Thursday, December 31, 2009

さようなら、2009年

あと6時間半で2009年も終わり。今年も周囲の人に支えられて、なんとか終わることができました。仕事は相変わらず試行錯誤、プライベートは音速で進んだという感じです。自分の未熟さを痛感した年でもありました。

来年は年女。2009年の反省を胸に2010年はちょっとは成長したいと思います。毎年同じことを言っているような気がしますが...。

みなさま、よいお年をお迎え下さい。m(_ _)m

Friday, December 25, 2009

近況:仕事のこと

1ヶ月以上、ほっぽってました。汗 

今学期はまあいろいろありまして、幸せなんですけど、ちょっとブログを書く時間がありませんでした。

さて、ちらほらとここでも報告していたしゃかかプロジェクトですが、学期末にすべりこみセーフで完成しました。
1学期かけて行ったプロジェクトの成果です。もしよかったらご覧いただいて、評価していただければと思います。評価の詳細は、クラスのブログをご覧ください。

反省点も多々ありますが、学生のがんばりに感謝。

教師である私は、学生に社会問題について日本語で考えたり、意見を述べたり、そして解決策を提案して(今回はできませんでしたが)それを実践する機会が与えられたかな、と思っています。でも、学生のほうはそうは思っていないようで...。最後のコース評価のコメントを見たら、「このプロジェクトをした時間に、もっと文法や読み物の勉強をしたほうがよかった」「日本語で社会問題について話す能力は、今の私には必要ない」などと書いてありました。

やっぱりネックになったのは、最後のポッドキャスト作りだったようで、ものすごーーーく時間がかかったみたいです。プロポーザルの時点で「ほんまにこれ、できるの?どうやってやるつもり?」など、難しいんじゃないかと思う点はフィードバックの中で指摘したんですが、凝り出したら止まらないんですかねえ。

それから、学期の最終週にポッドキャストが完成したので、学外のみなさんに評価していただき、それをクラス内で検討する時間がありませんでした。仏様に評価参加をお願いしたら「無理。こっちの学生は学期末で忙しい」と言われ、最初は「いつもお願いばっかで、こっちのお願いは聞いてくれへんのか」とムッとしましたが、至極当然な返答ですよねえ。今回は考える時間をとにかくたくさんとったので、次回はそれを削ってポッドキャストを繰り上げて完成させるようにしなくては。

次回の改善点
  1. 秋学期ではなく、春学期にしゃかかプロジェクトを実施する。(これは、秋学期に教材で社会問題を取り上げて学生にしゃかかプロジェクトへの準備をしてもらえば、もうちょっとスムーズにいくのかな、と思うので。日本語能力的にも、春のほうがやりやすいような気がします。)
  2. ポッドキャストの締め切りを繰り上げる。できれば学期が終わる1ヶ月ぐらい前にしようと思います。
  3. 学外の評価の結果を、クラスで検討する時間をとる。2ができれば、これも可能。
  4. 実施できる解決策は、積極的に実施する。
やることいっぱいです。

Wednesday, November 04, 2009

京都の夜

京都に帰ってきてよかったなあ。

Sunday, October 25, 2009

ついに...(T_T)

かかってしまいました。新型インフルエンザ。とほほ。

秋休み前の木曜日、悪寒がして早退したのですが、夜になったら38度の発熱。父に連れられて病院に行き、簡易検査をしてもらったところA型陽性。医師から「発症から24時間たっていないので検査では出ませんけど、多分新型でしょう」と言われ、タミフルを処方されました。そしてもちろん出勤禁止。急いで主任のN先生とスタッフに電話して事情を説明して、翌日金曜日の授業代行のお願いをしました。快く引き受けてくださったN先生、ありがとうございます。

金曜日、土曜日と薬を飲んで寝ていたら、無事熱も下がりました。新型インフルエンザは弱毒性だと聞いていたのですが、その通りでした。でも亡くなっている方もいらっしゃるので、安心はできないですよね。うちも祖父母が一緒に住んでいるので、ちょっと心配でした。

今は秋休み中なのですが、あっちこっちに行っている学生、大丈夫かなあ。

Sunday, October 18, 2009

しゃかか3:日本人ゲスト&ブログへのコメント

遅くなりましたが、しゃかかプロジェクトの続報?です。

先日、日本人大学生2名をゲストに迎え、各グループが自分たちのプロジェクトについてゲストに説明したり、トピックについて話し合うという活動を行いました。何も知らない相手にきちんと理解してもらえるのか、彼らの疑問に答えられるのか、そして学生のほうからゲストに質問を投げかけ、意見交換ができるのか...というのが、学生の挑戦でした。

1グループ20分と短い時間でしたが、学生は一生懸命話していました。私が質問してもだらだら答えるだけなのに(笑)。お膳立てされたクラス内活動とはいえ、他者(ゲスト)に自分たちの考えを知ってもらおうとする意欲がものすごくよく見えました。ゲストの質問にもしっかり答えていて、学生たちが頼もしく見えました。

この活動のあと、各クループでプロジェクトを発表するためのポッドキャストのアウトラインをブログにポストしてもらい、クラスメート以外の人3人からコメントをもらってくるようにと指示を出しました。たいていのコメントは各グループのトピックに関する意見や感想などが書かれていましたが、1つだけ毛色が違うコメントがありました。それは...
  • 英語で書かれている
  • ポスト中の文法のあやまりを直している
の2点です。このポストを見たとき、私が参加している出版プロジェクトでNさんが書いた論文を思い出しました。その論文では、ブログという一見コミュニケーション主体で、例えば教室のような教師が学習者を「統治」することがなさそうなメディアにおいて、いかに「統治」が立ち現れているかというものを分析したものです(Nさん、説明が間違ってたらすみません...)。この論文のおかげで、このコメントを見逃すことができませんでした。「なんでここで英語で書くのか?文法を直すのか?他の人はどちらもやっていないのに。これはどういう意味だろう?」と。どこでも、何があっても「学習者」というのは直されなければならないのか?「日本語の使い手」としてみんなが同じ立ち位置に立つことはできないのか?どうやってこの状態を変えることができるだろうか?

