私ですが、間近で真剣に練習している力士(の卵?)を見るのは面白かったです。土俵のそばには神棚があったりして、一応神聖なもんなんやな〜と思いました。

さて、4人の学生ですが、しっかりまわしをしめてストレッチから土俵での取り組みまで、全部させていただきました。肉がついていないのでまわしがあまりサマにならず、途中でゆるんでくるのです...。ちょっときわどい時もありました(汗)。でもそれなりに一生懸命がんばり、また手加減していただいたということもあって、結構勝ってました。自分の学生が勝つのを見るのはうれしかったです。

Friday, July 14, 2006

後半戦始まる

今週の月曜日に後半が始まりました。新聞記事、俳句、詩、小説など、バラエティーに富んだ教材を使っての授業が始まりました。始まったとたん、長時間労働です...。授業の準備と宿題の採点に予想以上に時間がかかり、寝るのがいつもより1時間以上遅くなってしまいました。学生のほうもかなりくたばっていて、休み時間に机につっぷして寝る学生も出る有様。

今日は恐れていた俳句の授業がありました。小中高と国語が嫌いで、高校は理系コースにいた私。俳句の鑑賞は大の苦手で、どうしたらいんだろうと困り果てていました。去年の先生の教案や主任の先生のアドバイスを元に(というか、ほとんどそのまま)授業をしました。何とか俳句鑑賞が終わったと思ったら、次は短歌、そして詩...。受難は続く。

Friday, July 07, 2006

うめだ花月最高

朝8時の高速バスで4時間半かけて実家に帰省。今回の帰省の最大のイベントはうめだ花月に行くことでした。たまたま中休みの間に私が好きな漫才師がうめだ花月に出るとわかり、友人を誘って行ってきました〜。「スタンダード」という2800円のチケットで、漫才と新喜劇風の芝居を見てきました。なんと最前列!ほとんど真ん中で、芸人が近くで見れてうれしかった〜。

ちなみにお目当てはサバンナ、シャンプーハット、そしてメッセンジャー。サバンナはコントのコンビですが、今回は漫才でした。ネタはまあ面白かったんですが、それよりも高橋くんのボタンダウンのジーンズのボタンが見えて、「え?もしかしてあいてる?」っていうのが気になってしかたなかったです...。シャンプーハットはいつも通りのこいちゃんがアホなことを言って会場が笑い、てつじが「こいちゃんのこと、笑うなー!」という「てつじはこいちゃんが大好き」ネタでした(わかる人にしかわかりませんね...)。そしてメッセンジャー。黒田のボケ方がたまらなく好きな私。思いっきり笑いました。友人は「黒田の耳、ほんまに切れてたー!」って喜んでました(黒田は昔、むちゃくちゃ貧乏で、ねずみが出る家に住んでいて、寝ている時にねずみに耳をかまれたそうです)。

漫才とコントを満喫し、関西人でよかったと思った1日でした。今度はbaseよしもとで笑い飯と麒麟が見たいなー。

Thursday, July 06, 2006

前半戦終了!

前半が終わりました!『千と千尋の神隠し』を使った全く新しい教材で教えるという過酷な内容...といっても、主任の先生が教材を全部準備してくださったので、私は主任の先生ほど大変じゃなかったんですが...(汗)。最初はアニメ嫌いの学生がいたらどうしようと心配していたのですが、フタを開けてみると教師の心配をよそに割と盛り上がりました。最後に「私はファンタジーが嫌いです」という学生はいましたけどね。でも学生は日本人が読むものを読むことができて、よかったと思っていたようです。

それにしてもずーっとカオナシだの湯婆婆だのってずーっと話していたので、話すネタがすべてそこにつながっていく...。これから実家に戻り、ちょっと頭をリセットします。

Wednesday, July 05, 2006

「お笑い」を教える

毎日1時間目に学生一人が日直として自分が関心があることについて話すのですが、先日日直当番を決めるのをすっかり忘れていて、学生のリクエストで私がその役をしました。で、その場で思いついたトピックが「お笑い」。アメリカのstand-up comedyと漫才の違いを話しつつ、漫才には「ボケ」と「ツッコミ」という役割があるということを教えました。ありがたいことに学生は興味津々で、「どこで見られる?」「誰が面白い?」などいろいろ質問してきました。こりゃ見たほうが早いだろうと思い、3時間目の最後にちょっと時間があったので、手元にあった「M-1グランプリ2003」のフットボールアワーのネタ「結婚記者会見」を見せました。このネタには「じゅうたん」「牛タン」が出てくるのですが、学生の何人かはそのあたりがわかったようで、笑ってましたねー。わからなかった学生も辞書で言葉を調べて理解したようで、後で笑ってました。私はJay LenoやJerry Seinfeldのジョークがわかった時、本当に英語がわかったーって思った経験があります。私の学生にも漫才を見て笑えるようになってほしいです。

フットボールアワーのネタが終わった後、どちらがボケでどちらがツッコミか聞いてみました。...学生、わかってました。お笑い万歳!

Tuesday, July 04, 2006

スピーチコンテスト

今日の午後、スピーチコンテストがありました。これは前半のハイライトです。2年生の部(6人)と2.5年生(3人)と3年生(4人)の部にわかれて、代表者がスピーチをしました。1か月弱でここまで日本語の力が伸びるのかと、学生の成長ぶりに感動しました。自分が伝えたいことを知っている日本語をフルに使って伝える姿はすばらしかったです。トピックによっては今回の審査員にはウケないものもあったようですが、スピーチはやはり伝えたいことを伝えなければ意味がないと思うので、トピックが何であれ自分の言葉で語るということに意味がありました。それにしても1週間で準備したとは思えないできばえでした。

スピーチの審査結果を待つ間(講師が手で計算していたんですが...)、学生の余興がありました。ベリーダンス、歌、スキットの豪華3本立て。審査結果の集計をしていたのでほとんど見られなかったので、あとでビデオを見るつもりです。

Saturday, July 01, 2006

スピーチ大会予選

来週の月曜日にスピーチ大会があります。今日は学年別予選がありました。今週の月曜日に下書きを出させ、直したものを水曜日にまた出させるという大急ぎの準備で予選が行われたわけですが、まあ学生のすばらしいこと。ほとんどの学生がある程度スピーチを暗記してきていました。私にはできひんわ〜と感心しながら、「審査員」をしていました。

トピックは多岐にわたり、個性が出ていて面白かったです。私が一番気に入ったのは「和菓子」というトピックでスピーチをした学生の最後の文です。「洋菓子は食べ物。和菓子は美術品」。体言止めで印象に残る一文でした。

予選通過したのは「金沢弁について」「援助交際について」「アメリカの公立校の語学教育の問題」、そして自分の引っ越しの経験に関するスピーチ「新しい家」の4つ。来週の月曜日はいよいよ本選です。誰が優勝するのか?!

Thursday, June 29, 2006

ホストファミリー懇談会

今日は午後、ホストファミリーとの懇談会がありました。希望者のみの出席でしたが、それでも私が担当する3年生の学生16人のうち、10人の学生のホストファミリーが出席しました。学生への文句が出るのかなーと思っていたのですが、ホストファミリーからは学生称賛の言葉ばかり。出てきたネガティブ(?)なコメントは「とても静かなので心配なんですが、友達はいるのでしょうか」とある学生が「洗濯物をためこむのはちょっと困る」ということだけ。洗濯物に関しては、きっと1〜2週間洗濯物をためて一気に洗濯するという方式に慣れてしまっているのでしょう。

概ねホストファミリーとは良好な関係を築いているようで、安心しました。さすがアイビーリーグの大学がやるプログラム、お行儀のいい学生が集まっているようです。

Monday, June 26, 2006

富山で勉強

富山であった日本語教育の先生方の研究集会に行きました。金沢で一緒に教えている地元の先生方もいらっしゃっていて、現地でお会いしました。いやー、みなさん勉強熱心ですねえ。

研究集会のトピックは実践研究ということで、教師が自分が疑問に思ったことを現場で調べ、それを他の日本語教師とシェアするということについていろいろな発表がありました。私は常日頃現場(実践)と研究(理論)を両立させないとだめだと思っているので、こういうトピックは好きです。「理論の実践化」(theory into practice)は研究手法の客観化やデータ処理の適切さを重視しがちで現場の教師には敷居が高いので、「実践の中の理論」(theory in practice)がよいというお話でした。納得する部分もありますが、難しそうだからという理由で「理論の実践」を避けるのは残念だと思いました。やはりしっかりとした研究というのは説得力があります。実践研究というか事例報告は「こんなん、やってみましたー」だけで終わってしまう、という批判もありますが、やはりそれなりに研究手法を考慮すればいい研究ができるんではないかと思いました。

それからアメリカでは当然のようになされる調査参加者への配慮というか、"human subjects"に関することは全然出ませんでした。アメリカの大学では人間を使って研究を行う場合、必ず研究手順を参加者に伝えて、参加することによるメリット・デメリットを説明しなければなりません。日本ではこのプロセスがすっぽり抜けているようです。教師は学習者にとって「成績」という刀を持った「権力者」であり、研究に協力しない学習者には不利益になるような状況を作り出すことができるという認識が必要なのではないでしょうか。

発表内容のほうはスピーチ指導あり、読解指導あり、発音指導の教材ありなど、多岐に渡っていました。自分の授業の中で実際に使ってみようというアイデアもあり、よかったです。

研究集会の後は同僚と大学時代からの友人と夕食を食べました。富山は魚がおいしい!去年も食べたホッケを再びいただきました。実はこっちのほうがメインイベントだったりして。

Saturday, June 24, 2006

小学校訪問

今日は学生が地元の小学校を訪問しました。英語教育に力を入れている公立小学校へ行き、2人1組で1年生から6年生までの各クラスへ行って児童と一緒に英語で交流するという企画なのですが、久々におおっぴらに英語をしゃべってもいいということもあってか、学生はとても楽しそうでした。

学生はわかりにくい子供の英語に一所懸命耳を傾け、各学年が企画したイベント(日本の遊びを一緒にやる、英語で絵本を読む、日本食を作るなど)に参加していました。その姿にちょっと目がうるんでしまった私。いつもは無表情の学生(少ないですが、そういう学生もいます)が笑っているのを見るのはうれしいものです。習った英語を一所懸命使ってコミュニケーションを取ろうとする児童を見てどう思ったのかな〜。日本語を学ぶ自分たちの姿を重ねたりしたんでしょうか。

無事3週目を乗り切り、ほっとした私は、夜同僚とカラオケへ行きました。途中何人もの学生に会ってびっくり。週末を新しい友達と過ごしたようです。能登旅行以来、学生同士が仲良くなったようで、よかったです。

Thursday, June 22, 2006

陶芸教室2

今日は陶芸教室の2回目でした。削って茶碗の形にする作業をしたのですが、これが大変!800グラムの茶碗を半分の400グラムにしなければならなかったのですが、削りすぎて穴をあけたらどうしようかと思うと大胆に削れず、ちまちまちまちま...。結局先生に手伝ってもらい、2時間近くかかって完成させました。悲しいかな、学生のほうが上手なんですよね〜。形もいいし、さっさと作業を終えるし。私は最後の3人のうちの1人でした(笑)。でもね、あと1回行けば、きれいな茶碗ができあがる...はず。

Wednesday, June 21, 2006

個人面談

今週の金曜日に学生のホストファミリーと懇談会があるので、その準備として学生と個人面談をしました。「ホストファミリーとの関係はどうか」「授業はどうか」など、約10分の面談でしたが、学生一人一人と話せてよかったです。成績が芳しくなくて心配していた学生がいたのですが、本人はいたって楽しんでいるということがわかり、安心しました。日本語は趣味だそうで、成績は悪く言うと「どうでもいい」。じゃ、楽しんでもらおうという思いが強くなりました。勉強って楽しくなきゃ続きませんよね。学生に日本語の勉強は楽しいと思ってもらえるよう、より一層がんばります。

Monday, June 19, 2006

能登旅行

土日と能登へ一泊研修旅行へ行ってきました。土曜日の朝、学生全員と講師・スタッフで60人ほどが2台のバスに乗り込み、いざ能登へ。2年生が1台、2.5年生と3年生が1台というふうに別れ、車内では学生がガイドになり、訪れる場所について数分の発表をしました。源平合戦をスキットでする学生がいたりして、とーっても面白かったです。


土曜日は千里浜、気多大社、巌門、日曜日は輪島の朝市、総持寺、そしてキリコ会館へ行きました。どこも楽しかったんですが、一番よかったのは宿泊先のホテルでのカラオケ大会でしょうか。宴会場のような場所でやったんですが、いやー、すごかった。いつもは静かな学生がマイクを握ると別人になることが発覚。声を張り上げ、踊り、歌うわ歌うわ約2時間。クイーン、セリーヌ・ディオン、平井堅、井上陽水、トトロ、マドンナなどの歌を歌ったんですが、最後はSMAPの「世界に一つだけの花」の大合唱でしめました。写真は「カラオケに群がる学生」です。

一応最初は修学旅行の引率の先生の気分でしたが、初日の途中からすでに学生と一緒に観光客気分で、ほんまに楽しかったです。学生と一緒に能登の歴史を学び、温泉に入り、歌を歌い、とても充実した週末でした。また行きたいな〜。でもいろいろアレンジしてくれた受け入れ側の石川県関係者は大変だったと思います...。皆様、どうもありがとうございました!

