Wednesday, December 27, 2006

よいお年を〜

あと6時間ほどでうちを出ます。いよいよ日本です!実家のネット接続状況が非常に悪いので(いまだにダイアルアップ...情けない)、今年のブログの更新はこれでひとまず終わりです。みなさま、よいお年をお迎えください。久々の日本の正月を満喫してきます!京都の白みそのお雑煮はおいしいぞ!

Monday, December 25, 2006

M-1グランプリ

日本では12/24にM-1グランプリが開催されました。漫才大好きの私の楽しみの1つです。日本に帰ったら弟が録画してくれていたものを見ようと楽しみにしていました。ああ、でも結果を知ってしまった...。チュートリアルが満場一致で優勝したそうです。京都出身の漫才師が優勝したのはうれしいですが、麒麟は今年もダメだったか...(悲)。

チュートリアルはハンサムな徳井(左)の妄想にテカテカの福田(右)がツッコむという漫才スタイル。M-1では冷蔵庫自転車のチリンチリンというネタで勝ったそうで(リンクをクリックすると、ZAIMANで同じネタをやった時の映像が見られます)。正直、あんまり面白いと思ったことはないんですが、M-1で優勝したんだからすごいんでしょう。帰ってネタを見るのが楽しみです。

Saturday, December 23, 2006

Chelsea Piersでスケート

休み1日目。やることと言ったら、やっぱりスケートでしょう!今日はいつも友人の試合を見に行っているChelsea Piers SkyRinkへ行きました。ホッケーをやっているところですべれるなんて、ちょっと幸せ。いつも狭くて人が多いBryant Parkですべっているせいか、リンクの広さ、人の少なさに感動しました。端から端まで遠い!そしてすべってもすべっても人にあたらない!ガンガンすべりました〜。

日々の練習のかいあってか、本当にまともに止まれるようになりました。...でも右足だけです。本当は左足でも止まれないといけないんですよねー。今日ちょっと練習してみたんですが、左足は私の言うことなんか聞きやしません。ありゃ、私の体の一部やありまへん。というわけで、右足だけでいいことにします。

今度は後ろ向きにすべれるようになりたいなあ。

Friday, December 22, 2006

期末試験、成績、そして仕事納め

怒濤の1週間でした。まず月曜日に2年生の期末試験。4-7時の試験監督の後、友人と外食。ちょっとムカつくことがありましたが、まあ楽しい食事会でした。そして火曜日に1年生の期末試験。朝9−12時の試験監督だったんですが、トラブル発生。この時間帯に受けるはずの学生が2人も来ない! そのうち1人は1時に現れ、「どの時間帯(4つあります)に受けてもいいと思った」と言い放ち、怒り心頭の私は久々にむちゃくちゃ説教してしまいました。ま、仕事帰りにスケートに行って、ストレス発散しましたけど。

で、期末試験の採点をだーっと終えて、水曜日はついに成績提出。まあ妥当な結果でした。ほっとしたところで、今学期のコース評価をチェック。学生は私が授業で使ったパワーポイントがお気に入りのようで、かなり好意的なコメントが多かったです。それから、コースがとても "well-prepred, organized" だったと。うーん、私としてはかなりメチャクチャな部分があったと思うんですが...。ま、学生からの評価がよかったんで、いいでしょう。

そして木曜日は仕事納め。恒例の大掃除です。大掃除といっても、私もオフィスをシェアしている同僚も常日頃から整理整頓を心がけているので、そんなに大変じゃありませんでした。割と早くすんで、学期中にたまった書類等のファイリングをせっせとやりました。掃除の後はみんなでおすしの昼食に舌鼓をうち、お疲れさまでした〜と慰労会。

1週間大変でしたが、いよいよ冬休みです。27日日本帰国です!