で、クラスで短い時間でしたが、ちょっと話し合いを持ちました。学生にはコメント6つ全部プリントアウトしたものを配って読んでもらい、何か気がついた点を言ってもらいました。ある学生が例のコメントが英語で書いてあることに気づいて、「この人はランゲージパートナー?」と質問しました。そう思う理由を聞いたら「英語も日本語も上手だから」と。すると他の学生が「upper caseを使っていないからアメリカ人」と返答。それに対して「このコメントは日本人っぽい。文法を直しているから」という学生も出てきました。この文法を直すという点について意見を聞くと、「このプロジェクトは内容が大切だから、文法はど直さなくてもいい」という意見がある一方で、「正しくないから直す」という意見もありました。

そこから「直す人、直される人」の話になり、「ホストファミリーが会話の最中に直してくれる。それはありがたい。上手になりたいから」「自分が他の人を直さないのは、自分の日本語が完璧じゃないから」「先生、他の日本人、先輩、一番上のクラスの学生...というヒエラルキーがあって、その上のほうの人たちが直す」という意見も出ました。直されるということに関してはあまり問題に思っていないようですが(「完璧じゃないから仕方ない」とか「日本語
を使う人のヒエラルキーがある」など)、このブログのコメントに対してはちょっとどうかな、と思った学生もいたようです(「トピックが大切なのに」「アウトラインだからラフでいい」など)。

ここで時間切れになったので、学生に何でもいいから考えたことを書いてくるように言いました。それをもとに、もう1度(学生はしつこいって思うでしょうねえ)話し合いの時間を持ちたいと思います。今度はもっとつっこんで、「この状態を変えるには、どうしたらいいか?」という点について、いろいろ意見を出してもらうつもりです。でも、学生の意見を見ると、「しょうがない」というあきらめが結構強いみたいですけれど...(直されて当たり前って洗脳されてる?)

Thursday, October 15, 2009

シロと散歩

シロを買(飼)ってから、毎日持ち歩いてます。やっぱりいいカメラはいいですねえ(←カタチから入る人)。根性が曲がってるから、ナナメ写真が好きです(笑)。

Monday, October 12, 2009

新しいおもちゃ

買ってしまった...(右)。名前は「シロ」です。どうぞよろしく。あー、かわいい。




Sunday, October 04, 2009

十五夜

昨日は十五夜でした。お月様がきれいでした。で,写真を撮ってみたんですが,うーん,やっぱりいいカメラを買わないとだめですね...。

Sunday, September 27, 2009

しゃかか2:試行錯誤

しゃかかプロジェクトは静かに、ゆっくりと、でも一応確実に進んでいます。

最近学生がやっているのは、資料探しです。グループのトピックに関係する日本語の資料(新聞記事、ウェブサイト、雑誌記事、テレビ番組など)を3〜5つ集めて、読む/見るというのを課題にしています。発表に使う単語や表現を学んでもらおうというのが目的なのですが、この資料探しはかなり大変なようです。

問題は、「トピックの広さ」です。例えば、「経済政策と環境問題の関係」という、えらい広いトピックを扱ってしまったグループは、「経済政策」「環境問題」というキーワードでインターネット検索をしていて、「そりゃ、見つかんないよね」って感じです。すごい量の検索結果が表示されて、トップからクリックしてもそこにある情報が自分が探しているものなのかどうかもわからない...。

「経済政策っていってもいろいろあるけど、特に何に興味があるの?」「働く女性に対する性差別の中でも、雇用問題とか賃金格差とか、どれについて調べたいの?」とか、とにかく「コアな部分」を引き出す質問を繰り返し、検索に使えるキーワードや手がかりになるウェブサイトなんかを一緒に探しています。4グループのうち、この「経済+環境」と「性差別」のグループが特に手間取っていて(「いじめ」「米軍基地」は一応自分らで資料が探せていました)、ちょっと遅れ気味。

最悪、今週半ばまでに単語リスト(40個)と資料リストをブログにポストするのが目標なんですが、できるかなあ。

Sunday, September 20, 2009

メタルの秋

みなさんの秋はどんな秋でしょうか。

私の秋は、ずばり「メタルの秋」。10月、Megadethに行ってまいります!ゲストはPapa Roach。

同僚Nさん大佐、8時にプレイガイドに並んでチケットを取ってくれました。おおきに!平日、仕事帰りにメタルライブ。翌日は大丈夫でしょうか...。

Friday, September 18, 2009

今日の笑い

今日、会話の時間に「先生の誘いを断る」というロールプレイをしました。ペアで先生役と学生役になり、練習のあと全員の前でパフォーマンスをしてもらいました。

WさんとPさんのペアの順番になりました。Wさんはわざわざ「私はyukki先生です」と一言断ってからロールプレイを始めました。まあ、私が担任なのでそういう設定にしたのかと思っていたら、やってくれました...。

Pさんが「ありがとう」と言ったとたん、Wさんが「ございます!!!」と大きな声で言ったのです。その瞬間、全員爆笑。

なぜか?Pさんがいつも「ありがとう」と言うので、そのたびに私は「ございます!」と注意しているからです。ロールプレイでは、それをものまねされてしまったわけですね...。

ああ、学生ってよく見てる。

Thursday, September 17, 2009

おめでとう、antaresさん!そしてありがとう!

ほんま、涙出そうです。

去年教えた学生のantaresさん。個人目標に「好きなビジュアル系のバンドの歌の歌詞を翻訳して、ブログにポストすること」を選びました。antaresさんはこつこつと翻訳をし、コースが終わってからもずっと翻訳ブログを続けていました。

アンタレス:歌詞の翻訳 Lyrics Translation

そして、今月17日。antaresさんは1周年記念を迎えました。記念するポストを読むと、先月閲覧が10,000件にのぼったそうです。コメントには好きな歌を翻訳してもらったお礼や、翻訳してほしい曲のリクエストがあります。そして、PVの字幕にantaresさんの翻訳の使用許可願いまで!実際にいくつかのビデオがYouTubeにあります。

翻訳ブログの成功は、ひとえにantaresさんの努力のたまものだと思います。私はちょこっとお手伝いさせてもらっただけです。でも、1周年記念ポストには私への謝辞がありました。「このブログを作るきっかけを作ってくれてありがとう。そして、初期の翻訳にコメントしてくれてありがとう」と。これを読んで、私、泣きそうになりました。最近はantaresさんのブログは更新ごとにチェックするだけで、なかなかコメントできていませんでした。なんだか後ろめたかったのですが、でも、antaresさんは私に感謝してくれたなんて!!!