Saturday, June 17, 2006

金沢のテレビ

どーでもいいことを1つ。金沢のテレビってパチンコ店のCMがやたらめったら多いです。地元の京都では多分ゼロなので、最初びっくりしました。先輩先生によると、金沢は漁師の町で、漁師さんはパチンコが好きだからだそうです。店はそう見ないのですが(多分京都のほうが見る回数が多いかも)、CMはすごい数です。

Friday, June 16, 2006

大学訪問

今日の課外活動は大学訪問。プログラムの学生は同級生と講師、そしてホストファミリーとその知り合いとしか交流がないので、この大学訪問は同年代の日本人と知り合える絶好のチャンスです。授業後すぐにバスに乗って大学へ行きました。キャンパスは山の中にあり、個人的に山奥にある自分の出身大学(O阪G国語大学)を思い出しました。バスが停まる所までそっくりだった...。

総合大学だけあってキャンパスは広く、とてもきれいでした。到着してまず昼食会。学生一人一人に大学生のエスコートがつき、昼食会で自己紹介。同年代の日本人と楽しそうに話す学生を見てうれしくなりました。昼食会の後は大学の先生による講義、金箔を使った絵はがき作り、そしてアカペラサークルによるコンサート。3時間ほどの訪問の間に盛りだくさんの内容でした。小雨が降るあいにくの天気でしたが、学生にはとてもいい経験だったようです。帰り際連絡先を交換し、すでに遊びに行く約束をしていた学生もいました。こうやって交流の輪が広がっていけばいいと思います。

Thursday, June 15, 2006

陶芸教室


今日の午後は学生23名と一緒に課外活動の1つ、陶芸教室に行ってきました。抹茶茶碗を作る3回シリーズの第1回で、今回は土を大まかな茶碗の形にするところまでしました。学生は先生の話に熱心に耳を傾け、一所懸命茶碗作りに励んでいました。先生のお話によると、ちょうどいい重さというのは母親の乳房の重さだそうですが、その話を聞いた学生の盛り上がりようといったらすごいものがありました。なんか恥ずかしがっていたんですよね〜。女性の胸の話って、たとえ母親のでも顔を赤らめるようなことのようです。茶碗作りも楽しかったですが、学生の赤い顔が印象深かったです。

Wednesday, June 14, 2006

初試験

初試験がありました。さっそく採点したんですが、さすが優秀な学生が集まっています。みんな割と高得点。そりゃ中にはCレベルの学生もいましたが、それは例外。ほとんどがAでした。クラスでできるなーって思っていた学生がBプラスぐらいだったり、あんまできないなーっていう学生がAだったりして、評価の難しさを実感しました。

Tuesday, June 13, 2006

新しいクラス

さあ新しい1週間の始まりです!今日、新しい学生を担当することになりました。3年生は8人ずつの2クラスにわかれているのですが、クラスを入れ替えて学生全員のことを知ろうということで、本日のクラス交代ということになりました。新しい学生もこれまた優秀。未熟な先生(=私)に一所懸命サポートしてくれました。なんか学生が勝手に勉強してるって感じです...。

明日は初めての試験です。その結果をもとにまたクラス替えをする予定です。みんな今ごろ必死で勉強してるんだろうな〜。がんばれー!

Monday, June 12, 2006

お休みもお仕事

今日は日曜日にも関わらず、仕事しました。朝は6時ごろガキどもの騒ぐ声で起こされ、「うるさい!」と怒鳴ること2回。それでも根性で9時ごろまで寝て、2時過ぎまで部屋で仕事。それから職場に移動して仕事。でもね、仕事ばかりでもツラいんで、ちょっと息抜きをさせていただきました。何って?「2003年M-1グランプリ」のDVDを見たのです〜。たまたま近所の古本屋にあって、衝動買いしちゃいました。漫才万歳!漫才が教材にならんかなーと思う今日この頃。

Sunday, June 11, 2006

百万石祭り

今日は金沢で一番のイベント・百万石祭りのパレードの日でした。滞在先のホテルの目の前を通るということで、ホテルの従業員のみなさんと一緒に見物しました。しかも沿道の見物人を尻目に、ルートに面したホテル内の喫茶店から。全面ガラス張りで長めは最高!

百万石祭りパレードは加賀藩藩主だった前田利家が加賀の地に来たことを祝うものです。前田利家が登場するのは一番最後で、その前には鼓笛隊の行進やお松の輿入れなどがありました。毎年有名人が前田利家に扮するのですが、今年は高嶋政宏でした。白い馬に乗って鎧を来て登場したのはよかったんですが、馬が興奮していたようでちょっと行進するのに手間取っていました。

高嶋政宏がナマで見られたのもよかったですが、私個人的には桂小枝が見られたほうがうれしかったです。なぜか桂小枝が来ていて、ホテルの目の前を通ったのです!いつも「探偵ナイトスクープ」で見ていた小枝をガラス越しですが生でみました!「小枝や!!」って興奮して騒いでしまい、周りの方々を驚かせてしまったようです...。

Saturday, June 10, 2006

ご褒美

ああ、やっと週末です!1週間、何とか乗り切りました。今日もつつがなく授業が進み...と言いたいところですが、2時間目に使う会話のテープを準備していないことに1時間目に気づき、休み時間中にあわててテープとプレーヤーをクラスに持ってきて、話しながらテープの頭出しをする始末(汗)。学生のみんな、ごめんなさい...。

でもまあ1週間無事終わったということで、他の先生方と一緒に金沢でも評判の回転寿司の店へ行ってきました。店の名前は金沢まいもん寿司。お店のサイトはココ→http://www.maimon-susi.com/ さすがに市場が近い店だけあって、おいしかったです。そして食べるわ食べるわ...(汗)。お皿の数は恥ずかしくて言えません。ははは。

今週末は洗濯して、来週の準備をして終わりそうです。見るお笑い番組もないし...。あ、でもさっきTOKIOの番組で一瞬だけ麒麟を見ました!うれしかった〜。川島最高!

Thursday, June 08, 2006

仲間を作って外に出よう!

今私が教えているプログラムでは、毎日昼食の時間にランゲージテーブルというものをしています。これは教室を1つ解放して、学生や先生が日本語で話しながら一緒に昼ごはんを食べるというものです。今日は私も参加したんですが、ほとんどの学生が来たようで、満員御礼でした。まだプログラムが始まったばかりで仲間を作っている最中なんでしょうか。こういう場で友達になって、どんどん外に出ていってくれたらいいなと思います。遊びに行ってそこで新しい人間関係を作ってほしいです。イタリアに1ヶ月語学留学した時、私はそういうことができませんでした。今考えるととてももったいないことをしたと思います。私が教えている学生には、恥ずかしがらずにどんどんプログラム外の友達の輪を広げていってほしいです。そこに私たち教師が教えられないこと、提供できない経験があるはずだから。

Wednesday, June 07, 2006

怒濤の1日

怒濤の1日でした...。まず1時間目(60分)に小テスト、文法3つ導入、そして会話と速読。2時間目(50分)は会話、文法4つ文法は「れる/られるを使った尊敬語」「Xと言うよりY」「〜より仕方がない」「〜する/できるように」「せめて」「こそ」「どんな〜でも」。ものすごいでしょう?1つにかけられる時間はせいぜい10分。でも、このうちいくつかはすでに導入済みだったので「はい、もう勉強しましたねー」と言って例文をいくつか言ってもらうだけですみました。

それにしても中級の文法は難しいです。ひたすら例文を提示し、それをもとに学生にも例文を作ってもらうんですが、学生は何を言い出すかわからないので、ちょっとまずい例文を言った場合に何がまずくてどうやって直せばいいのかをとっさに考えるのが難しい!今日焦ったのは、

A: いい辞書を買ったそうですね。高かったでしょう?
B: ええ、でも高いと言っても、金沢で買いました。

「言っても」の後はあまりよくないことがくるわけですが、そう言うと学生は「使いにくいです」などと言いました。うーん、ちょっと違う。焦りつつ私が出した例文は「高いと言っても1万円でした」。「1万円は高いけれども、すんごい高いわけでもないでしょう?」と言ったら、学生は納得してくれましたが、あー、焦りました。

こういう状況になった時にさらっと例文が出せるようにならないといけませんねー。まだまだ修行が足りません...。

授業の後は学生全員と兼六園へ行きました。時雨亭で抹茶をいただき、石川の伝統工芸を展示している場所を見学し、片町で買い物と食事をして仕事に戻りました。昨日、明日木曜日の準備をしておいてよかったです...。もう疲れきって仕事になりませーん。って、まだ採点が残っているんですが...。はあ、テレビ見ながらやるか。

初授業

いよいよ授業開始です。1日3時間ある授業のうち、私が担当するのは2時間。今日は初日ということで、コースの説明と自己紹介でほとんどの時間を使いました。3年生ともなるとやっぱり名前と年齢だけではなく、出身地を詳しく説明したり、日本語を勉強する動機を話したりしました。大学のアカペラグループに所属している学生、政治問題について話すのが好きな学生、惑星の研究がしたいと思っている学生など、カラフルな学生が揃いました。メタル好きな学生もいて、ちょっとうれしかったです。私自身の自己紹介の時、「メタリカはやっぱりブラックアルバムが最高ですよねー」と、わかる人にしかわからない話で盛り上がってしまいました(^^;)

それにしても1年生レベルの日本語でばかり話していたので、3年生レベルで話すのが難しいです。ゆっくり話さない、英単語を使わない、など気をつけることが多く、しかも関西弁を出さないようにしなければならず、授業が終わった時にはヘトヘトになってしまいました。これから毎日こういう生活が続くんですよねー。はあ、ため息...。

Tuesday, June 06, 2006

クラス分け

いよいよ夏期集中日本語プログラム、始動です。今日は話す試験と作文の試験があり、すでに受けた文法に関する試験の結果と合わせてクラス分けをしました。1人10分の話す試験で自己紹介やロールプレイをしたのですが、いやー、学生は緊張していましたねえ。「とって食わないから大丈夫よ」と言いたかったぐらいです。ロールプレイの1つに「誘いを断る」というのがあったんですが、私は意地悪をして「土曜日だめ?じゃ、日曜日は?」なーんて言ってみました。学生にはとにかく断れという指示を与えていたので、学生は言い訳を考えるのに必死だったようです。「日本語の授業はとーっても大変で、宿題がたくさんあるから...」というのが一番よく使われた口実でした。ま、実際大変なんですけどね。

私が教える3年生は計17名。それを2クラスにわけました。今週1週間1つのクラスを教えて、来週はもう1つのクラスを教えます。いよいよ明日から授業です。自己紹介など軽いメニューですが、今から緊張しています。アホなことを口走らないようにせねば。

Monday, June 05, 2006

ごた〜いめ〜ん

今日はホストファミリーの説明会の後、学生とホストファミリーが会う日でした。私たち講師はホストファミリーへの自己紹介をかねて、ホストファミリーへの説明会に出席しました。お子さんのいる方、子育てを終えた感じのご夫婦、いろいろな方がホストファミリーをしてくださるようです。説明会の間、学生は会場の外で待っていたのですが、自分の名前が呼ばれてホストファミリーが現れると、緊張した顔で「よろしくお願いします」と挨拶していました。「ああ、初日は大丈夫かしら」と気分はすっかりお母さんの私。

今回のプログラムには総勢44名の学生が参加しているのですが、そのうち43名がホストファミリーと初めて対面しました。そう、1名会場に現れず。すでに来日していて、関西方面を旅行している「らしい」という情報があるのみで、一体どこにいるのやら。何かトラブルに巻き込まれているんじゃないかと心配です。

Sunday, June 04, 2006

金沢ってステキ

昨日昼前に部屋にいたら部屋の掃除の邪魔をしてしまったようなので、同僚と一緒に金沢の繁華街見物に行ってきました。近江町市場と片町へは滞在先から近く、てくてく歩いて行きました。京都や大阪と違って、町のきれいなこと!こじんまりとしていてなおよし。都会があまり好きではない私には、ちょうどいいサイズです。

同僚も私も経済感覚がとーっても発達しているので、行くのはもちろん百均のダイソー(笑)。金沢に来てまでダイソーかとお思いかもしれませんが、ちょっとしたものが必要になるのです...洗濯ネットとかね。で、お買い物して昼ご飯を食べようということで、近江町市場へ。ここは新鮮な食材が集まる金沢の台所で、京都の錦市場みたいな所でした。生魚のにおいがぷーんとして、食欲をそそられました(こんな感想を持つのはアジア人だけだと同僚は言ってました)。で、昼食は当然のごとく魚。おいしい塩サバ定食を食べて、りんごを買って、満足度100%で帰りました。

明日はいよいよ学生とご対面です。久々にスーツを着て出勤です。肩こるなあ。

Saturday, June 03, 2006

顔合わせ

今日、顔合わせで先生全員とお会いしました。私が教えるプログラムはアメリカから派遣された講師が2時間、日本で教えていらっしゃる先生方が1時間教えるという形をとっています。前期・後期合わせると、教師の数は総勢16人。そのうち15人が集まりました。そのうち男性1人。いやー、日本語教育は女の世界です。

今日は細かい授業の話はなく、コースの大まかなスケジュールや学生が到着してからのスケジュールなどの説明を受けたりしました。そう、私は説明を「受ける」側。なんたって初めてですからねー。若葉マークです。これから2ヶ月、他の先生方に迷惑をかけながら何とか授業をしていくことになります。月曜日はプレースメントテストがあり、本格的な授業は火曜日からです。このブログで途中経過を報告しますんで、お楽しみに(?)。

Friday, June 02, 2006

出稼ぎに来ました〜

ぼけーっとお笑いDVD/ビデオを見ていた日々にさよならし、出稼ぎ先の金沢にやってきました。実家のある京都から雷鳥で2時間強。ゆうべも深夜遅くまでお笑い番組を見ていたので、眠くて眠くて道中ずーっと寝てました。で、着いたら金沢です。去年1日だけ遊びに来たんですが、兼六園とおいしい麩料理の店に行っただけでした。今回は色々な所に行きたいなーと思うんですが、どうなることやら。

Monday, May 29, 2006

日本経済に貢献(?):その2

昨日に引き続き、散財モード。今日は京都市内でデパートへ。お目当ての靴を買いました。もちろんアメリカにも靴はたくさんありますが、デザイン、サイズ、値段においてすべて満足のいく靴がないのです。ま、安い店にしか行かない私が悪いんでしょうが…。アメリカにいると生活モードに入っていて、30ドル出すのもおしいんですが、日本はなんとなーく特別。やはり休暇中に帰ってきているということもあって、あまりお金をつかうということにシビアになりません。で、ヒールの靴1足、サンダル2足、計4万円買うてしまいました…。これでも39足持っている同僚にはかないません。

Sunday, May 28, 2006

日本経済に貢献(?):その1

大学時代の友人とその彼氏と会ってきました。待ち合わせ場所に早く着いたので、近くの大型書店でお買い物。来学期からやるプロジェクトに備えてウィキのマニュアル本を買ったんですが、同じコーナーにブログ関連の本が山のようにあってびっくりしました。ブログって本を読んでやるもんだったのか…。

で、メインイベントの友人・Mちゃんと彼氏Sくんと再会→昼食会。Mちゃんは私が一時帰国するたびいつもおいしい店に連れて行ってくれます。今回は和食90分食べ放題の店でした。高野豆腐と湯葉の煮付けから近江鶏のからあげ、かぼちゃのプリンまで品数がとても多く、食い意地のはった私は相変わらずてんこもりで食べてしまいました…(汗)。



90分ぎっちり食べたあとは腹ごなしに買い物へ。まず阪神百貨店で8月出産予定の友人へのお祝いを購入。そして阪神百貨店に来たんやったらタイガーズグッズの店に行かなあかんやろ〜ってことで、8階の店へ。ピンクのユニフォームやらトラ柄の帽子やらいろいろありましたが、私が買ったのは携帯ストラップ。…あ、私の携帯、ストラップつけるとこなかったんやったわ…。

その後、タワーレコードへ行きました。今、日本でどんな音楽がはやってんのかな〜と思って行ったんですが、足が向かったのはお笑いDVDコーナー。さんざん悩んだあげく、買ってしまいました…「うめだ花月2周年記念DVD」。これでアメリカに戻ってもお笑いのセンスを維持できます(?!)。

と、日本に帰ってから初めての土曜日はちょっと散財してしまいました。写真は「戦利品」(?)です。いいんです、これで日本経済が活性化されるのであれば。

Thursday, May 25, 2006

漫才リハビリ中

アメリカでも日本のテレビは結構見られるんですが、それでもいつも恋しく思うのは「漫才」。私は漫才が大好きで、漫才グランプリ(M-1)も最初っから見てます。日常のささいなことや身内の行動をおもしろおかしくして人を笑わせる話芸はすばらしいと思います。基本的に関西弁の漫才が好きで、お気に入りは若手では麒麟(右上)と笑い飯(左下)。古株ではオール阪神巨人、ハイヒール、漫才をしていた頃のダウンタウン。 ダウンタウンはもう漫才はしないんですよねー。残念。


で、帰国すると絶対お笑い番組を見ます。最近は漫才をやっている番組が少ないんで、レンタルビデオ・DVDで見ます。今回もさっそくレンタルしてきました〜。今日はちょっと古い"ZAIMAN"というビデオでメッセンジャー、ブラックマヨネーズ、シャンプーハットの漫才を見て、思いっきり笑いました。

まだあと3本あるんで、じっくり見てリハビリします。やっぱり関西弁のネタ聞かんと帰ってきた〜って感じせーへんわ!