Saturday, December 16, 2006

ブログ、ポッドキャストについて

金曜日の職員会議で、同僚のSさんとと共に今学期行ったブログとポッドキャストプロジェクトの最終報告をしました。 Sさんが内容を説明し、私がサンプルを見せるという分業スタイルで報告しました。学生のポッドキャストを聞いてもらったり、ブログのポスティングを読んでもらったりしたわけですが、聴衆である他の同僚からクラスにこういったプロジェクトを組み込む際の時間的問題(キツキツのカリキュラムに入れられるのか?)や成績に関する質問(どうやって採点するの?)が出ました。どちらも難しい問題ですが、コースの一部としてやる以上、考えないわけにはいかない点ですね。

まず時間について。今回はクラス外での作業がかなりありました。全員参加だった1年生のポッドキャストに関して言えば、クラスで使った時間は、最初のプロジェクトの説明に5分ほどと、グループでスクリプトを書いた30分(15分X2回)ぐらいのもんでした。残り(スクリプトの完成と録音、クラスメートのポッドキャストを聞いてフィードバック、最終的にできたポッドキャストを聞いてブログにコメント)はすべてクラス外でやってもらいました。教師である私は大枠だけを示し、あとは手放し。その結果、学生はお互いに助け合い、いい作品を作りました。「親がなくとも子は育つ」のだと思いました。コースのプロジェクトというと教師が手取り足取りこと細かに指示を出さなければならないと思いがちですが、そうでもなさそうです。

成績について。Sさんは何も言わなかったそうですが、私は学生に「宿題の一部です」と言いました。ブログもポッドキャストも最初に評価基準をクラスで決めたので、それを使って学生同士で最終評価をしてもらいました。私はそれを基に成績をつけるつもりです。ちなみに学生は私よりも厳しいです...。しかし、この成績については頭が痛いです。評価を受けるとなると、やはり「やらされている」という感が否めません。ブログもポッドキャストも「伝えたいことがあるから伝える」という「やりたいからやる」積極的な態度を養う場としてカリキュラムに組み込みたいのですが、学校でやる以上は評価からは逃れられないのでしょうか。うーん、難しい。

マイスケート

最近更新を怠っていましたが、理由があります。それは仕事帰りの「スケート」です。火曜日に注文していたスケートがようやく届き、水曜日の仕事の後買いに行きました(写真)。このスケート、すばらしいです。貸しスケートは30分もすべると足が痛くなって仕方なかったんですが、さすが中にたくさんクッションが入っているスケートです。ぜーんぜん痛くなりません。

で、水曜日から3日連続でBryant Parkのリンク・The Pondに行って、1時間半ほどすべってます。Bryant Parkのリンクは入場料無料なので、自分のスケートがあったらタダなんですよねー(あ、それから荷物がある場合はロッカーの鍵持参)。ちょっと狭くて混んでいるんですが、無料には勝てません。とにかく練習する時間が必要で、あまりお金のない私にはぴったりの場所です。

アザを作りながら3日連続で練習した結果、何とか止まれるようになりました。まだヘタクソですが、最初よりはマシです。何となく感覚がつかめた感じがします。言語学習でも「あ!」という、何か頭の中でクリックしてそれまで勉強したことがつながっていく感覚があると思うんですが、それに近いかもしれません。今たくさん練習したら、本当に止まれそうな気がします。来週は期末試験2連チャンでちょっと忙しいですが、日本帰国までできるだけ練習します!日本でも友達とスケートに行く予定。博士論文だってここまで真剣にならなかったかも(汗)。

Wednesday, December 13, 2006

おめでとう!!!

博士課程に在籍中の友人/同僚が、とても大切な試験を無事終えました!おめでとう、Nさん!

いやー、話を聞いていると、私が通った道よりも険しいことこの上ないのです。私の場合、すべての授業を取り終わった後、qualifying examというのを受けたんですが、Nさんの場合、その前に先行研究を論文にまとめるという試験があって、今回はそれを受けたそうです。落ちたら退場(=退学)だそうで、教えながらせっせと論文を書いているNさんを見ていると、大学院時代の自分はあれだけ一生懸命勉強しただろうかと、ふと思いました。いや、してないんですけど...。

とにかく!おめでとうございまーす。もう論文のことは忘れて、遊びましょう!

Tuesday, December 12, 2006

フィードがあああ

最近、同僚たちが使っているウェブリのリーダーに私のブログの更新がひっかからないとのこと。ああ、どういうことなんでしょうか。誰か助けて〜。

授業終了!