日本語のクラスの課題がこんな形で花開く日が来るとは...。antaresさんの成功にちょっとでも役に立つことができてうれいです。あー、この仕事やっててよかった。

Saturday, September 12, 2009

しゃかか1:模倣教師...それは私。

前のポストにも書きましたが、今学期のクラスで、仏様の「しゃかかプロジェクト」をそのまま完コピさせてもらうことにしました。

正直迷ったんですけどね...。地域の人々と自分の興味・専門分野の活動をするという「地域参加型プロジェクト」の継続実施が迷いの理由です。このプロジェクトは授業時間外の学生の時間を取るので、その上にしゃかかをやったら大変かなと。

でも、やっぱり何か教室を越えたことをしたかった。せっかく日本にいるんだから、そこら中の人を巻き込んで一緒に考えてもらうような活動がしたかった。学生たちに問題意識を日本語で表現し、その問題をどうやってなくしていくことができるのかを考えてもらいたかった。それで、「大変だけど、やってみよう」と決心しました。大変なのもやるのも学生なんですが(汗)。

やると決めてから、クラスブログを立ち上げ、毎日毎日小出しにしながらプロジェクトの意義と手順を説明しました。そして、「大変だと思う。でも、クラスの他のプロジェクトと重ねてやってみて」と、暗に地域参加型プロジェクトとしゃかかプロジェクトを重ねることを提案してみました。どうにかして課題を同じテーマでやんないと、クラス内容の統一性がなくなるし、やることが多すぎて中途半端になってしまうと思ったので...。

でも、学生はやっぱり自分がやりたいことってあるんですよね。地域参加型プロジェクトの活動と、しゃかかプロジェクトの活動が重なっているのは今のところ1人。あとはみんな違います。

ちなみに学生が選んだトピックは、
です。それぞれ何に興味があるかをリストしてもらい、関連づけられそうなものはまとめるという形でトピックにしました。みんな本当にたくさんのことに興味があって、興味がある問題をリストにし始めたときは「まとまるんかいな」と思いましたが、そこらへんは妥協したりして、なんとか2〜4人のグループが4つできました。

学生はそれぞれグループでブログを作り、そこに活動の記録をポストしていく予定です(上のトピックの後ろにあるリンクはブログへのリンクです)。最終的には論文とポッドキャストでの発表を計画しています。

今後もこのブログで経過報告をするつもりです。よろしくお願いします!

Friday, September 11, 2009

新学期やで、全員集合

新学期が始まりました。去年と同様、3年生レベルのクラスを担当しています。

昨年度の反省と夏の経験から、カリキュラムをかなり変えました。
  1. 読み物の数を減らし、1つに割り当てる時間を少し増やす。
  2. 「会話」「文法」「聴解」の授業を入れる。
  3. 仏様の「しゃかかプロジェクト」をする。
この3つが大きい変更点です。オリジナルのなんて何もないなあ。情けない。

ちなみにクラスは男8人、女2人です(む、むさい...)。みんなやる気まんまんです。

新しい場所に移転しまして、教室がすんごくよくなりました \(^0^)/ 私はマルチメディア教室を使わせてもらってます。プロジェクターもドキュメントカメラも備え付けです!

使いまくりまっせ〜。

Tuesday, September 01, 2009

世の中変わるのかな

アメリカにいた頃、毎年11月の選挙の日がうらやましかったです。税金を払っているのに、国民じゃないから投票できない---世の中のことが気になるにつれ、理不尽やなあって思っていました。でも、アメリカ国民になる気はさらさらなかったですけど。

先週の日曜日、選挙に行って1票を投じてきました。在外投票者名簿のほうの登録抹消をしていなくてちょっとトラブったんですが、無事地元で投票することができました。

「今の日本を変えてほしい」と思っていた選挙民は投票所へ行き、ついに自民党政権を倒しました。民主党のボロ勝ちです。速報で次々に民主党候補者の当確が伝えられると、ちょっと怖くなりました。だって、衆議院の2/3が民主党になるんですもん。しかも、高速道路無料化、子供手当て、公立高校授業料実質無料化など、すっごくお金がかかる政策をやるって言ってるんですけど、大丈夫なんでしょうか。

私は民主党の政策にはあんまり賛成じゃありません。高速道路無料化は環境に悪そうだし(実際、「ETC搭載車はどこまで行っても高速1000円」のとき、CO2排出量が増加した)、子供手当ては子供がほしくても持てない人たちからお金をとって実施するわけだし。私みたいに結婚する気もなけりゃ、子供を持つ気もない人は、金銭で社会に貢献するしかないっていうのはわからなくもないんですけど、子供を育てる能力さえない身勝手な親が増える中、こういう政策のせいで「お金がほしいから」という理由で無責任に子供を作るようなアホが出てこないことを祈ります。

Wednesday, August 26, 2009

予約してしまった...

関ジャニ∞の今年の夏ツアー「Puzzle」のDVD、9月発売決定!

予約してしまいました@HMV

しっかし、最近はCDもDVDも何パターンも出るんですよねえ。それぞれジャケ写とか特典が違うから、ほんまもんのファンやったら全部買うんでしょうね。

私は...エイトは好きですけど、2つで1万円越えちゃうから1つだけ(涙)。

Sunday, August 16, 2009

お盆終わり!

今日は五山送り火の日です。京都では、五山送り火がお盆の終わりを告げます。私の好きな行事の1つです。なんたってうちにいながらにして、見られますからね。

ビデオはうちのベランダから撮影しました。みなさんもぜひ五山送り火の雰囲気を味わってください!