変わる街

今日、帰国して初めて外出しました。髪を切りに行って、それからビ○レ(駅ビルに入っている小型でパート)で買い物をしました。買い物っていったってれっきとした仕事で、勤務校で春に行われる春祭りの景品を買いました。

ビ○レにに行く途中、びっくりしました。駅近くに関西某有名大学付属小学校ができていた!確かに去年帰国したときにもありました、建設途中で。でももうできたんかって感じです。他にもビ○レ内部がかなり変わっていて、時間の流れを感じました。いつも帰国するたびに思うんですが、街って変わりますね。実家の近所も例外ではなく、新しい家がばんばん建っているし、1年前にあった店がなくなっているし…。そういえば去年も四条烏丸でルイビトンの直営店を見て、驚きました。来年もきっと夏に帰国すると思うんですが、その時もまた変わってるんやろうなー。

Wednesday, May 24, 2006

がんばれ阪神タイガース!

夏に日本に帰ってくるたびに楽しみにしていることがいくつかありますが、そのうち1つが阪神タイガースの試合を見ることです。うちの家族は女全員(祖母、母、私)タイガースファン。いつも一喜一憂しながらテレビ中継を見ています。昔は甲子園にも行ったんですけどねー。最近はとんとごぶさたしています。

で、さっそく見ました、阪神—ロッテ戦。エース井川の好投のかいあってか、延長戦を制してロッテに勝ちました。テレビの前で母と一緒に叫びながら観戦した甲斐がありました!

これで首位巨人と0.5ゲーム差。Kick Giants' ass!

Tuesday, May 23, 2006

無事到着

無事帰国しました。いやー、出発前はすさまじかった。空港へ行くシャトルが予定より早く着いて、「準備できたか?」って運転手から電話がかかってきた時はまだ準備できておらず、「今行きます!」と返事してからゴミ出し、最後の掃除…。とほほ。

ま、大変だったのはそこまでで、あとは快適な空の旅でした。今回は何といってもビジネスクラス。ほとんど横になって寝られるというのがすばらしかったです。あと機内食のサービスも最高。使い捨ての食器じゃなくて、ビジネスではガラスとか陶器を使うんですねー。水のボトルはいくらでもくれるし、夜食はどんべえの赤いきつねだったし、これはクセになります。

気持ちよーくうちに帰ったのに、祖父母が私を見て言った一言で奈落の底に突き落とされました…。

「顔がまるうなったなあ」。

がーん。太ったってことやね?わかってるけどはっきり言われると悲しい…。「日本食食べてたら、痩せるで」と母は言いますが、母よ、カロリーが低めの食事でも大量に食べたら太るのよ…。

Sunday, May 21, 2006

それでは

あと2時間ほどでうちを出ます。睡眠時間約3時間、眠いです...。昨日のライブのせいで、耳がまだヘン。膜が一枚はったような感じです。うーん、大丈夫か、私?

今回はマイレージを使ってビジネスクラスにアップグレードしました。ゆったりと帰るぞ〜。あ、その前に最後の掃除...。

帰国前なのに...

帰国前日です。でもライブに行ってきました!これほど予習をせずに行ったライブは初めてです。見に行ったのはAvenged Sevenfold (A7X)Coheed and Cambria。A7Xのほうは"Bat Country"という曲だけ知っていて、Coheedのほうは全く知りませんでした。

とにかく帰国前の片付けに追われ、あわただしく会場へ。5時半開場のところに着いたのは7時半。すでに満員で、前座が終わっていました。中に入って思ったのは、客層が若い!お酒が飲めない年齢のお客が多かったと思います。そんな中で30すぎの私と、40近い友人...。でも音楽好きに年齢は関係ない!

まずやったのはA7X。ボーカルが結構マッチョで、出てきた時に大きめのサングラスをしていました。私は速攻「あ、レイザーラモンHG」と思いました、ははは。それからはもうHGとしか思えなかった...。曲は思っていたよりヘビーな感じでなかなかよかったです。続いてCoheed。曲も知らなけりゃメンバーも知らない私。それでも少しずつ前進して前から7列目ぐらいへ。Coheedはちょっと変わったバンドでした。全員黒のシャツにシルバーのネクタイ姿で、ボーカルが「茶色い髪のスラッシュ(元Guns N' Roses)」。すんごいカーリーヘアーの長髪で、ライオンみたいでした。声が高く、激しい曲に似合わずかわいかったです。

ライブが終わって開場を出ると、外には親と思われる大人たちが。やっぱりお迎えが必要なお客が多かったってことですね...。

うちに帰ると先日から調子が悪くて「入院」していた(=Appleに修理に出していた)iPodが帰ってきていました。...別人でした。つまり私が持っていたものとはシリアル番号が違う同じ機種のものが送られてきたわけです。前回も同じことが起こりました。そう、私のiPodはこれで3台目。無料で取り替えてくれたからよかったものの、とほほ、です。

さて、これから少しパッキングをして寝ます。明日、いよいよ帰国です!

Saturday, May 20, 2006

シャチョー!

今日、友人の誕生日パーティーで「社長」に会いました。日本人女性で、日本で起業なさって現在はアメリカに住んでお仕事されているとのこと。もともと違う職業についていたのが、顧客を通して現在の仕事に関わるようになり、結局自分で会社を作ったとおっしゃっていました。世の中にはすごい人がいるもんだ〜と、圧倒されてしまいました。いつか私も自分で起業...じゃなくて、自分で日本語プログラムを運営できるようになれたらいいなと思います。そうなるためには、はあ、泣き言いってちゃいけませんね...。論文がんばろうっと。

Friday, May 19, 2006

ため息...。

今、論文を書いています。あと2日ほどで何とか形にしたいんですが、なかなか上手くいかず、落ち込むばかり。研究者は言いたいことがあって、それをデータに語らせようとするわけですが、「データに語らせる」ということができず、自分が見たいと思っているものを見てしまうのです。そしてこじつける、こじつける。データが語ってないわけですから、説得力がない→ボツるってことになります。そして論文は墓場に...。ああ。

研究していると、データに近づきすぎてしまいがちです。私の場合特にそうで、距離を取って少し考えないと、研究者の一方的な解釈を押し付けることになります。

なんか論文と同じで考えがまとまってないんですが、最近特に「今の職業の世界(大学)で生きていかねば!」っていう強い気持ちと、「この世界で生きていけるのか?」という不安が入り交じっています。この職業を選んだ以上、研究して論文を発表しないとメシが食えない。でも自分には才能がないんじゃないかって思うのです。教えることも研究することも好きなんですが、それでメシ食えるほどできるかっていうと疑問...。だからって会社勤めするかって言われたら、速攻「いや」って言いますが。まわりにできる人間がいるのは刺激になりますが、その反面自分のできなさ加減を実感します。ふう、どうしましょうかね。

Thursday, May 18, 2006

ブログ指導

同僚の先生方がブログ初体験!現勤務校でブログをカリキュラムに入れる方向で話が進んでいるのですが、まずは教師から、ということで、ラボに行ってブログを作るお手伝いをしました。私はブロガーを使う先生一人に一応基本を教えたのですが、楽しそうでしたね〜。このブログにもリンクをはっておいたので、ぜひ見てください(画面右側の「リンク」参照)。

夜は全員でインド料理に舌鼓をうちました。久々に食べたほうれん草のカレーはおいしかったです。これから本格的な夏休みで、もうしばらく先生方と会うこともないんで、ちょっと悲しいかな。

Wednesday, May 17, 2006

卒業式

昨日からの雨模様が今日も続きました。それでも行われる野外卒業式。うーん、出席者は大変です。いつもより遅くキャンパスに着くと、そこら中にライトブルーのガウン(卒業生の正装)を着た卒業生が。せっかくの晴れ舞台なのに雨でちょっと残念でした。でもゲストスピーカーが共和党の大物議員ということもあり、テレビ中継車が来るなど、わりとすごい卒業式になっていました。

アメリカの大学の卒業式ではガウンを着ます。博士号を取った学生はそれにフッド(hood)と呼ばれるスカーフのようなものを首から背中にかけて身につけます。これがまた重い!私自身、数年前に卒業式で身につけましたが、首をしめつけられているようで大変でした。指導教官にそそのかされて(?)一式購入したのですが、いつになったら着る機会があるような教授になるんですかねえ。ちなみに私のガウンは真っ黒です。「ライトブルーのガウンは幼稚園のスモッグみたい」と同僚が言っていましたが、黒いのは黒いのでちょっと暑苦しいです...。写真は私の卒業式の時の姿です。首からかかっている青いものがフッドです。

Tuesday, May 16, 2006

卒業論文

今日は私が勤めている学部の卒業パーティーでした。あいにくの天気で、卒業生はあまり来ていなかったのですが、卒業論文の内容を聞いてすごいなーと思いました。陵墓の研究、アイヌの研究などなど...。うーん、私の卒業論文は「クラス活動と学習者の動機づけについて」でした。今から考えると顔から火が出るような論文ともいえないシロモノです。でもあの頃はがんばって書いたなあ。よく考えると、日本の大学では研究方法も論文の書き方もあまり教えてくれないのではないでしょうか。ま、教えてもらったところで、自分がちゃんとした論文を書けたかどうかはなはだ疑問ですが。

Monday, May 15, 2006

あ、頭振り過ぎ...

またカラオケに行ってきました。調子に乗ってSlipknotの"Duality"とFear Factoryの"New Breed"を頭振ってドス声で歌ったら、頭が痛くなってしまいました...。いつもは頭振っても大丈夫なのになあ。年なのかなあ...。でも"I push my fingers into my eyes---!!!" ("Duality"の歌詞)と叫んだら、気分爽快でした。一緒に行った同僚にはひかれましたけど。

Saturday, May 13, 2006

恥。

今日、恥ずかしいことをしてしまいました...。オフィスで椅子に足あげて1時間も寝てしまった...(汗)。ちょっと寝不足が続いていて疲れていたんでしょうか、やってしまいました。電気を消して寝てたから、先輩先生が誰もいないと思って私のオフィスに入ってきたら、すみっこ(私のエリアは部屋の奥です)で私が寝てたんで、びっくりしたそうです。すみません...。誰にも見つからないと思ってたんですけどね〜。

でも机の上で寝なかっただけマシでしょう。大学院時代、あまりにも疲れていた私は、ある日オフィスの机をベッドにして寝ました。起きたら体中が痛かった...。

Friday, May 12, 2006

大掃除、そして成績

今日は一応仕事納めの日。「1学期分の汚れを落とそう!」ということで、恒例の大掃除がありました。講師がそれぞれ自分のオフィスを掃除するんですが、ラッキーなことに今回はそんなに激しく掃除しないですみました。先学期の大掃除の時、いらないものをかなり処分したので、もうすっきりしていたからです。うーん、きれいなオフィスっていいですね。

大掃除の後、TAさんも入れてお昼ごはんを食べ、午後はついに成績を提出しました。今学期は次のレベルに進めない学生が2人も出てしまいました...。そのうち一人は夏休み中に勉強して、プレースメントテストを受けると言っていましたが、どうなることやら。通常のコースで通るよりも、プレースメントで通るほうがよっぽど難しいのです。学期中は出席や宿題で点数が稼げますが、プレースメントテストは本当に試験の点数だけで判定するので、よほど内容が理解できていないと合格レベルには達しません。ま、本人ががんばるって言っているので、私は応援するしかないのですが...。

Thursday, May 11, 2006

ここはどこ?

同僚3人と一緒に韓国料理を食べに行きました。職場から地下鉄で約1時間。初めて乗る路線で、車内から見える景色が全然違いました。電車で遠足に行く子供みたいに窓の外を見ていた私。ほんま、おのぼりさんでした。エキスパートの同僚いわく、私たちが乗った路線は別名"Oriental Express"。アジア系が多く乗る路線だそうで、確かに乗客のほとんどはアジア系の人たちでした。ちょっとほっとした私。やっぱり白人が多いところにいると緊張するんです...。

韓国料理店があるところも「ここはどこ?中国?」という感じのところでした。駅を出て目につくのは漢字の看板ばかり。スーパーにある食材も私がいつも行くスーパーにはないようなものが多く、しかも安い!一体どこから仕入れてくるんでしょう?