本日をもちまして、秋学期のすべての授業が終了いたしました。1年生は3回目の作文をもとにしたスピーチコンテストの表彰と期末試験に向けた復習、2年生は口頭試験でした。最後の最後に試験っていうのもかわいそうですが、いたしかたありません。

今学期は両学年で新しいことにチャレンジしました。ブログ、ポッドキャスト、そしてWimba。教師の無理難題(?)をよくきいて、みんながんばりました。あー、終わってよかった。

Friday, December 08, 2006

1年生と2年生の交流

今日、2年生の授業でブログの評価をしました。自分のブログも含めて、学生同士で評価しあってもらったんですが、みんな厳しいですねえ。そしてブログが活発だったという点に加えて、ことばに関する評価コメントが多かったです。最初に評価基準を話し合ったときに「習った文法/ことば/漢字を使っているか」というのが挙がったため、当然と言えば当然なんですけど、「文法は正しそうです」「漢字が少ないです」とかコメントしてるんですよね。先生よりよく見てるなー。

それから1年生のポッドキャストを聞いて、ブログにコメントしてもらいました。みんな真剣に聞いてコメントを書いてくれて、うれしかったです。今までこういう「縦」の交流はしていなかったので、今回ポッドキャスト・ブログを通じて「先輩」と「後輩」がつながりを持つことができてよかったと思います。来学期は2年生がポッドキャストをする予定なので、1年生に聞いてもらおうと思っています。

Thursday, December 07, 2006

すごくうれしかったこと

(1)お菓子作りが趣味の学生に手作りクッキーをもらった!
この学生がお菓子作りのことをブログに書いたとき、「食べてみたい」とコメントしたんですよねー。そうしたら持ってきてくれました!抹茶味のクッキーです(写真)。とってもおいしかったです。

(2)止まれた!
スケートの自主練、してきました。ただひたすら止まる練習をする私...。感謝祭前に行った時は全然ダメだったんですが、今日はなんとか止まれました〜。お粗末な止まり方でビシッとはいきませんでしたが、それでも何回かは両足を揃えて止まれました。うれし〜。

(3)80点!
最近成績が芳しくなかった学生が、試験で80点を取りました。一生懸命勉強したんやろうな〜と思い、採点しながらちょっと涙目になりました。試験を返した時、この学生はとても誇らしげでした。よかったね!

Tuesday, December 05, 2006

私の英語についての一考

最近、とある人と話していると、普段以上に自分が話す英語を意識していました。いわゆる文法(時制、単複一致、語順など)を意識して、自己訂正するのです。しかも話し出す前に頭の中で一生懸命何をどう言うか、「正しい」英文を作文する始末。確かに最近日本語ばかり使っていて、英語で話すことが少なくなりました。でもこの状況はちょっと異常だと思っていた矢先、とある論文を読んで、はっとしました。

「標準」であることばを話さなければ「通じない」ということで、「通じる」「標準」言語を話す者から区別される。

うーん、「標準」の「正しい」英語を話さない私は考えてしまいました。上述の私が英語を意識する相手は、日本語がわからない英語母語話者なのです。コミュニケーションは伝えたいことがあるからします。私も伝えたいことがあるから、相手がわかる言語(英語)で話すんですが、「もしかしてこの人、私の英語をヘタクソだと思って聞こうとしてないんじゃないか。私の言っていることがわからなかったらどうしよう。完璧に話さなくちゃ」と思う気持ちが強くなっているのではないか、と思ったわけです。しかも、こう思う相手は日本語を知らない英語話者だけなのです。日本語がわかる英語母語話者には比較的気楽に英語で話ができる自分。常々、ことばというものは個人個人で差があって当たり前だと考えているのに、自分でその個人差を意識しすぎてドツボにはまっているということに気がつきました...。

その一方で、ことばの問題ではなく、私の思考パターンが非論理的で、しかも説明力・説得力がないのが問題なのかもしれないなあ...と、母語で書いたこの文章を読み返して思ったりもします。

Monday, December 04, 2006

日本語能力検定試験

今年もやってまいりました。12月の恒例行事、日本語能力検定試験。勤務校が試験会場で、試験監督のお仕事をしました。日曜日なのに〜。しかも前日夜遊びして睡眠時間4時間やったのに〜(←これは自分が悪い)。試験監督って言ったって、問題と解答用紙を配布し、注意事項を伝えた後は、何もすることなくその場にいるだけなんですけどね。

今年は受験者数倍増で、試験監督を探すのも大変だったようです。私が担当した2級は1時20分に始まって、終わったのが4時半。ほんま、大変ですわ。毎年、自分が受けたセンター試験を思い出します。受験者のみなさん、ご苦労さまでした。

そうそう、夏に教えた学生に会いました。なんかうれしかったです。