...って言っても、「大」という字が燃えてるだけなんですが(暗くて周囲も見えませんしね...)。

Monday, August 10, 2009

私だけが知らなかった雑学?

大学時代からの親友・Mちゃんと旦那さん・Sちゃんのとこに遊びに行ってきました。Sちゃん作のおいしーいスパゲッティをごちそうになり、おみやげまでもらいました。
左がMちゃん&Sちゃんがくれたもので、右が私が帰りにスーパーで買ったもの。「どん兵衛」をもらった帰り道、なぜ私はわざわざスーパーで「どん兵衛」を買ったのでしょうか。

答えはここ。
  
「紙」の横の字、見えますか?左(おみやげ)は(E)、右(自腹)は(W)と書いてあります。そう、これは「で売られているどん兵衛」と「西で売られているどん兵衛」なのです!Mちゃん&Sちゃんは名古屋で東版を買ったそうです。一応、東は濃い味、西は薄味という定説がありますが、どん兵衛もそれに合わせて作られているようで...。

知らなかった私。

気にして食べたことがないので、比較するために西版を買いました。家族で食べ比べようと思います。

後日談:食べ比べました。東日本バージョンはやっぱり味付けが濃かったです。

Tuesday, August 04, 2009

ソウル:観光編

ソウル...初めて行ったのは大学生の時。友達が安い2泊3日のツアーを見つけてきて、授業をさぼって行きました。授業で先生に「yukkiさんは欠席?」と聞かれ、授業にいた別の友人が「さぼりでーす。ソウルに行ってまーす」と言ったらしく、帰ってきたら先生に「ソウル、どうだった?」と聞かれた記憶があります。

さて、今回のソウル行きは思いつきで決めました。旅行したいな〜と思っていたら、韓国に帰省中の元学生からメールが来たのです。で、「ソウルに行ったら会える?」と聞いたら「会える」ということだったので、せっかく夏休みだし、と思って行きました。観光コースは、

戦争記念館→ソウル大学→青瓦台→三清洞→仁寺洞→清渓川

というもの。元学生が私の希望を聞いてプランを考えてくれました。戦争記念館はソウル通のIさん(夏に一緒に教えた人)のおすすめです。朝鮮半島であった戦争と韓国の軍事活動をまとめた博物館で、歴史の勉強になりました。
  
展示物の中に、韓国の子供たちが書いた戦争をテーマにした絵がありました。戦車や兵士を描いたものを見ているうちに、「こんな絵を子供が描く時代というのは悲しい」と思いました。その反面、それは平和ボケした人間の感覚なのかもしれないとも思いました。北朝鮮という「敵国」がある国の子供たちにとって、戦争は身近なものなのかもしれません。そういう現実があることから、目をそらしてはいけないのかな...。

戦争記念館のあとは、ソウルで一番頭がいい人が行く大学・ソウル大学へ。ここは私が行きたいと行ったところです。どうしてかというと、李良枝の『由熙』に出てきたからです。李良枝が通った大学でもあります。ソウルの南にある広大なキャンパスは、夏休み中ということで人があまりいませんでした。
  
雨がぱらついていたのでキャンパス散策はできなかったのですが、学生食堂で昼食を食べました(食事編参照)。

次に向かったのは、韓国の大統領府・青瓦台。別名Blue House。バスを降りて歩いていたら、なんと!Super Juniorのポスターを見つけました!!!!!確かピザ屋ではなかろうか...。
  
青瓦台までの道には、ブロックごとに警察官が立って警備していました。ちょっと緊張。

この後、おしゃれなデートスポットとして人気の三清洞でかき氷を食べながら休憩し、仁寺洞で母のおみやげを買って夕食を食べ、そして一日の締めくくりとして清渓川へ夕涼みに行きました。

一日中、歩いて食べて、楽しかった〜。

ソウル:食事編

ソウルと言えば、安くておいしい食事です。でも、恥ずかしながら私は好き嫌いが激しく(これでもずいぶん改善したのですが)、食べられるものに限りがあります。旅行前に元学生に食べたいものを聞かれたのですが、「豆腐チゲとかトッポキとか」と言ったら、元学生に「安いものが好きなんですね」と言われました。確かに。

では、私は何を食べたのか?まず、到着日の晩ご飯はセブンイレブンのお弁当。翌日から元学生に案内してもらう予定だったので、あえてコンビニ弁当にしたんです!

元学生と会うことになっていた日の朝食は抜き。昼食はソウル大学の学生食堂で定食を食べました。豆腐のスープの定食、1700ウォン。

その後、おしゃれなカフェが集まる三清洞で、韓国式かき氷を食べました。フルーツかき氷です。メロン、バナナ、ぶどう、オレンジ、キウイなどが入って、12000ウォン。ちなみに今回の旅行で一番高い食事がこれです。夕食は、地元で人気のチゲの店へ。注文して3分ぐらいで出てきました(笑)。1人前4000ウォン。安っ!
 
翌日。朝からキンバプとトッポキを食べました。キンバプはサンプラーで、キムチとかツナが入っていました。トッポキはラーメン入りチーズトッポキ。合わせて8000ウォン(二人前)ぐらいだったでしょうか。
朝からエネルギーを十分補給したので、せっせと買い物にいそしみました。その合間に、ロッテ百貨店にあるカフェで休憩。このコーヒー、8000ウォンです。豆腐チゲやキンバプより高い...。
  
休憩後、さらに買い物を続け、ようやく昼食。韓国のコース料理?を食べました。まず、前菜。左から、パジョン、焼き豆腐、こんにゃくみたいなもの、冷製スープが出てきました。

続いてメイン。焼き魚とナムル、釜炊きご飯、そしてスープです。

最後にデザート。韓国の伝統的なお菓子と冷たいお茶が出てきました。

これで一人前10000ウォン。なんて安いんでしょうか。

韓国は焼き肉というイメージがあるかもしれませんが、私は見てのとおり、肉をほぼまったく食べませんでした(キンバプにちょっと入っていたぐらいです)。いやー、ヘルシーな旅行でした。