あ、韓国料理のほうですが、チジミ、ユッケジャン、カルビ、それから豆腐のスープ(色はもちろん赤)をいただきました。うまい!あんまりお客さんが入っていなかったのが気になりましたが、同僚と楽しく韓国料理に舌鼓をうちました。

結局うちに帰って寝たのは1時半。ま、学期が終わったんで、こういう楽しいことがあってもいいですね。

Wednesday, May 10, 2006

試験、試験、そして採点

今日は期末試験の日。朝9時から夜10時(!)までありました。といっても鈴鹿の耐久レースじゃないんで、ずーっとぶっつづけじゃありませんが。私が教えているコースは2時間と3時間の試験でした。試験が終わるたびに採点しなくちゃいけない答案が山積みになっていきます...。期末試験は時間が長い分問題も多く、1つ1つ採点するのが大変です。手がつります。数時間の試験に全身全霊をかけて(?)くる学生のことを思うと、テキトーに採点はできません(いつもテキトーというわけではありませんが)。

今回ちょっとうれしかったのは、学生が「ホストファミリーに手紙を書きなさい」という作文の課題にわりとちゃんと答えていたこと。授業で同じ作文の課題を出して、アイデアを出す→下書きを書く→最終稿を書くというステップを練習したので、全く未知の課題ではありませんでしたが、日本語を勉強して3ヶ月で手紙が書けるようになったのかと思うと、ちょっとうれしかったです。相変わらず「毎朝8時に起きます」だの、「私の部屋は10階です」だのはありましたが...。

採点のほうは、夜10時まで試験監督で大学に残っていたので、まあ半分ぐらいは終わりました。あと数日で仕上げなければ。がんばります。

Tuesday, May 09, 2006

40 Greatest Metal Songs

日曜日のことになるんですが、VH1という音楽専門チャンネルで"40 Greatest Metal Songs"という番組をやっていました。もちろん見ましたよ〜。3位がMetallica "Master of Puppets", 2位がGuns N' Roses "Welcome to the Jungle", そして輝ける1位がBlack Sabbath "Iron Man"でした。私の大好きなSkid Rowも"Slave to the Grind"で18位に入っていました。ちなみにこの曲が入っているアルバムはメタルで初めてビルボード初登場1位になった記念すべきアルバムです。非常に完成度が高く、名曲が目白押し!ぜひ聴いてみてください。

さて、1位になった"Iron Man"は1971年の曲です。私が生まれる数年前。ビデオに映るOzzy Osborneの若いこと!お肌はツルツルだし、痩せてるし、今とはえらい違いです。Ozzyにも若い頃があったんですね。それにひきかえ、番組の司会をしていた元Skid RowのSebastian Bachは全然変わっていなかった...(汗)。彼も結構いい年のはずなんですが、相変わらずちょっと薄汚い長髪・金髪で、「メタル!」って感じでした。Metallicaも髪切ってしまったのに、バズはがんばってるなあ。

Saturday, May 06, 2006

来学期の準備、続く。

昨日に引き続き、今日も来学期のパケットの準備。なんとか2年生の読み物を終えて、1年生のパケットに集中することができました。TAさんに手伝ってもらっているんですが、私は指示を出すのが苦手です。簡単に、かつ明確に指示を出せないんですよね〜。いつも考えながらって感じです。こんな私に耐えてくれるTAさんに感謝。

さてパケットのほうですが、どうにかこうにかページ入れがすべて終わり、あとは印刷しながら最終チェックをするところまできました。早く仕上げて、今やっているプロジェクトの論文にとりかからないといけません。隣で同僚が着々と論文の準備を進めているのを見ると、自分が情けなくなってくる...。どうせ私はエセ博士。とほほ。

Friday, May 05, 2006

来学期の準備

来学期のコースパケットの準備に追われています。私の担当は2年生の読み物と1年生のパケット全部。1年生のほうは全部といっても、去年のものを手直ししてページ番号をつけるという作業「だけ」です。「だけ」のはずなんですけどね...。これが意外と時間をくうのです。

すんごくいいかげんな私は、いっつもどこかでミスをします。てきとーにやって、後で間違いを発見します。だから今回はミスしないように、できるだけ丁寧に仕事をしている(つもりな)んですが、時間がかかること...。

なんとか火曜日までにすべて終えて、印刷せねば。

Thursday, May 04, 2006

学年主任として初会議

来学期から1年生の学年主任をすることになりました。「私でいいのか」と思いますが...。今日は来学期の1年生担当5人で初めて集まり、ちょっと話をしました。私の来学期の目標は「1学期を通して、書く指導をする」。以前はトピックを与え、原稿用紙を渡して、「じゃ、来週の月曜日までに作文を書いてきてください」という指導ともいえないことをしていました。来学期はプロセスライティング (process writing) の考えを取り入れて、「どうしてそれについて書くのか」「誰がそれを読むのか」ということを意識させつつ、アイデアを出す→アウトラインを作る→下書きを書く→フィードバックをもとに下書きを直して最終版を出すという作業を徹底しようと思っています。上手くいけば、学生は日本語の勉強を越えて、他の科目でも使えるスキルを学ぶことができると思います。さて、どうなることやら。

Wednesday, May 03, 2006

5時間...。

以前、お金をもらうべくプロポーザルを書いたと書きましたが、今日はその続き。どうやら同僚と私はそのお金の趣旨を誤解していたようで、「教材開発のためのお金」なのに「研究するためのお金をください」と書いてしまい、プロポーザルは丁寧につっかえされたのです。書き直したらまた提出してもいいということだったので、書き直しましたよ...。あーでもない、こーでもないと同僚と話し合うこと約5時間...。終わったころにはもうくたくたでした。これでお金がもらえなかったら...ああ、悲しい。

Tuesday, May 02, 2006

残すは試験

2006年の春学期の授業が一応無事終了しました。最後の今日は復習シートを渡して、期末試験の準備に授業時間をあてたのですが、うーん、できる学生とそうでない学生の差がすごーく出ました。全6ページの復習シートがすべて終わる学生と、1ページ終わらせるのがやっとの学生...。

昨年度の学生がみんな平均してできる学生だったので、この差はきつかったです。私は難易度のコントロールが下手で、いつも一番できる学生に合わせてしまっているような気がします。そしてできない学生は落ち込んでしまうと...。

できない学生の気持ちもわからなくはないんですが、「どうしてできないの?!」と思ってしまう自分もいます。こういってはなんですが、私は「よくできる」学生でした。英語も大学で勉強したイタリア語も、クラスメートよりはできていたと思います。学校という枠組みで外国語を勉強するということにおいては挫折を味わったことがないのです。唯一あるとしたら、イタリアに4週間語学留学した時に最上級クラスに入れられて、なーんにもわからないままコースが終わってしまったという経験です。でも別に成績がつくわけじゃなし...。私のクラスにいた「できない」学生がいる環境とは全く違ったわけです。

スポーツでは「いい選手がみんないい監督になれるわけではない」とよく言いますが、教育でも「いい学生がみんないい先生になれるわけではない」んですよね。私、自分のことを考えると本当にそう思います。できない学生よ、気持ちがあまりわかってあげられなくてごめん...。

Saturday, April 29, 2006

メールで「チャット」

メールでチャット...大学院時代、よくやりました。ずーっとPineを開けておいて、オンラインの友達と会話するのです。レポートを書いていた学期末はこうやって励まし合っていました。いや、別にIMを使ってもよかったんですが、なぜかPineを使ってました。懐かしい思い出です。

今日も同僚とメールでチャット状態でした。どちらももらったメールには即返事するタイプなんでしょうかね。

そういえば、先日テレビで同じ家に住んでいる夫婦が、同時に家にいる時にメールやIMでコミュニケーションをとっているという話を見ました。私も職場で同僚と同じようなことをします。大学院時代はルームメートとしてました。ちょっと歩いたら直接話せるのに...と思うんですが、相手の邪魔しちゃ悪いかなって思ってしまいます。

Friday, April 28, 2006

会話の終わり方

今日は口頭試験の日。場面を設定し、それに合った会話をパートナーとするというタスクを与えました。去年も同じことをしたのですが、難しいのが「会話の終わり方」。買い物や電話で営業時間をきくなどのタスクはパターンが決まっていていいのですが、「久しぶりに会った人との会話」がやっかいです。「これから一緒にごはんを食べましょう」とか、「もう4時ですね。クラスへ行きます。じゃ、また」とか言えるはずなんですが、緊張しているのかもう延々と会話を続ける学生が多いです。ま、試験としての会話の長さがわからないというのもあると思うんですが、こちらが「もういいですよ。終わってください」と言うと、「じゃ、さようなら」と唐突に会話を終えます。

会話の始め方は割としっかりと教えるんですが、終わり方はそんなに強調しません。今度教える時はどうやって終わるのかというのも練習しなくちゃいけませんね...。

Thursday, April 27, 2006

成長した我が子たち

昨日、今日と新しいことを導入することはなく、これまでの復習に時間を使いました。1年生では口頭試験でディベートをするので(同僚にアイデアをもらいました)、その練習。もう1つの初級クラスでも同じく口頭試験(こちらはスキット)の練習。

1年生は本番では3つのトピック(都会vs田舎、犬vs猫、インターネットショッピングvs店での買い物)の中から1つを選び、私とディベートすることになっていますが、今日の練習では学生を2チームにわけ、それぞれのトピックでどういう議論ができるかを話し合い、チーム対抗でディベートをしました。実は学生がちゃんと意見が言えるかどうか少し不安だったんですが、フタを開けてみたらなんてことはない、みんなしっかりと自分の意見が言えてました。こちらが予想もしない意見(猫チームから「犬は靴を食べます」とか)も出ました。そりゃ細かい文法ミスはありましたが、「何言ってんの?」というような発言はほぼ皆無。もう1つの初級クラスでも、与えられた状況(美術館に開館時間を問い合わせる、デパートで靴を買うなど)に合った会話をするというタスクができていました。3ヶ月前には「こんにちは」だけだったのに...。

授業を終えて学生を見る私の目は、はっきりいって「お母さん」。我が子の成長を目の当たりにして、うれしかったです。本番でもちゃんとできるといいんですが...。「本番、大丈夫かな」と心配するところも「お母さん」ですね。

Wednesday, April 26, 2006

あ〜、疲れた!

今日、同僚のクラスで2年生の学生が録音したラジオ番組をブロガーのブログにのせるという作業をしました。メディアリテラシーを日本語教育に取り入れる試みの一つなんですが、一体私たちは何という大変なことに足をつっこんでしまったのでしょうか...。

きっと簡単なことなんでしょうが、無知の私(一応テクノロジーを使った日本語教育が専門のはず(汗))はまずブログにどうやって音源をのせるかから調べなければならず、わかったと思ったら今度はどうやっても音が出ない...。あーでもない、こーでもないと格闘すること約1時間。原因はコードのタイポと音源であるMP3ファイルをアップロードした場所が悪かったという、とてつもなく初歩的なミスでした。ああ、情けない...。

いつもこんな感じでやっては間違え、そこから学ぶというステップを繰り返しています。うーん、もっと効率よく技を学ぶ方法を探さねば。

ちなみにラジオ番組はここで聞けます。ぜひ聞いてみてください!
http://ss903.blogspot.com

Tuesday, April 25, 2006

授業終わり!...そして反省。

本日文法を教える授業がすべて終わりました〜。あとは復習街道まっしぐらです。

ものすごいスピードで突っ走ってきたので、私が教えたことが学生の中できちんと整理され、定着しているのかどうか不安です。はっきりいって、目に見えて「わかっていない」学生も数人います。とにかく詰め込むだけで終わってしまった今学期(いつもそうですが...(汗))。学校という制度の中で教えている以上、決められた予定通りに進めなくてはいけないのは重々承知しています。でもわからなくてつらそうな顔をしている学生の顔を見ると、「なんでここまでわからなくなる前に聞きにこーへんかってん!」とハラが立つと同時に、「おいてけぼりにして悪かったなあ」と思います...。

私は学生のために語彙や活用を覚えてあげることはできません。でも何か他の方法で学生の力になれるはずですよね。来学期はもうちょっときめ細かい対応を心がけようと思います(と、同僚の論文を読んで反省しました)。

Monday, April 24, 2006

懐かしい人からの電話

十年ほど前にホームステイをしたおうちのホスママから突然電話がありました。「長男の結婚が決まって、招待客名簿を作っていて、それであなたに電話してみようかって思ったの」と。このご家族(Nさん一家)には1年お世話になりました。ものすごーく敬虔なクリスチャンで、時々「?」と思うこともありましたが、 基本的にはとてもいい人たちで、私を家族の一員としてあつかってくれました。ホームステイを終えてからも連絡を取り合い、今に至ります。

さて、結婚祝いを買いに行かねば。何がいいでしょう?

Sunday, April 23, 2006

夜遊び(?)

同僚の彼氏/私のコンサート仲間(同一人物)の誕生日パーティーがとあるレストラン/バーでありました。雨が降る寒い夜でしたが、30人ほどの人がパーティーに来ていました。楽しかったのは楽しかったんですが...うーん、音楽がうるさくてのどがいたくなるぐらい大きな声で話さないとなーんにも聞こえないという状態にはまいってしまいました。

パーティーの後、お腹がすいた私と友人2人はファミレスへ。ここに来て初めてチェーン店のファミレスに入りましたが、高くてびっくり!インディアナとはえらいちがいです...。コーヒーなんか倍近い値段でした。同じお金払うなら、地元の店に行こうと思いました。あ、でもフライドポテトをサービスしてくれたやさしいウェイトレスさんには感謝。

Friday, April 21, 2006

お金をもらってハワイへ行くぞ!

...といっても遊びに行くのではありません。発表に行くのです。来年8月にテクノロジーを使った日本語教育の学会がハワイであるんですが、いかんせんハワイは遠い。旅費が高くつく。というわけで、研究費をもらうべく、同僚とプロポーザル(研究計画書?)を書いて、お金をもらうことにしました。ある筋からもらえるかもしれないとの情報が入り、急遽プロポーザルを執筆。仕事から帰って、いつもならテレビを見てまったりする時間に書きました。 所要時間約3時間。これも仕事のうちなんで、今日の労働時間は軽く12時間を越えました...。ああ、私の人生って一体...。でも、お金がもらえてハワイに行けるといいなあ。

Thursday, April 20, 2006

地が出る例文

今日授業で「「あきらめる」の使い方を教えてほしい」と学生に言われました。例文を用意していなかったもので、その場で口から出てきた例文が「結婚をあきらめる」(笑)。次に思いついた例文が「子供をあきらめる」。同僚が常日頃「とっさに例文を作ると地が出るんだよね〜」と言っているのですが、今日の私はまさにそれではないでしょうか?!(サボテンを枯らした私に子供の世話ができるとは思えません...)