Thursday, July 30, 2009

関ジャニ∞のコンサート!2∞9:PUZZLE

関ジャニ∞のコンサート。それは、私が夏期日本語コースを生き延びることができた理由。行って来ましたよ、ふふふふふ。

今回はなんとアリーナ席!去年は三階席の上のほうだったんで、ものすごい出世です。しかも中央円形ステージからも、エイトが乗る山車の通路からも、真ん中にあたる位置。図で書くと、こんな感じでしょうか(赤いとこが私)。おかげさまで、よこちょとやすを至近距離で見ることができました!!不本意ながら亮も…。やすがめちゃ小さくてびっくり。かわいいです。一家に一人安田章大。よこちょは肌が白くてぴっかぴか!いやー、28才であれはすごい。亮はねー、顔が小さくてめちゃ細い。私の後ろの席の人は亮ファンだったようで、亮が近くに来たとき叫びまくっていたましたが、私としてはどうせだったらまるちゃんが見たかった...。

今回のツアーは新しいアルバムのためのもので、セットリストを事前に調べて予習しておきました。アルバムから全曲、エイトの名曲、そして!エイトレンジャーとは、関ジャニ∞メンバー全員でやるコントです。今回はブラック(よこちょ)がレッド(すばる)になりたがるというストーリーで、よこちょはかみまくり、すばるはボケたおし、いつ終わるんやってぐらいずーっとやってました。面白かったけど。かみまくる、と言えば、今回もよこちょが歌でやってくれました。「パズル」を歌っているとき、よこちょはマイクがなくて自分のパートが歌えず、コーラスがバックで流れる始末。他のメンバーが一生懸命フォローしてました。

コンサート自体は本編2時間半ぐらいで、そのあとアンコール。本編も濃い内容だったんですが、アンコールがすごかった。4万5000人の観客全員で新曲のカップリング曲「ひとつのうた」のパートを歌って、しかもそれを録音したんです!実際にCDに使われるそうで、今から楽しみでーす。

さて、今回の戦利品。うちわとクリアファイルとエコバック。
そして...
ステージから飛んで来た!うーん、ステージからのものをとるなんて、1999年にFear FactoryのライブでDinoのギターピックをキャッチして以来だわ...。

コンサートでは他にも笑えるVTRが流れ(例:コンサートマナーの説明→ゴリラの着ぐるみをきたメンバーによるコント。ちなみに、ゴリラに似ていると言われるひな(村上信五)をパロディーにしたもの)、さすがみんな関西人やなあと思いました。エイト最高。

景色

さとうさんからリクエストがあったので...
ちょっと見にくいかもしれませんが、向こうのほうに山が見えるんですよ。歴史にもよく登場する、霊験あらたかな(と言うんでしょうか)お寺がある山です。

残念なことに、この景色、私の席からは見えません...。私が見るのはこちら。
風景の写真でも貼りますか。

Monday, July 27, 2009

在宅拒否症

つかの間の休み。うちでのんびりしたいんですけど...でも、うちにはいやーな空気が流れています。だから、あんまし家にいたくありません。

うちの両親、冷戦中。ここ数日、お互いに口をきいていないものと思われます。

私は自室に「避難」してネットでビデオを見まくっています。正直言って、両親がいる部屋にはいたくないです。「夫婦げんかは犬も食わない」でしたっけ?だからほっといてるんですけどね。はあ、いつになったらこの空気が変わるのやら...。

私は何かしたほうがいいのでしょうか。

Friday, July 24, 2009

引っ越し

職場が別のところに移りました。とある大学から、別の大学の敷地に移りました。今までは大学のキャンパスから徒歩10分というロケーションだったのですが、新しいところは遂にキャンパス内です。しかも全教室が同じ建物の同じ階にある!これは画期的なことです。

夏期コースが終わってから1週間弱で引っ越しだったので、慌てて荷造りをしました。私物7箱(1年しかいなかったのに、多すぎる...)、日本語科のもの...数知れず。古くなった機材や本をかなり処分したのですが、それでもすごい荷物になりました。

新しいオフィスは、とっても日本の大学っぽいです。階段なんか見てると、学部時代を過ごした某大学の建物を思い出します。私たちのオフィスは、今までのところに比べると明るくてとってもきれいです。景色がすごくいいんですよ〜。残念ならがら私の席からは見えないですけどね...。

新しい場所で心機一転、がんばります!

Tuesday, July 14, 2009

泣けるぜ

夏のプログラムが無事終了しました。

最終週は学生が1時間ずつ(ペアの場合は2時間)授業をしました。残念ながら、私は時間割の関係で2人の授業しか実際に見ることができなかったのですが、ビデオを見る限り、私よりも先生らしく、とてもいい授業をしていました。先生/クラスメートに協力していい授業をしようという感じがありました。もともと仲がいいクラスでしたが、その仲のよさが上手く作用していたように思います。

最終週は期末試験、発表会、そして修了式。やっと終わった〜とほっとしていると、学生が手作りカードをくれました。表には私の名前、そして裏にはなんとエイトレンジャーのイラストが!!!
私がしょっちゅうクラスでエイトファンだと言い、しかも学生の授業をビデオ録画するときに、その場にいられない私の代わりに、横山裕と安田章大の大きいうちわを三脚に貼ってたんですよねー(笑)。そのインパクトがあったんですかねえ。

カードの中は各学生の顔写真のコピーに吹き出しがついていて、そこにメッセージが書かれていました。全部手作りで、すごく時間がかかったやろうなあと思います。目撃情報によると、発表の準備やコース評価記入そっちのけで、カードを作っていたそうです。

こんな学生を教えることができて、私は幸せです。ほんま、泣けるぜ。

Sunday, July 05, 2009

焦り

夏のコースも、授業は残すところあと1週間となりました。

私が担当するクラスでは、「読み」の授業を学生が教えます!学生が読み物を選び、授業内容を考え、実際に50分(一人あたり)教えるのです。まず授業の計画書(プロポーザル)を書いてもらい、それをもとに話し合いをし、アイデアが固まったところで教案と教材、宿題を作ってもらいました。

いやー、学生のアイデアっていうのは面白いです。自分が「これがわからなくて困った!」という体験をもとに読み教材と活動を選んだ学生、自分の興味分野での読み物を選んだ学生、自分がアメリカの大学でやった授業をもとに教えようという学生...けっこう「あ、これ、これからも使えそう」というのもあり、こちらとしてもネタが仕入れられてうれしいです(^^;)私よりいい授業したりして...と、焦り1割?期待9割です。

焦りと言えば...今月はオーストラリアで学会があります。Yuriさん、仏様と一緒に私も発表する予定だったんですが、夏のコースと重なって行けなくなってしまいました(T_T)。私の名前も一応入っているので、発表の準備などの話し合いには入れてもらっているのですが、なんだか焦りますね。やっぱり実際に発表や研究に参加しないと、おいてきぼりにされている感じがするし、なーんもしてなくてYuriさんと仏様に申し訳ないし...もっと勉強せんとあかんって思う気持ちばかりが先走ります。焦ってもしかたないって、頭ではわかってるんですけどね...。

Friday, July 03, 2009

satoさんと再会

アメリカからsatoさんが帰国中で、私の地元に遊びに来てくれました。雨の中、二人でおいしい料理に舌鼓をうちました。行ったのは、創作和食の店「卯乃家」です。


チェーン店で東京と大阪にも店舗があるようです。ちなみに私たちが行ったのは、「うなぎの寝床」のようなビルの1階にあって、ちっちゃめのいい感じの店でした。中はこんな感じです。

公私含め、数時間ほど語り合いました。気の合う仲間とこうして時間を過ごせるというのは、本当にすばらしいことです。

satoさんと話していて、アメリカがちょっと懐かしくなりました。帰国して1年、これでよかったのかなって考えることもちょっとはあるんで、satoさんのような仲間がいる場所を離れてよかったのかと。まあ、離れてたって仲間ってことには変わりがないんですが...。

Saturday, June 20, 2009

中間地点通過

3週目が終わりました。もう半分終わっちゃったんですよ!信じられへん...。私としては、やっと学生との関係が上手くいくようになったかなって感じなんですが、それで半分終わってしもた...。あと残り3週間、がんばります。

中間地点通過ということで、今、中間試験を作っています。いつもいつも試験作りには苦労させられます。嫌いなんですよ、試験。問題作るのは難しいし、採点はめんどくさいし。はあ、今夜は徹夜です。

さて、金曜日にM先生が私が担任のクラスの学生と面談をされました。そのとき、学生は私とI先生のことをベタ褒めだったそうです。うれしいことですが、おそらくその日、プログラム持ちで昼ご飯を一緒に食べに行ったのがきいているんでは(笑)。学生らが払った学費からお金が出てるのに、「先生にごちそうしてもらった」って感覚みたいです。ちなみに、行ったのは近所の和食屋さんです。1000円でこれだけ充実した内容です(刺身、天ぷら、茶碗蒸し、切り干し大根、みそ汁、御飯、漬け物)。やっぱり日本はいいなあ。

それから、金曜日と言えば、もう1つ。金曜日の夜、M先生のご自宅でプログラムのスタッフが集まってパーティーをしました。おいしい料理をたらふく食べて、しかもM先生のご主人に初めてお会いしました!いやー、想像通り、素敵な方でした。さすが尊敬するM先生のご主人です。

Thursday, June 11, 2009

きっつぅ〜

1日4時間教えるのって、キツイですねえ。しかも毎時間ほとんど違うことやってるんで、準備が多いのが大変です。でも、学生も大変な中がんばっているので、こちらもエネルギーをもらいつつ、なんとか生き延びております。

今週、アカデミックディレクターのM先生から、「yukkiクラスはいい感じになってきてるよね」と言っていただきました。学生が活発に意見を言い合う姿を見てそう言ってくださったようです。確かに、「これ、どう思う?」と意見を求める前に、いろいろ言ってくれたりします。昔、仏様が「yukkiさんが教えるクラスは動物園みたい」と言っていた(と思う)のですが、まあ、学生は教師を反映するもんなんですかね...。あ!でも、私は自分が担任しているクラスには週2日しか入っていない!じゃ、一緒にやっているI先生の影響か?!

さて、今週の授業では、日本人の現役大学生を話し合いと会話のクラスに呼びました(この「日本人聴講生」もカリキュラムの一部です)。会話の授業では、学生がロールプレイで言ったことを、さらに自然な言い回しに訂正していくのですが、聴講生が上手い表現をいろいろ言ってくれて、本当に助かりました。私が「この時はこう言います」と言うより、聴講生が「私/僕だったら、こう言う」と言うと、なんか説得力があるみたいなんですよねえ。学生は頷きながら聞いていました。

来週は3週目。プログラムの折り返し地点なんですよねえ。ああ、中間試験、作らなあかん(涙)。

Saturday, June 06, 2009

夏期集中コース始まる

いよいよ始まりました。何って?夏の6週間上級日本語コースが。初年度ということで、何もかもが未知の世界。恐ろしくもあり、楽しくもあり、複雑な心境です、はい。日本語コース担当は全員で4人で、いつもの3人プラス夏だけの先生。その夏だけの先生っていうのが、なんと私が大学院時代に一緒の大学で教えていたIさんなのです!こんなところで再会するとはね〜。いやはや、世界は狭い!