Wednesday, April 19, 2006

天気予報と洗濯

今日、一年生のクラスで日本の天気予報を見せました。「〜でしょう」という表現の聞き取り練習だったんですが、オフィスで天気予報を聞いていると、横で同僚が「日本の天気予報って洗濯の話、するよね〜」とコメントしました。 ...よく考えるとそうなのです。アメリカの天気予報で洗濯のことが話題にのぼることはありません。お天道様の下、洗濯物を干すという習慣がないアメリカ(南部ではあります)では、天気と洗濯は結びつかないということです。こういうちょっとしたところにも習慣の違いが反映されるのですね〜。

ちなみにヤフー!の天気予報のページにいろいろな指数が載っているんですが、「ビール」「アイス」指数を見て、学生は笑っていました。

Tuesday, April 18, 2006

お笑いポッドキャスティング

私はお笑いが大好きです。日本に帰ると、お笑い番組ばかり見ています。アメリカにいるとお笑いから遠ざかってしまい、ちょっとした「中毒症状」(?)が出ますが、最近ポッドキャスティングでそれが解消できることを知りました!

TBSラジオの番組「JUNK」「JUNK2」の出演者がポッドキャスティングで5〜10分の番組を無料配信しています。詳しくはこちら→http://www.tbsradio.jp/

大好きな笑い飯の番組もあるじゃありませんか!さっそく登録して聞きました。...さすが、笑い飯。ボケとツッコミがすばらしい!番組が短いせいか、いつもの「ボケとツッコミ交互に交代」があまりありませんが、それでも「ハワイのことを話そう」というネタだけでひっぱる西田はすばらしい!(4/10放送分を聞いてください)

笑い飯以外にもアンタッチャブル、雨上がり決死隊などの番組があります。ぜひお聞きくださいませ。

楽しいお笑いポッドキャスティングですが、麒麟の番組がないのが残念。麒麟のネタ、聞きたいなあ。川島の「麒麟です」っていう登場時のセリフが聞きたいです。あー、日本に帰ってお笑い番組が見たい!!

Saturday, April 15, 2006

終わった〜

勤務校の日本語学科でイベントがありました。メインは各学年の発表です。1年生は作文、2年生は紙芝居、3年生は短歌・俳句・川柳、4年生は『トリビアの泉』、5年生は落語の発表をしました。私の学生も発表し、見事3位入賞しました。発表の場には約50人ほどの観客が来てくださり、ありがたかったです。なにせ開始時間5分前には数人しかいませんでしたから...。

日系企業等の支援を受け、日本行きの航空券を含む数々の賞品を用意することができました。私は賞品調達には直接関わらなかったのですが、以前営業をしていた同僚はさすがに交渉が上手でした。やっぱり社会経験というのは大切です。学部卒ですぐに大学院に入ってしまった私は、こういった企業との交渉には本当に使い物になりません、はい。

こういうイベントをするのは学生のためでもありますが、学科のためでもあります。日本語の学生がやっていることを見て日本語を取ろうと思う学生が増えればプログラムの維持・拡大につながるわけですし、また「学生はこんなにがんばっているんですよ」というアピールを外にすることで、学科以外の先生方にも日本語学科のすばらしさを知ってもらうことができるわけです。

朝早く来て教室の飾り付けをしたりとか、食事を用意したりとか(注文したものを会場に運んだだけですが)、いろいろ雑用が多くて大変でしたが、日本語学科の晴れ舞台、成功に終わってよかったです。

Friday, April 14, 2006

てんてこまい

「てんてこまい」って面白い言葉ですね。どういう語源だろう?

...ってことはさておき、「てんてこまい」とは今日の私のこと。明日日本語学科でイベントをするのですが、その準備に追われ、授業もそっちのけ(?)でした。イベントでは各学年の学生が日頃の日本語学習の成果を発表するのですが、一応優秀な学生には賞品が出まして、私は賞品の包装をしたりとか、同僚のプログラム作りを手伝ったりとか、前日にも関わらず細かい仕事がどっさり。段取りがあまりよくなかったせいで、「前日てんてこまい」という結果になってしまいました。プログラムを印刷した後にタイポを発見したり(これは私のミス...)、会場のセットアップのために夜9時まで残っていたりとか、まあ、色々ありました。気分はほとんど「幼稚園のお遊戯会の準備をする先生」です。

でも一応準備は終わりました。あとはイベントが無事終わってくれることを祈るのみです。

Thursday, April 13, 2006

「東京は忙しい町です」

春学期もあと少し。今学期から日本語を始めた学生は今形容詞を勉強しています。日常よく使うもの(高い、安い、きれい、など)が一気に導入されるので、覚えなければならない学生はひーひー言っています。最初は教科書の語彙リストを見て日本語とその英訳を覚えるわけですが、そうすると「東京は忙しい町です」とか「私の兄は高いです」(身長のこと)とか言ってしまいます(というか、実際私の学生が言ってました)。直訳が使えないいい例ですね。

藤田直也氏の『日本語文法 学習者によくわかる教え方—10の基本』(アルク)という本にも直訳の落とし穴が書いてありました。「なかなか」と「かなり」という副詞を例にあげ、直訳では母語話者ならわかる微妙な違いを教えることができないと書いてありました。藤田直也氏は直訳ではなく、その言葉の特性が出ている例文を提示して教えることが効果的だと言っています。

「東京は忙しい町です」ぐらいなら「「忙しい」は人にしか使いません」と説明すれば終わりですが、「なかなか」「かなり」、日本語の条件(「たら」「と」「ば」「なら」)などは、言葉を尽くして説明するよりいい例文を覚えさせたほうが効果的だろうなあと思います。例文作りが得意ではない私は、いい例文集ってないのかなあと思います。日本語文法の辞典や解説書に載っていますが、なんかこう、初級の学生でも簡単に使えるもの、理解できるものってなかなかないような気がするんですが...。どなたかいい本をご存知でしたら、ぜひ教えてください。


Wednesday, April 12, 2006

ビジネスクラス!

今年の夏に帰国する際の航空券を買いました。ずーっとノースウェストのマイレージをためていたんですが、最近どこも座席数を減らしてタダ券を発行しなくなったと聞いたので、アップグレードに使うことにしました。なんと往復ビジネスクラス!昔2回地上乗務員がなぜかエコノミーの席をビジネスクラスに変更してくれたことがあったのですが(一度は多分一緒に旅行した友達がかわいかったのと、ビジネスクラスの席が空いていたから)、今回初めて自分からビジネスクラスの席を指定しました〜♪一生に一度の経験になる...かな?

Tuesday, April 11, 2006

Guest Lecture

日本語教授法のクラスのゲスト講師として、「日本語教育におけるテクノロジー利用」について話しました。 といっても、大学院生が3人の小さいクラスで、カジュアルな感じでした。こういう場で「講師」として話すのは初めてだったので緊張しましたが、日本語で話すことができたので救われました。英語だったら...死んでいたことでしょう。テクノロジーとは何か、学習にどういう効果をもたらすのかといった話の後、実例を見せました。

受講生である大学院生にコンピューターを使った日本語教育の例をあげてもらったところ、コンピューター相手に反復練習をするという、いわゆる「ドリル」の例をあげていました。私にとってコンピューターは「コミュニケーション媒体」の面が強いんですが、コンピューターを利用した日本語教育を知らない人には、コンピューターは「何も文句言わず同じことを繰り返ししてくれる機械」として見られているのかなあと思いました。

それから、受講生から「いくらテクノロジーがいいと言っても、時と場合によるのでは?例えば情報が簡単に手に入る環境にあるなら、テクノロジーを使わなくてもいいはずだ」、「情報が手に入りやすい環境と入りにくい環境を比較して、テクノロジーの利点を述べるのは不適切では?」という意見が出ました。確かにそうです。テクノロジーを使わなくてもいいなら使わなくてもいいんです。紙とえんぴつでできるのなら、紙とえんぴつでやればいいのです。テクノロジーを使うためにテクノロジーを使った教育をするというのは本末転倒です。しかし、たとえ図書館で日本の新聞が読めても読める種類が1種類だけだったら、数種類読めるインターネットを利用したほうがいいのではないか、と思うのです(アメリカの大学の図書館はなぜか朝日新聞が多いです。偏ってるな〜と思うんですが)。手紙でもいいでしょうが、メールやブログならお金も時間も節約できます。また、今の情報化社会でとめどなく提供される情報を評価し、取捨選択する能力は非常に重要だと思います。日本語教育にコンピューター、インターネットを取り入れることで、日本語だけではなく情報処理能力を養うことも可能なのではないでしょうか。

Saturday, April 08, 2006

どうしてこうも時間がかかるのか

ここ最近、携帯電話の件で契約会社に長電話をすることが多いです。プランの変更と番号の変更をしたということもあるんですが、なぜ話す人によって話が違うのか...。今晩も電話したんですが、もうこれで5人目ぐらい(数えるのも億劫になるぐらい話してます)。

朝携帯を使い始める手続きをして「2時間後には通話可能です」と言われたので試してみると、「料金未払いのため、ただいまサービスを停止しております」と!朝の人は今回の変更にはお金がかからないと言っていたのに〜と思い、うちに帰ってあわてて契約会社に電話。すると「新しい電話も、プラン変更も金がかかる」と言われ、「そんなこと言われてません!」と別の人と話させてもらうことに。で、電話に出た人に事情を説明し、話すこと約1時間。問題は解決し、ようやく携帯が使えるようになりました。

でもまだ完璧じゃないのです...。かけ放題の時間が午後7時から始まるはずなのに、ウェブでチェックしたら9時からになってるんです。ああ、また電話して確認しなきゃ...。

Friday, April 07, 2006

3年生って難しい...

今日、出張に行った同僚(といっても大先輩)の代理で、3年生のクラスを教えました。人生で初めての3年生...。難しかったです。ここ最近授業を見せてもらっているクラスで、授業の進め方や学生の様子などはわかっているし、しかも同僚が準備しておいてくれた詳細な教案もあったので、まあ大丈夫かなとタカをくくっていました。しかし、フタを開けてみると、やはり同僚がやっているようにやっているように授業がスムーズに進まず、あれよあれよと言う間に授業が終わってしまいました。

何が大変だったって、全部です。中でも特に適切なコンテクスト・例文を使って語彙を説明するというのがいかに大変かを実感しました(例えば「本気」と「真剣」の違いとか)。初級レベルでは英訳を与えてすませてしまいますが、中級になると類義語が増えるので、違いをおさえながら語彙の練習をしなければいけません。それをどうするのか。ボキャ貧の私には過酷な試練です。

夏に3年生を教えることになっているんですが、大丈夫なんでしょうか、私...。

Thursday, April 06, 2006

雪!

午前中、雪が降りました。ついこのあいだ暖かくて外で日光浴をしている学生がたくさんいるという記事を書きましたが、一転して雪。もうそろそろ冬物の服を洗って片づけようと思っていたのに、ちょっと迷ってしまいます...。

Wednesday, April 05, 2006

自転車操業

定義「操業を停止すれば倒産するほかない企業が赤字を承知で操業を続けていく状態」(『広辞苑』より)。...今の私です。毎日毎日ギリギリまで準備して、「あ〜、時間がきてしまった」と思いながら授業に行っています。先週末、テレビなんか見ずに仕事すればよかった...と後悔しても時すでに遅し。

こういう状態で授業をするとロクなことがありません。いつにも増して流れが悪い授業をしたり、学生を混乱させるような活動をしてしまったりします。今のところ最悪の事態にはなっていませんが、この1週間を乗り切ったら、気合いを入れ直します。

Tuesday, April 04, 2006

時差ボケ

夏時間が始まって時間が1時間早くなったからか、教師も学生もやる気がない1日でした。みんな眠そうだったなあ。でもよく考えてみたら、そうなっても仕方ないのかも。例えば8時起床の学生は、夏時間が始まると今まで7時だった時間に起きることになるわけで、そりゃ「時差ボケ」にもなるかなと思います。

1年生のコースでは今、割と難しい「〜ている」「〜ておく」「〜てある」という表現を勉強しています。英語では区別がつけにくいんですよねえ。だからというわけじゃありませんが、しっかり授業に参加してほしいのに、もう学生のだるそうなこと...。こっちまでだるくなってしまいました。

Monday, April 03, 2006

The Ultimate Fighter 2

朝起きたら、時間が1時間進んでました...。そう、今日から夏時間です。夏時間がないインディアナ州にずっと住んでいたので、ある州に引っ越してきた時はちょっとドキドキしました。 そういえば、今年からインディアナでも夏時間が採用されたそうです。インディアナの人もドキドキしてるかも。

特にすることがなかったんで、本を読んだり、テレビを見たりして、家でまったりしました。あまりにも退屈だったんで(外出ろよって?)、いつもは見ないチャンネルでも見てみようかと、Spike TVにチャンネルを合わせると、"The Ultimate Fighter 2"という番組のマラソン(ずーっと同じ番組を再放送すること)をやってました。見てしまった...(汗)。この番組では、Ultimate Fighting Championship (K-1みたいなもの) という格闘技の選手を選ぶ番組です。有名なAmerican Idolの格闘技版ですね。特に格闘技が好きなわけじゃないんですが、過酷なトレーニングをして体ひとつで戦う男はすごいなあと、純粋に思います。でも、運動が苦手な私は見てるだけで疲れてしまいました。

Sunday, April 02, 2006

料理

アメリカに来るまで、女三人(祖母、母、私)が住む家にいた私。自慢じゃありませんが、料理は下手です。でも「本が読めれば料理はできる」という浅はかな考えのもと、自炊生活をしています。

平日は料理する暇がないので、週末まとめて作っています。できるだけ小分けにして冷凍保存して、それを食いつなげているって感じです。今週は野菜が食べたくなり、かぼちゃの田舎煮、きゅうりとわかめの酢の物、ブロッコリーの和え物を作りました。最近は便利なものがあって、まぜるだけで和え物ができるっていうものが売っているんですよね〜。とっても楽。

私の料理は基本的に「切る。なべに入れる。そして煮る」です。面倒くさいことはしません。人様にお出しできる料理が作れるようになるのはいつでしょうか...。

Saturday, April 01, 2006

F@#&!