日本語コースの学生は全部で17人。私がIさんとコンビで担当するクラスは6人で、みんなやる気マンマンの元気の学生です。6週間というのは長いようで短く、あっと言う間に過ぎていくと思います。学生も私も体力勝負。持つかなあ。

日本語コースのカリキュラムは、いろいろな「コンポーネント」が組み合わさってできています。「読み」「書き」「文法」「聞き」「会話」「話し合い」「敬語」「発表」「課外活動」「個人指導」です。アメリカの大学のコースではできないこと、手が行き届かないところなどを考慮して授業を行うことを目標にしています。

コースが始まって数日ですが、すでに私は悩んでいます...。「上級」の学生が必要なことって何なんでしょう?例えば「読み」。上級の「読み」って何だろう?これまでのように予習させて授業で内容理解の確認をして、話し合いをして理解を深めるっていうパターンでは不十分。自律した読み手になるためにはどういうふうに授業をしていけばいいのかなあ。「会話」「敬語」「話し合い」のクラスなんかでも、学生が言いたいことが言える力を伸ばすには、どうしたらいいものか...。これから7月中旬まで、試行錯誤の日々が続きます。

上級経験者の方、ぜひアドバイスをくださーい!

Monday, May 25, 2009

待ち人来る

今日は夏休みで帰国中の仏様と会う約束がありました。時間は午後2時半。待ち合わせは私の地元の駅近くのデパート入り口。

私は時間通りに行きました。でも、仏様は来ません。もしかしたら私との約束の前に何かあって、それが長引いてるのかもと思い、30分待ちました。午後3時、まだ来ない。それから40分待ちました。だんだん腹が立ってきたので、仏様の携帯に電話し、「帰ります」と伝言を残してバスに乗りました。

すると仏様から電話。「ごめん!!!日にち、間違えてた!!!!!」

今から行くというので、また1時間半ほど待ちました。

結局、午後5時半、3時間遅れで仏様に会うことができました。仏様は晩ご飯をおごってくれましたが、わたしゃ疲労困憊です...。でも、まあ、日頃お世話になってるんで、しかたないですかね...。

Sunday, May 24, 2009

日本語教育学会@明海大学

遂に日本で学会デビューしました!地域参加型プロジェクトの発表のため、日本語教育学会春季大会に行きました。

東に行くのはいやだったんですけどねぇ、そうも言っていられません。新幹線に乗り、東京駅内を駅1つ分ぐらい歩いて京葉線に乗り換え、会場の明海大学がある新浦安まで行きました。駅を出るとまるで異国。京都や大阪とは全然違う風景で、ちょっとびっくりしました。道の広さが尋常じゃない!建物が新しくて高い!いやー、まるでおもちゃみたいでした。

学会のほうは、土曜日はパネルディスカッションで、日曜日は口頭発表。会話教育、外国人介護士の日本語教育、プログラム評価などの発表を聞いて、最後に自分たちの発表をしました。来てくださった方々の反応は上々で、学生への支援の内容などについて質問がありました。

それにしても持ち時間終了5分前にベルが「チーン」と鳴ったときはびびりました。だってまだ3分の2ぐらいしか終わってなかったんですもん...(汗)。

ま、発表も無事終わったし、はとこ(浦安在住)や友達(Gくん、Yuriさん、時間とってくれてありがとう!)にも会えたし、楽しい学会経験でした。

Thursday, May 21, 2009

とほほ

お詫びです。

コメントをくださった方々(多くないですけど)、すみません!お返事をぜーんぜんしていなかったことに気付きました...。自分自身にがっかり。

コメントがついたっていうお知らせメールが来たらすぐにお返事書かないとあきませんね...。すぐ忘れてしまう。年とったなあ、とほほ。

Tuesday, May 12, 2009

初ムック

今日は久しぶりに激しい音楽のライブにやって来ました。今、携帯でこれ書いてます。学生に教えてもらって好きになったムックです。

去年の夏に関ジャニ∞のライブに行きましたけど、一応アイドルのライブですからね〜。やっぱりムックとは違います。エイトのライブ会場ってカラフルなんですが、ムックは基本的に黒っぽい…。うーん、昔行ったメタルのライブ会場を思い出します。

今日のライブは一階席オールスタンディングなんですが、私、最近肉付きがよくて腰にきてるんですよね…(T_T)若者ばっかやし、アラフォーの私は大丈夫なんでしょうか…。

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さて、ライブが終わりました。暑いです。電車、冷房が入っていてラッキーです。

ライブは定刻より20分ぐらい遅れてスタート。私の立ち位置はステージに向かって右前寄り。いい感じの場所だと思っていたら、ライブが始まった途端、前に押されて、結局もっと前真ん中寄りまで行きました。周りに混じって跳ねたり頭振ったりしましたが、みんな若者でかなり浮いてました…。ムックのグッズも持ってませんでしたしね。

ライブは新譜「球体」を中心に二時間ほどでした。「球体」は結構高音部分がある曲が入っているんですが、達瑯(Vo.)の声があんまし出てなくて、ちょっと残念でした。でも久しぶりのライブだったようなので、仕方ないかな。アンコールの最後の曲は「流星」だったので、めちゃくちゃうれしかったです。(^_^)v

ちょっと意外だったのが、客があんまり一緒に歌ってなかったこと。私が今まで行ったライブって客がこれでもかってぐらい歌ってたので、驚きました。あと、ミヤ(G.)のファンがめちゃくちゃ多くて、聞こえる声援は「ミヤ!ミヤ!!ミヤ!!!」ばかりだったこと。フツー、ボーカルが一番人気やと思うんですが、「達瑯」という声援はあんましなかったなあ。

あ、ムックのメンバーの中では、サルエルパンツ(に見えたけど違う?)がブームのようです。みんなはいてました。踝までの長いやつで、きっと普通の人がはいてたら、土方の人にしか見えないと思います。

感じとしては、↓こんなのです。達瑯(Vo.)は真っ白、ミヤ(G.)は茶色、YUKKE(B.)は黒でした。SATOち(D.)は見えなかった...。さあ、次は7月の関ジャニ∞や〜!