先日、朝のニュースで「現代のアメリカ人はこれまでで一番curse(ののしる)している」というレポートを見ました。具体的な数字は忘れましたが、確か60%ぐらいの人が日常的にcurseするとか。英語には「石鹸で口を洗わせられるようなことを言ってしまった」という表現があるんですが、それはcurseした時。石鹸で口をきれいにしないといけないぐらい、curseって悪いことなんですよね。

私は英語ネイティブじゃないんで、正直なところ、curseがどれぐらい悪いことなのかわかりません。悪いことはわかりますが、直感的な嫌悪感がないのです。使い方もよくわかりません(使いたいわけじゃありませんが)。聞いても何とも思わないから、Panteraの"F@#&ing Hostile"という曲を窓全開で車で聞けたりしたんですよね...(汗)。

じゃ、母語の日本語でできるかって言われると、できません。言葉が思いつかないのです。「いてこましたろか!」とか?...違うなあ。日本語のcurse words、どなたか知りません?教えてください。使ったりしませんが、日本語でもできるのか知りたいです(←日本語教師のくせに、ボキャ貧な私)。

Friday, March 31, 2006

春の陽気

気温が上がり、すっかり春らしくなりました。学生も薄着になってきました。教室の窓から見える光景はすごいです。狭い芝生にビーチ用の椅子を出して、上半身裸で日光浴をする学生、広場にある階段に座って談笑する学生、勉強する学生。冬は寒くて誰も外で時間をすごしませんが、ちょっと暖かくなると「どこにそんなに人間がいたの?」と思うくらい、キャンパスは人であふれます。建物の4階から見ると、狭い所に集まっている人間は黒っぽく見え、ゴキブリを連想させます...。私が卒業したアメリカの大学はだたっ広いキャンパスで、人間が密集するということがなかったんですよね。だから今の狭い大学の景色を見ると、余計に「うわ、ゴキブリ」と思ってしまうのかもしれません...(悪意ないです)。

Thursday, March 30, 2006

誘い

今日、初級クラスで「〜ませんか」「〜ましょう」という、いわゆる勧誘表現を導入・練習しました。勧誘を教える時、私はいつも学生に 「これでナンパできますねー」と言っています。トイレの場所が聞けることや手元にある本が誰のものかわかることは大切ではありますが、大して面白くないんじゃないかと思うんです。でも勧誘は相手に働きかける表現で、初級の中では特に使えるんじゃないでしょうか。

学生がちょっとでも楽しく勉強できればと思って「ナンパできますねー」って言ってるんですが、それが原因なんでしょうか、学生からものすごい質問の嵐。「本当にこうやって誘うの?」「断る時、どんなにイヤな相手でも「いやです」はダメ?」「断られてもどうしても誘いたい時、どうやってプッシュすればいいの?」などなど...。キミたち、そんなにナンパしたいのかね...と苦笑しながら、質問に答えた私。

フォーマルな表現を教えているので、断る時は「すみません、日曜日はちょっと...」という表現を使うように指導していますが、現実世界ではこの断り表現だけでは通用しないんですよね。友達同士ならもっとストレートに言うだろうし、「うーん...」としか言わない場合もあるだろうし。ちなみに私、以前同僚に何だったか忘れましたが、何かに誘われた時、「あ、いやです」って言ってしまい、同僚に「学生には「すみません、〜はちょっと...」って教えてるのに!」と笑われたことがあります。

Wednesday, March 29, 2006

黒ごまポッキー

実家の母が送ってくれた黒ごまポッキーを食べました。同僚にもおすそわけしたんですが、好評でした。

私が子供の時は普通のチョコレートといちごポッキーしかありませんでしたが、今はいろんな種類のがあるんですねえ。こういう凝ったお菓子を見るにつれ、日本のお菓子はすごいなあと思います。素材の組み合わせが豊富だし、味がいいですよね。アメリカのお菓子ってただただ甘くて、たいしてバリエーションがないんですよね〜。ゴムみたいなお菓子もあるし...。

そういえば昔、『バットマン』が好きな男の子の誕生日ケーキが黒一色(クリームが黒かった)で、びっくりしたことがありました。食欲なくしますよね。

Tuesday, March 28, 2006

ブログと著作権

日本語教師をしている友人からメールがありました。「自分のサイトで日本語教材として提供している写真が個人のブログで無断で使われている!」と。教育目的の使用ならまだ目をつぶるが、個人のブログで、しかも自分が撮影したかのように写真が使われているのは気持ちのいいことじゃない...とのこと。そりゃそうでしょう。私だって怒ります。

でもちょっと考えてしまいました。今はGoogleのイメージ検索等で画像が簡単に手に入ります。その安易さが、私たちの著作権に対する意識を薄めていやしないかと。言語教育では特に初級で絵や写真を頻繁に使います。教室内で教育目的で使う分には問題ないでしょうが、学生の自宅学習のためにその教材をオンライン化した場合、そのページをパスワード保護でもしない限り全世界のネットユーザーに公開していることになるわけですから、きちんと著作権を認識して使用料を払うなり、著作権のある画像を使わないなりしないといけないと、強く思います。

人間、安易な方に流れてしまうのが世の常ですが、今のデジタル時代に生きる教師として、デジタル出版物(文字、画像、動画など)の著作権に関するトレーニングは大切でしょうね。

Monday, March 27, 2006

恥ずかしながら今さら

私、一応テクノロジーを使った日本語教育が専門なんですけど、Flashに手を出したことはありませんでした。だって面倒くさそうだったんですもん...。熱しやすく冷めやすい性格と生来の面倒くさがりが災いして、マニュアルを読む気になれないのです。でも一念発起してFlashを勉強してみようと思い、マニュアル片手にFlashで遊んでみました。 本当に基本的なことがわからないもんで、イメージを作って上下に動くアニメーションを作るという作業をしました。これからもっと高度なことができるように、少しずつ勉強したいと思います。

これまでマニュアルを読んでソフトを使う練習をしたことってないんですよねー。いつもぶっつけ本番というか、"trial & error"でやってきました。とにかくメニューを片っ端から試し、ボタンを押しまくり...。失敗作は数知れず。さて、私はFlashをマスターすることができるのか?!乞うご期待(?)。

Sunday, March 26, 2006

仕事しないぞ!

週末仕事しないぞ、と心に決めてがんばった金曜日...。おかげさまで土曜日はうちで仕事をせずにすみました。だからって何をするってワケではないんですが 、やっぱりゆっくりできるっていのはいいなあ。

父が仕事人間で、平日は夜9時ごろ帰宅し、週末もよく出勤します。最近は仕事する時間を短くしているようですが、そのかわり(?)娘の私が仕事人間になってます。ほんま、「蛙の子は蛙」です。

Saturday, March 25, 2006

お好み焼きパーティー

友人が日本に帰国するということで、同僚宅でお好み焼きパーティーをしました。私は野菜切り担当。同僚が用意してくれた野菜をうちに持ち帰り、ひたすら切る、切る、切る...。下手なもんで、1時間以上かかってしまいました。でもキャベツがないとお好みできないんで、がんばりました。

久しぶりのお好み焼きはおいしかったです。ソースを皿の端においてまるでディップのように使っているアメリカ人に、「そんな食べ方はダメ!」と、食べ方指導もしました。やっぱりお好みソース、マヨネーズ、かつお節、青のり、とすべてをお好み焼きの上にのせて食べないといけません。

食事の後はプレステでカラオケ。私は歌える歌がなかったんで歌いませんでしたが、みんな上手なんで聞いていて楽しかったです。ちなみに一番上手なのは帰国する友人。彼女の美声が聞けなくなるかと思うと、残念です。

Friday, March 24, 2006

中間試験

私が教えている日本語のクラスの1つで中間試験がありました。試験を作りながら「もうこんな難しいことがわかるようになったんだ〜」と思いました。ちなみに今学期ゼロから始めた学生は、時間、日付、日常生活について話せるようになりました。

試験は学生がどれだけ授業で学んだかということを測るものですが、それと同時に教師へのフィードバックでもあります。試験の出来具合を見て、「あー、ちゃんと教えられなかったなあ」と思うことしばしば。どうしたら学生がもっとできるようになるんだろう、と採点しながらいつも考えます。

Thursday, March 23, 2006

息つくヒマなし...

休み明けすぐの1週間はハードです。今回は中間試験が二つも重なり、特にハード...。息つく暇もありません。試験作って、授業して、採点して、あっという間に午後8時(涙)。仕事は楽しいから別にいいんですが、することがこうも多いと、何から手をつけてよいものやら困ってしまいます。時間を上手く使えるようになりたいです。

Wednesday, March 22, 2006

授業見学

今日、同僚(といってもかなり先輩)の3年生の授業を見学しました。日本人の宗教観に関する読み物を使った授業だったんですが、もうすばらしいの一言。新出語彙・表現を言い直して説明する練習、それを使ってペアで質問し合う、読み物を読んで内容確認のために準備された質問についてペアで話し合う...という授業展開。授業がそれはそれはスムーズに進んでいって、あっという間に65分が過ぎていきました。私の授業なんていつもブツ切り(汗)。 夏に3年生を教えるんですが、その時は少しでも先輩のように教えられるよう、がんばりたいと思います。また見学に行って勉強させてもらわねば。

Tuesday, March 21, 2006

作文集

今日、1年生のクラスで「作文集」を配りました。これは今学期の初めから2ヶ月ほどかけて書いた作文を集めたものです。「私の好きなX」というテーマで、アイデアを出してアウトラインを考える、下書きを書いてクラスメートにコメントしてもらう、そのコメントをもとに作文を書き直して提出する、という作業をしました。先学期に同僚が2年生のクラスでやっていた手法を教えてもらって実践したんですが、 できあがった作文はなかなかのもの。私だけが読むのはもったいなくて、春休み中に文集にして学生に配りました。自分の作文がきれいにタイプされたものを見て、「本ですね!」と喜んでいる学生を見て、手間でしたが文集にしてよかったと思いました。

作文を書くという課題を課す時、ただ「じゃ、このテーマで書いてください」ということが多いと思うんですが、実際ものを書く時は必ず「書く相手」がいて、「書きたい内容」があって、何かを書くんですよね。今回私のクラスでは「クラスメートに自分が好きなことを知ってもらおう」という名目で、クラスメートを相手に好きなものを紹介するという設定で作文を書きました。今回の活動を通して、話すことと同じように書くことにも相手がいるんだということ、その相手に自分が言いたいことを上手く伝えるにはどうしたらいいのかということを、学生は少しでも考えてくれたようです。下書きと最終原稿にその「考えた結果」が現れていたように思います。

Monday, March 20, 2006

あったかくていいな〜...じゃなくて。

毎年毎年、「今年は暖冬だ。いつもより暖かい」ということを誰かが言っていると思いませんか?そりゃ極寒よりある程度暖かいほうが過ごしやすいですが、これから先のことを考えると、そういいことでもないと思います。

CBSの"60 Minutes"という番組で、アメリカ政府が地球温暖化に関する公式文書の検閲をして、温暖化がそれほど深刻な問題ではないかのように情報をコントロールしているという放送をしていました。政府発表の公式文書は検閲が通っていて当然だと思いますが、科学者が書いた地球温暖化の文書を検閲しているのは、石油会社関係のロビイストである弁護士だそうです(この弁護士はもう政府職をやめたそうですが)。ブッシュ政権はオイルマネーに依存しているので、こういうことになるんでしょうね。

アメリカは京都議定書に署名していますが、批准していません。つまり議定書で決められた温暖化防止政策の実施を拒否しているわけです。今がよけりゃそれでいいって感じでしょうか。安い石油がないと怒り、使い捨てのフォークや紙皿を使うアメリカ人...。みんながそうじゃありませんが、そういう人が多いような気がします。日本の過剰包装もどうかと思いますが。

"60 Minutes"に出演していた科学者は、10年以内に手をうたなければ温暖化を止めることはできないと言っていました。北極の氷がとけてワシントンが水びたしになるにはまだまだ時間がかかるでしょうが、もしそうなった時、ブッシュ政権はどういう評価を受けるんでしょうかね。

Sunday, March 19, 2006

春休み終了カウントダウン

楽しかった春休みも終わりに近づいています。いつもと変わらない土曜日でした。食材を買いに行って、来週の授業の準備をして、テレビを見て...。ごくごくフツーに1日が過ぎていきました。

明日はいよいよ春休み最終日です。一所懸命ダラダラ過ごして、休みを楽しむことにします(笑)。

Saturday, March 18, 2006

誕生日パーティー

今日はSt. Patrick's Dayです。アイルランド系の人々のお祭りの日。そして私の誕生日でもあります。里帰りから帰ってきてメールをチェックすると、友人が私の誕生日を祝う会を開いてくれると連絡が入っていました。場所は焼き肉レストラン。狂牛病も鳥インフルエンザもなんのその、焼き肉食べてきました〜。

集まったのは私を入れて6人。いつも同僚宅で顔をあわせるメンツです。カルビ、牛タン、鶏肉、野菜のホイル焼き...いろいろ注文して、わいわいがやがやと楽しく食事しました。最後のデザートで、誕生日の私にアイスクリームパフェが!しかもろうそくつき。火を吹き消す時に真剣に願い事をしてしまいました。

焼き肉の後は友人の友人のライブへ。洞窟のようなところでライブを楽しんだあと、スタバでコーヒー飲んで帰りました。

友人のおかげで、とっても楽しい誕生日でした。持つべきものは友人です。里帰りと誕生日パーティーで実感しました。

Friday, March 17, 2006

同窓会

シカゴから帰ってきたのが午前5時半だったため、今日はゆっくりめのスケジュール。予定はアウトレットモールへ行って、それから別の友人のところでカレーパーティー。私たちは同年代で同じ学科で勉強していた(2人は現在も勉強中)ため、ちょっとした同窓会です。

アウトレットモールへ行く前に、実は生まれて初めてlottery(アメリカの宝くじ)を買いました。友人と5ドルずつ出しあって、Power BallとHoosier Lottoを買ったんですが、数字を選ぶのがひと苦労。さっさと選ぶ友人を横目に、真剣に考えてしまいました。

アウトレットモールでは靴を探したんですが見つからず、結局あまり買い物せずに終わってしまいました。それから友人のアパートへ行って感動の再会。私の現在のアパートより家具がある、素敵なところでした。おいしいカレーを食べて(ちなみにカレーを作ったのは私をシカゴに連れて行ってくれた友人)、昔話に花を咲かせ、9時ごろ解散。「早く博論書いて卒業せなあかんで〜」と先輩風を吹かせておきました。

里帰り最終日は空港近くのモーテルで過ごしました。何せ帰りの飛行機が朝早かったので、友人にこれ以上迷惑をかけないために空港まで送迎サービスのあるモーテルに泊まることにしたのです。モーテルで荷造りしながら、楽しかった今回の里帰りの思い出にひたりました。

Thursday, March 16, 2006

歓喜

今日は車でシカゴまで行ってきました。片道4時間ほどのドライブです。州間高速道路の風景はずーっとこんな感じで、空と地上の境目がまっすぐ見えます。運転は友人に任せて、ただひたすらのどかな風景を楽しみました。


そして北上すること4時間...昼過ぎにシカゴのダウンタウンに到着。シカゴに来たのだから名物のdeep dish pizzaを食べようということで、友人おすすめの店へ行きました。客が店の中に落書きができる有名な店だったんですが、確かに見渡す限り落書きだらけでした。ペンを持っていたら私も何か書いたことでしょう。でも今回はただひたすらピザを食べました。黄色っぽい生地がとってもおいしかったです。

お腹いっぱいになった後、シカゴ郊外の日系スーパー、モール、そしてチャイナタウンへ行きました。友人はチャイナタウンでライチのスムージーを飲んでいましたが、私はまだピザでお腹がいっぱいで断念。でもせっかく来たのだからと、菓子パンを買いました。1つ1ドルしなくて、ほんと安いです。

そして!!!本日のメインイベント、シカゴブラックホークス (Chicago Blackhawks) の試合を見に、いざユナイテッドセンターへ!相手はコロンバスブルージャケッツ (Columbus Blue Jackets) でした。いつも3階席の一番安いとこで見るんですが、今回は奮発して2階席。弱いチームに嫌気がさしているのか会場には空席が目立っていましたが、来なかったみなさん、残念でした!ブラックホークス、なんと勝ったのです!でもそこはブラックホークス、負けるんじゃないかというヒヤヒヤした試合でした。第1ピリオドに2点入れ、余裕やんと思っていた矢先、第2・3ピリオドに1点ずつ入れられ同点に。せっかく来たのに負けるのか〜と思っていたら、第3ピリオド10分ごろブラックホークスに追加点が!そのまま試合は終わり、3−2で勝ちました。私が見に行った試合で初めて勝った〜(涙)。先着入場者に配られた傘ももらったし、ブラックホークスは勝ったし、ほんといい日でした。

と、上機嫌で帰っていたのに、途中州間高速道路で事故がありその渋滞に巻き込まれてしまいました...。1時間半ほどまったく動かず、結局高速をおろされ、地道で事故現場より南の高速入り口まで行かなくてはいけませんでした。うちに着いたのは午前5時半...。運転しつづけてくれた友人に感謝。

Wednesday, March 15, 2006

うれし懐かし里帰り

待ちに待ったインディアナへの里帰り。朝早い便にしたので、午前10時ごろにはインディアナに着きました。空港で友人の出迎えを受け、いざ買い物ツアーへ(笑)。友人に「フツーの人はここじゃ買い物したいって思わないんだけど...」と言われながら、大型スーパーや大好きだった古着屋を回りました。

約2年ぶりに訪れた「故郷」は、あんまり変わってませんでした。新しい店がいくつかできてちょっと風景が違うところをありましたが、たいていどこを見ても懐かしさがつのるばかり。友人は早く卒業してどこか別のところに行きたいと言っていましたが、それは9年いるからそう思うんですかね...。

Tuesday, March 14, 2006

税金(涙)

アメリカでは税金を申告するシーズンまっただ中。テレビでもH&R Blockなどの税金関係の会社のCMが頻繁に流れています。締め切りは4月中旬。ぎりぎりまで待つ性分ではないし、春休みに入って時間もあるということで、申告しました。

去年は学生と社会人の期間があり、また居住地が2つの州にまたがっていたので、申告方法がちょっと複雑でした。だから税理士さんにお願いして書類を作成してもらったのですが、今年はH&R Blockのオンラインサービスを使って自分でやりました。

結果...連邦政府に600ドル支払わなければいけませんでした(涙)。州のほうは4ドル返ってくるようです。大学院時代から税金を払っていますが、追加分を払ったのは今回が初めてです。毎月1000ドル近く税金を払っているのに、まだ払わなくちゃいけないなんて...(涙)。

毎年税金が返ってくると期待して面倒くさいのに税金申告していたのに〜、とアメリカ人の友人に言うと、「政府に払わなきゃいけない分を今まで貯金できてたでしょ?その利子を貯めることができたんだから、いいじゃん」と言われました。つまり私は政府に無利子でローンを受けていて、そのローンで利子を稼いでいたということ。この友人に言わせたら、税金申告してお金が返ってくるということは、貯金できたかもしれない分を政府に無利子で貸していたことになるわけだから、そんなにいいもんじゃないと。「戻ってくるお金はもともと自分のもんじゃん」。

ああ、確かにそうです。そうなんだけど...。払わなくちゃいけないっていうのはやっぱり悲しいです(T_T)。

Monday, March 13, 2006

満足。

アメリカに住んで約十年。今日初めてアメリカでカラオケに行きました。午後2時から7時まで、友人6人と歌いまくり。最初は「5時間も歌うのか〜」と思っていたのですが、時間はあっという間に過ぎていきました。日本でもこんなに長い時間カラオケをしたことはありません。

私が歌える歌は限られたヘビメタのバラードか、日本で十数年前に流行った歌のみ。今日カラオケに行った友人は全員私より年下。今年初めに見たドラマ『電車男』の中で使われていたC-C-Bの「Romanticが止まらない」という歌を懐かしがって歌ったら、みんなに「何、これ?」と言われてしまいました。1人だけ生まれ年が1年違いの友人がいましたが、わかってくれたのはその人だけです...。ああ、ジェネレーションギャップって悲しい。そして、一世を風靡した米米CLUBの「Funk Fujiyama」を歌ったら、「日本語教師にあるまじき選曲!」と叱責されてしまいました。ま、確かにあの歌詞は外国人をバカにしてますね。

カラオケのあとは、20ドルで食べ放題の寿司屋へ。いくら、トロ、サーモン...。食べ放題っていうと、ここぞとばかりに食べまくってしまう私。今日も例外ではなく、次から次へと注文し、思いっきり食べました。合計8人で行ったので、わいわいとおしゃべりしながら楽しく食べちゃったんですよね〜(と言い訳)。

久しぶりに充実した週末でした。さて、これから予約録画した"Law & Order: Criminal Intent"を見ることにします。

Sunday, March 12, 2006

春休み開始

待ちに待った春休みが始まりました。とはいっても、今日はいつもの土曜日と変わらず。洗濯して、掃除して、のんびりテレビ見て...というふうに過ぎていきました。いつも通り仕事もしました。春休みの1週間後に中間試験があるので、その試験作りをしました。なんか試験マシーンになっている感じです。でもこうやってさっさと仕事を片づけておかないと、里帰りが楽しめませんからね。人生楽ありゃ苦もあるさ。

Saturday, March 11, 2006

子犬

同僚の子犬を初めて見せてもらいました。ゴールデンレトリーバーの子犬です。まだ歩くのもやっとという感じでかわいかったです。でもぶっとい足をしているので、でかくなること請け合い。この同僚はもう一匹飼っているんですが(ミニチュア何とかと言う犬)、そちらのほうは成犬でもとても小さいです。どちらもとてもかわいいです。

犬が飼えていいな〜と思います。いや、私だって飼ってもいいんですけどね。ただね...自分の世話で手一杯なので、犬なんか飼った日には犬に恐ろしいことが起こるのではないかと...。私、植物はたいてい枯らします(汗)。サボテンもダメにしました(滝汗)。こんな私が生き物(人間含む)の世話ができるとは到底思えません。とほほ。

同僚のうちにお邪魔して、犬と遊ばせてもらうことにします。

Friday, March 10, 2006

テレビっ子の私

私はテレビっ子です。日本にいる時はニュースとお笑いしか見ませんが、こちらでは手当たり次第にテレビを見ます。平日は夜9時以降の決まった番組しか見ませんが、休みの日となるともう1日中テレビをつけてます(笑)。

今日、クラスで「見る」「食べる」などの他動詞を導入したので、学生同士で1日のスケジュールをきかせました。するとどうでしょう、テレビを見るという学生は皆無。ま、予想はしてたんですけどね。今の大学で教えるようになって2年弱、普段テレビを見るという学生にお目にかかったことがありません。テレビを持っていないという学生もいます。今の大学は超難関校なので、テレビなんか見てるヒマがあったら勉強しなきゃ、という感じなんでしょう。

「私は毎日テレビを見ます」と言うと、学生から失笑が。でもね、学生諸君、私はテレビを見て英語を勉強しているのです!"Law & Order"シリーズを見ているおかげで、"indictment"(起訴)とか"affidavit"(宣誓供述書)とか法律関係の単語がわかるようになりました。"CSI:"やCourt TVの番組のおかげで、科学捜査の方法とかわかります。え?そんなこと、知らなくても生きていける?確かに。

Thursday, March 09, 2006

場所取り

今朝はちょっと早めに出勤しました。朝7時半ごろ自宅を出て歩いていると、路上駐車した車の中でじーっと座っている人々がいました。「あ、場所取りしてるんや」と思いました。大学の付近の路上駐車エリアはいつもこんな感じです。午前8時から駐車可能になるんですが、それまで車を停めて待っているんですねえ。

私がアメリカで最初に住んだ町は、確か有料駐車場がありませんでした。大学院時代に住んでいた町にはありましたが、目的地よりもちょっと遠くに停めることをいとわなければ、場所取りなんてことはしなくても大丈夫でした。そして大都会の現居住地に来たわけです。場所取りをしている車(人)を見て、最初は「何してるんやろ?」と不思議でした。後で標識を見て納得しましたが。

都会に住むと、こういう所↑が不便なんですよね。ここに来て運転しなくなったので(恐ろしくてできない)、私は場所取りの心配はせずにすんでいます。じーっと8時になるのを待っている車/人の横を「ご苦労さまやなあ。でもアイドリングすんなよ!」と同情と憤慨の気持ちで通って出勤したのでした。

Wednesday, March 08, 2006

でかい声

最近よく思うこと。なぜ私の声は学生10人を合わせた声よりでかいのか。

授業で例文をコーラスしてもらう時、絶対に私の声のほうが大きいのです。今日もそうでした。今日は1年生のクラスで「〜んです/〜んですか」という文型を練習したのですが、学生の声が小さいこと。口頭で状況を与えて、それに「〜んですか」を使って反応する、という練習をしました。まず状況がわからないのと、「〜んですか」の「〜」にくる形をとっさに作ることができない、という2つの要素が重なって、か細い声で「もしかして言わなきゃいけないのはこれ?」みたいな感じでコーラスに参加する学生...。そしてその後、モデルを示す時に教室中に響き渡る私の声...。

学生は中間試験シーズンで疲れていることと思います。その上、「行かなければなりませんよ」というキューから、「行かなければならない」という形を作り、そして「んですか」をくっつけるという難しい作業をしなければならない。大変なんだと理解しつつも、一番よく聞こえるのは私の声というのは悲しすぎます...。学生よ、もっと元気になってくれ〜。

Tuesday, March 07, 2006

ご利益あった?

両親の代理厄除お祓い、そして厄除のお札の効果かわかりませんが、私が「大厄のせいだ〜」と思うにいたった懸案事項が解決しました〜。ああ、これで人生ちょっとはラクになるかも...。うれしいです。

Monday, March 06, 2006

元学生

今の大学で働くようになってしばらくして、大学院時代に教えた元学生から突然メールが来ました。「先生の名前をググったら○○大学で教えているって出てきたからびっくりした。すごいですね」と。びっくりしたのはこっちです。だって私、この学生には嫌われていると思ってましたから。

コース責任者の教授が授業観察に来た日、私のしつこいまちがい訂正にいらだったこの学生は、何と授業の途中でいきなり席を立ち、教室を出ていってしまったのです。私はそのまま授業を続け、教授からは「気にしないように」と励まされ、その後学生は何もなかったかのように授業に来ていていましたが、やっぱり後味が悪かった...。

この「事件」以来、私はまちがい訂正により気をつけるようになりました。クラスメートの前で「下手くそ」だと言わんばかりのしつこい訂正はよっぽどのことがない限りせずに、できるだけ個人的に直したり、他の学生も巻き込んで直したりするようになりました。

今日、その元学生からメールが来ました。某有名大学のとある研究所で働いているそうです。学部時代の専門を活かした職場のようです。メールの最後に"Please keep in touch"(連絡を取り合いましょう)と書いてありました。社交辞令かもしれませんが、それでもうれしかったです。私はこの学生の人生にほんのちょこっとだけ関わっただけですが、それでも覚えていてくれて、こうして連絡をくれる。こういう出会いが、私が「教師」という職業が好きな理由の一つです。

Sunday, March 05, 2006

スーパー カルチャーショック

今日は近所のスーパーへ買い物に行きました。今のアパートの住むようになって2年弱、初めてここのスーパーへ行った時の驚きは今でも忘れられません。

中西部のバカでかいスーパーに慣れきっていた私は、まず通路の狭さに唖然としました。日本のカートの2倍ほどの大きさのカートが2台すれちがえるかどうかぐらいの通路...。大学院時代に行っていたスーパーでは4台ぐらい通れたんじゃないでしょうか。ここのスーパーでは中西部によくいる肥満の人は買い物できないでしょう。

それから"cold room"という冷蔵・冷凍食品専用の部屋の存在。今住んでいるところのスーパーでは、要冷蔵・冷凍のものは、フレンチドアで仕切られた温度が低い倉庫のようなエリアに陳列されています。客はそこに入って商品を探すわけです。中西部にはないシステムで、びっくりしました。「あんな寒いところで一日中仕事している人は冷え性にならんのだろうか」と心配になった私。

たかがスーパー、されどスーパー。いろんなスーパーがあるものです。2年近くたった今はもう勝手知ったるわがスーパーで、通路の狭さにも"cold room"にも慣れました。でもやっぱり中西部のムダに広いスーパー、好きだなあ...。

Saturday, March 04, 2006

雑用の日

金曜日は教える授業がありません。よって雑用の日です。授業がある日はなかなかできないこと、例えば成績の入力をしたり、机の上を整理したりします。そして1日が過ぎてゆく...。

今日も典型的な金曜日でした。成績の入力をしたのですが、成績についてはいつも考えてしまうことがあります。それは「学校で教えていると、日本語ができるかどうか以外の要素が成績に加味される」ということです。どんなに日本語がよくできても、授業に来ない・宿題を提出しない学生は成績が悪くなります。

「成績」って、学生の日本語力の反映では必ずしもないんですよね。「あんなにすらすらと日本語が出てくるのに、Bなのかあ。もったいないなあ」なんてこと、たまにあります。学生の出来不出来に一喜一憂、授業に来ないと心配になる...。気分は「お母さん」です。

Friday, March 03, 2006

寒い〜

雪が降りました...。ああ、寒いはずです。朝の気温はいつもだいたい氷点下0度。私が住んでいるアパートは川のすぐそばで、建物を出るといきなり冷たい風が顔にふきつけてきます。本当に涙が出るぐらい寒いこともしばしば。テキサス在住の友人に寒いとメールしたら、友人のところは華氏93度だと返事が返ってきました。真夏の気温です。アメリカって広いなあ。

Thursday, March 02, 2006

何でも中毒

"Today"という朝の番組で、"Strange Addition"(変わった中毒)という特集の下、セックス中毒の話題を取り上げていました。「朝の番組ですごいことやってるなあ」と思いながら見ました。今も昔もセックス中毒の人はいたのですが、インターネットの普及で問題が深刻化しているそうです。中毒になると、毎晩4〜5時間もネットでポルノを見るとか。"Today"のサイトで関連記事を読んだら、中毒を克服した牧師の話が出ていました...。牧師も人間なんだと思った私。

度が過ぎた趣味というか行動を「中毒」という病気として認識し、治療しようとするのはいいことかもしれません。でもこれがまた度を過ぎて、何でも「中毒」で片づけられてしまうようになったら、どうなるんでしょうね。最近何でも「病気」につなげて考えて、カウンセリングや投薬で処理しようとしていると思うんですが、それでいいんでしょうか。もっと根本から解決する方法ってないんですかねえ。

Wednesday, March 01, 2006

元気な先生、疲れている学生

今日は一年生のクラスで三人も欠席が出てしまいました。試験直後ということもあって、力つきて体調を崩したんでしょうか。どのコースでも中間試験やプロジェクトがあったりして、学生は忙しくしているようです。授業に出てきている学生の顔もなんか疲れているんですよね〜。私のほうがよっぽど元気。ある学生は毎日3時間ぐらいしか寝ていないとのこと。みんな若いから無茶できるんですよね...。

でも学生は疲れたり病気になったら「休む」ことができるんですよね。自分が後で大変なだけで、たいていの場合他の人には迷惑がかかりません。でも教師が体調を崩したら、授業をカバーしてくれる同僚、そして何より学生に迷惑がかかるのです。そう思うとおちおち病気にもなれません。

Tuesday, February 28, 2006

dyslexiaと日本語

あるメーリングリストの投稿で、dyslexiaの子供にとって日本語は学習しやすい言語だという記事を読みました。"dyslexia"(ディスレキシア)とは、書かれた文字が読めない、読めても意味がわからないという症状を示す学習障害です(ウィキペディア参照)。綴りの通りに発音する場合が少ない英語と比べて、字と音が一対一の対応になっている表音文字(ひらがな、カタカナ)を使う日本語は、識字障害であるdyslexiaの人にとって学習しやすいということのようです。文法も複雑でない(straightforward)ため、なおよいとこのこと。

確かに、と思うところもあるのですが、そんなに単純なことなんでしょうか。ひらがな・カタカナ・漢字の3種類を混合して使う日本語の文章を読むということは、学習者にとって大変な作業です。日常よく使う漢字は限られているとしても、使われ方によって読み方が違う漢字を一つ一つ覚えていかなくてはいけないわけです。3種混合の文章を目の前にした時、dyslexiaの学習者たちに上記のことがあてはまるのでしょうか。

ただ、dyslexiaという学習障害のためになかなか外国語を学ぶことができないと悲しんでいる学習者がいたとして、彼らが日本語に「光」を見出すという可能性があるのならば、私の疑問なんて大したことないのかもしれません。

Monday, February 27, 2006

週末の贅沢

最近、週末になると長風呂に入っています。アメリカの浴槽はご存知の通り浅いので、日本のようにゆったりと湯船につかることはできませんが、それでもバブルバスの中でゆっくりと本を読んでいると、イヤなことも忘れます。本当はお風呂につかってテレビが見たいんですが、今は無理。テレビのケーブルが短すぎて、バスルームまで届きません(悔)。長かったらやるのか、と聞かれそうですが、やるでしょうね...。そういえば、シアトルの在米日本人向け情報誌に、「日本のお風呂作ります」という大工さん(工務店?)の広告が出ていました。テレビつき日本のお風呂...。ぜひ実現したいものです。

Sunday, February 26, 2006

『宿命』

私は寝る前にベッドの中で本を読むのが好きなんですが、最近高沢皓司の『宿命:「よど号」亡命者たちの秘密工作』を読み返しています。父に勧められた本なんですが、タイトル通り、「よど号」ハイジャック犯たちの話です。要は北朝鮮で再教育されて「日本北朝鮮化革命」という名のもとに、北朝鮮の工作員になった...というような内容です。その過程が実に緻密に書かれています。大好きな本の一冊です。

「気に入る答えを言うまで、何度でも学習を繰り返す」という洗脳、ヨーロッパで日本人旅行者をだまして北朝鮮へ連れて行くという話には背筋が凍ります。テクノロジーの発達で「世界が狭くなった」と言われて久しいですが、今も多分多くの国で「スパイ」が活動してるんでしょうね。

余談ですが、「洗脳」の手段を読んでいる時、日本語教師として私も学生に同じことをしているんじゃないか、と思いました...(汗)。

Saturday, February 25, 2006

食べ過ぎ...(汗)

昨日、今日と昼間にパーティーがあり、ちょっと食べ過ぎてしまいました。大食漢の私に、buffetは御法度です。際限なく食べ続けてしまう...。食べたら食べただけ肉になるので、ここ最近お腹のあたりを直視することができません(汗)。健康ならそれでいいんですが、今持っている服が入らなくなったら困るんで、摂生しなくては。といっている私の机には、先輩先生にいただいた森永チョコレート「小枝」が...。

Friday, February 24, 2006

祝!金メダル!

読売新聞のサイトを見たら、女子フィギュア荒川選手が金メダル獲得とのニュースが!ようやく日本にメダルですね。アメリカにいるとアメリカ人選手のことしか(当然ですが)報道されないので、オリンピックのことなんかどうでもいいやって感じだったんですが、日本人金メダルのニュースに、ちょっとうれしくなってしまいました。

実は今日、すごーくイヤなことがあったのです。研究室に間違い電話がかかってきた時、相手がしつこく大学の番号案内を教えてくれと言うので、「私は番号案内の係じゃありません」っていったら、"You're an idiot"と罵倒され、一方的に電話を切られました。がーん、ショックです...。こういう時、スパッと言い返せたらいいんでしょうが、私はその場は絶句し、後で怒りがにえたぎってくるタイプです。

そういうイヤなことも、荒川選手の金メダル獲得のニュースを見てちょっと忘れることができました。ほんと、よかったです。

Thursday, February 23, 2006

厄よけできるのか?!

先日、今年私が大厄だということを書きました。両親にお札を送ってほしいとお願いしたところ、娘思いの両親は神社で厄よけのお参りまでしてくれたそうです。なんと1万円!(お父さん、お母さん、ちゃんと返します)そして今日、「厄よけグッズ」が届きました。何やら説明書があるようなので、しっかり読んで厄よけに励み(?)ます。

Wednesday, February 22, 2006

タイプして出して〜

今、一年生のクラスで作文を書かせています。今日、下書きを集めたのですが、フィードバックを与えるのが大変...。原稿用紙に書いてある場合、書き込む場所があまりないんですよね。いろいろなシンボル(例えば「漢字で書いてください」は"kj"など)を使ってスペースと労力の「節約」を心がけてはいるんですが、なにせ下書き。そりゃもう時間がかかります。

今回、学生2名がMSワードファイルで下書きを提出したんですが、フィードバックを書き込むのがどれだけ楽だったか...。"Review"機能(日本語では何と言うのでしょうか?)を使ってコメントを入れたり、削除・追加したりしたのですが、手書きの半分の時間でできました。

原稿用紙の使い方をマスターするのは大切かもしれません。でも、でも、作文はタイプして添付書類で提出してほしいなあ...と、手が痛くなった私は思ったのでした。

Tuesday, February 21, 2006

またまた試験作り

また試験です...(涙)。私は初級コースを2つ教えているんですが、先日1つのコースで試験があったと思ったら、今度はもう1つのコースで試験です。こちらは超初級で、日本語の勉強を始めて1ヶ月半。初めての試験です。試験を作りながら、「こんなことがわかるようになったんだ」と感慨もひとしお。今のところできるのは自己紹介、買い物(商品がどこでできたか、いくらかが聞ける)などです。ずーっと昔にイタリア語を勉強したんですが、今の私のイタリア語は私の学生の日本語よりも下です。情けない。

Monday, February 20, 2006

里帰りするぞ!

今日、重い腰をあげてやっと里帰りの飛行機のチケットを買いました。里帰りといっても日本へ帰るんじゃありません。私の第二の故郷であるインディアナ州に「帰る」のです。私の元ルームメートであり、友人であり、博士論文を手伝ってくれた人のところにお世話になります。3泊4日の日程で、そのうち1日は好きなチームのホッケーを見に行きます!弱いチームなんで勝てるとは思わないんですが、ちょうど現在の順位で1つだけ上のチームとやる試合があったんで、それを見に行くことにしました。

大学生時代に高校で日本語教師アシスタントをしていた2年間を入れて、20代のほとんどをインディアナで過ごした私。NYに来てからもインディアナのことは大好きで、みんなに何と言われてもインディアナのほうが好きだと言い張ってきました。確かにインディアナは田舎です。HR/HMのライブもありません。文化といえばバスケとアメフトでしょう。肥満人口がすごいです。町はファーストフードだらけです。それでも!私にとっては肩肘はらずに過ごせる大切な場所です。

今から春休みが楽しみ〜。

Sunday, February 19, 2006

BBQパーティー→ --> Make over

今日、同僚のうちでBBQパーティーがあり、行ってきました。有名な店があるとのことで、最初はそこに行く予定だったんですが、予約がいっぱいで打開策として持ち帰りして、同僚のうちで食べることになったのです。私はBBQはそんなに好きではないのでBLTを食べたんですが、来た人はみんなおいしそうにBBQを食べてました。

BBQを食べ終わった後、みんなでのんびりとオリンピックを見てぼーっとしてたんですが、いつの間にやら同僚が来ていた女性陣の眉毛をいじりだしまして...。Make-overってやつですかね。私もやってもらったんですが、すんごいことになりました。「ちゃんとメイクしなきゃだめ!」と怒られてしまいました(笑)。なぜか写真まで撮ってもらい、見たらすんごい美人に見えるじゃないですか!カメラってすごいなあ。お見合い写真いに使えそうな写真でした。

帰りにアイシャドーまでもらってしまいました。月曜日にチェック入るみたいなんで、がんばってメイクしなきゃ(汗)。

Saturday, February 18, 2006

「当然」とは何か

昨日、学生の自己紹介文に「東京は今八時です」といったような全く不適切な文が含まれていた、ということを書きました。

あれからいろいろ考えたんですが、やっぱり私がきちんと指導しなかったのがよくなかったのだと反省しました。「自己紹介」というのは、きっとどの言語の話者でも同じようなこと(名前、出身地など)を述べるのだと思うのですが、それは私の勝手な「思い」でしかないんですよね。もしかしたらある言語話者の間では、朝何時に起きるかということが自己紹介の内容として認められるかもしれない...。可能性は低いと思うんですが、でももしかしたらあるかもしれない。

学生にとって日本語は「未知の世界」です。「英語と日本語は違うんだから、自己紹介の仕方も違うのかもしれない」と考える学生がいてもおかしくないわけです。私は「自己紹介なんか英語でしても日本語でしても同じでしょ。当然学生はわかるはずだわ」と思っていました。その結果、自己紹介にはどんな内容が適切なのかということを学生と話し合わず、私が「当然だ」と思っていたことを学生も「当然」わかっている「だろう」という予測のもと、宿題を出してしまったわけです。今回の自己紹介文の宿題は、こちらの考え、意図をきちんと伝えなければいけないなあ、と思わせる一件でした。

...あ、でも口頭で自己紹介の練習はさんざんしたんだった...。じゃ、やっぱり学生の「空白は埋めねば」妄想が「東京は今八時です」につながったんですかね。

Friday, February 17, 2006

「東京は今八時です」

初級クラスの学生に「自己紹介を書く」という課題を出したんですが、ひどいもんでした...。

「あなたは留学生です。パーティーで自己紹介をしなくてはいけませんが、緊張して話せないと困るので、自己紹介の原稿を用意してください」と英語で指示を出しました。学生は指示に従い、名前や所属大学、出身地などを書いてきたんですが、そこでやめればよかったのに、空白を埋めるためか、「東京は今八時です」だの、「私は毎朝九時に起きます」だの、自己紹介にふさわしくないことを書いてきました。私は確かに言いました。「名前と「どうぞよろしく」だけじゃだめですよ」って。だからって、今ちょうど勉強している時間を無理矢理自己紹介に入れなくたって...。

「書く」という作業は本当に大変です。ジャンル、読み手に合わせて書かなければいけません。今回、私の学生は「自己紹介をする時、どんなことを言うか」ということを考えず、ただただ自分が知っていることを自己紹介の原稿に書いたのでしょう。教師としてもう少し指導すべきだったのかもしれません。「自己紹介にふさわしい内容は何か、考えて書いてください」って。

次の授業で学生が書いたような自己紹介を私がするつもりです。そしておかしさに気づいてもらおうと思います。...気づいてくれるだろうか(汗)。

Thursday, February 16, 2006

大厄!

最近あまりにもロクな事が起こらないという話を同僚にしたら、「厄年なんじゃないの?」と言われ、調べてみました。すると...がーん!大厄じゃありませんか(年齢がバレますね)!!!なんか納得してしまいましたよ、私は...。

父親にメールしてお札を送ってもらうことにしたんですが、本人が厄払いに行かなくてきくんですかね。

Wednesday, February 15, 2006

くたくた...

今日は午前中は外で仕事。1時近くに終わってからダッシュで学校に戻って、午後授業2コマ。疲れました〜。試験、小テスト、宿題の採点がたまってしまい、うちに帰ってからも寝るまでずーっと仕事してました。教師家業はつらいです。

よーく考えたら、今日はバレンタインデーなんですよね。職場の同僚(というか部下、アシスタント、というか...)にチョコレートのおすそわけをもらいました。私のバレンタインデーなんてそれぐらいのもんです、はい。

Tuesday, February 14, 2006

学生の差

今日は試験でした。やさしくしたつもりはなかったんですが、採点してみるとよくできていました。私の教え方が上手というよりは学生が一所懸命勉強した結果ということでしょう。いやはや、学生って、すごい。

ただ気になるのは、できる学生とできない学生の差がだんだん大きくなっていることです。かたやほぼ満点、かたや70点台。こういうケースはいつも悩みます。授業の内容のレベルを落とすとできる学生には退屈だけれども、できる学生に合わせるとできない学生はついてこられなくなるし...。妥協案として真ん中あたりを狙っているつもりなんですが、それでも片方にはやさしすぎて、片方には難しすぎて...。どうしたもんでしょうかねえ。