Sunday, May 10, 2009

大伯母、大往生

子供の日に、大伯母(父方の祖母の姉)が他界しました。享年93才。足を骨折してから1年以上入院していたのですが、とうとうお迎えが来てしまいました。帰国してから何回かお見舞いに行くことができたので、それだけで帰国していてよかったと思いました。

大伯母はずっと地元に住んでいて、私と弟はとてもかわいがってもらいました。冬になるとおでんち(はんてん)を作ってくれたり、遊びに行くとおいしい料理を作って食べさせてくれたりしました。

もうおでんち作ってもらえへんねんなあ...。

今回、通夜、告別式、初七日(略式で告別式後にいっしょにしました)と全部に出席してお手伝いしたのですが、最後まで見届けられてよかったです。棺の中の大伯母は安らかな顔をしていました。

で、久々にはとこ(大伯母の孫)に会ったんですが、はとこ兄弟、私と弟、みーんなアラフォー・アラサーでまだフラフラしていることがわかり、「うちらで血が途絶えるわ..」としみじみと話したのでした。ま、途絶えたってどうってことない血ですけどね、多分。

それにしても1月のいとこちがい(父のいとこ)の急逝と、今回の大伯母の死去。半年で葬式2回はキツイです。人生、考えますわ。

Saturday, May 02, 2009

午前3時のひとり反省会

日本はゴールデンウィークです。ただいま午前3時過ぎ。友人のS夫妻に借りたNON-STYLEのDVDを見ながらこのブログを書いています。ほんまは夏のコースの準備をせないかんのですけどね...。ちょっと休憩。

先日、学生のコース評価を受け取りました。いやー、今までになく辛辣でした。新しいことをするってことは、大変なことなんだと実感。新しいことというのは、
  • 地域参加型プロジェクト:留学プログラムの殻を打ち破って実社会で通じるコミュニケーション能力を養う目的で、学生に興味がある分野に関連した活動を地域の中でしてもらう。(例えば、映画専攻の学生は、映画関連の博物館でボランティアをする、ラテンダンスに興味がある学生は、ラテンダンスのサークルに入るなど)
  • ブロック制:これまで担任制を取っていたのですが、講師の長所(例えば文学鑑賞の指導ができる、テクノロジーを使った活動ができるなど)を活かした授業をして、学生により充実したカリキュラムを提供しようという試み。最初と最後の3週間は担任が授業をして、残りは1週間ずつ講師がローテーションする。
まず、最初のプロジェクトは、「なんでこんなことせなあかんの?」というブーイングの嵐。確かに何をするか決めたり、相手に連絡を取ったり、定期的に活動をしてレポートを書くというのは大変だったと思うのですが、反感の一番の原因は、学生にこの活動の目的がイマイチわかってもらえなかったということだと思います。何でも先生がやってくれて最初からメンバーとして認められている「学校」という場とは違い、自分から働きかけないと人間関係が築けない状況の中で、どうすれば「日本語の学生」としてではなく「一人の日本語の使い手」として生きていけるのかということを身をもって学んでほしいというのが主旨だったのですが、あまり伝わっていなかったようです。どうすればいいんですかねえ。繰り返し言い続けるしかないんでしょうか...。

次の「ブロック制」については、先生がコロコロ変わって混乱したというのが主な批判。担任がカリキュラムを組んでその週に教える講師と相談して授業を行っていたのですが、学生には担任という頼れる存在が消えてしまったというふうに映ったようです。一応毎週2時間は担任が入っていたのですが、それだけでは不足だったようで...。他のコメントも読んで思ったんですが、今回の学生って甘えん坊が多かったのかな。「高いお金(学費)を払っているんだから、サービス(教育)を受けて当たり前」っていう感覚なのでしょうか。もちろんできることはしますよ、こっちだってプロですから。でも、正直、「先生なんていりません」ぐらいの勢いでいてほしいなあ。

それから、私がやった授業は不評でしたねえ。あるクラスで漫画や雑誌の文字使いを分析するユニットと、4コマ漫画を使って物語を説明する(ナラティブ)という授業をそれぞれ1週間ずつやったんですが、「二度と文字と漫画は見たくない」ってコメントがありました。実は私もやっている間「同じネタで引っ張り過ぎかなあ」と思わないでもなかったんですが、「ええい、ままよ」と押し切ってしまいました。ちょっと時間かけすぎたかなあ、と反省。

あと、ポッドキャスト(過去作品はここで見られます)。「ビデオ編集が大変で、日本語の勉強にはならなかった」という意見が多かったです。前任校ではあんまりこういう意見は聞かれなかったので、なんでかなあと考えたんですが、もしかしたら、授業以外で日本語を使うことがなかった前任校の学生は、技術面の煩雑さよりも日本語で自己表現できる喜びのほうが大きかったのかな、と。今は一応日本語で生きている状況なので、そういう自己表現の場も多いから、これまでの枠組みの(とにかく好きなトピックで作る)ポッドキャストはただただ面倒くさいだけだったのかもしれません。次はどうしようかなあと思案中なんですが、仏様のクラスでやった「しゃかかプロジェクト」が参考になりそうです。地域参加型プロジェクトと合わせて、もうちょっと学生の目を外に向けて、学生に社会と関わってもらうような形にしようかなと。アイデアがある方、ぜひコメントをお願いします。

Wednesday, April 29, 2009

夏のイベント決定!

関ジャニ∞の夏のドームツアー大阪公演に行きます!


新作「Puzzle」のツアーです。このアルバムはつい先日発売されたもので、4/27付のオリコン週間ランキングで堂々第一位です。私ももちろん買いました(限定盤)。マルとヒナのユニと曲がなかなかよかったです。ヤスとヨコのもよかった〜(すごくかわいいのです!)

で、このアルバムのドームツアーがありまして、めでたくファンクラブ優先のチケットに当選しました〜♪去年は遠い席だったので、今回はちょっとぐらい近い席にならへんかな〜。

夏期集中6週間コースが6月から始まるので、このコンサートを生きる糧にがんばりたいと思います、ハイ。

Tuesday, April 28, 2009

終わったで〜

先週の木曜日、無事、春学期が終わりました。ということは、通年留学の学生も終わりってことです。

修了式にはホストファミリーの方々も来てくださり、修了証書授与と学生のパフォーマンス、そしてこの1年で作ったポッドキャスト3つの上映を行いました。学生のパフォーマンスは歌あり踊りありと、エンターテイメントとしてすばらしかったです。前の職場では学生主催の祭りで講師もステージに立ったんですが、今回はなくってほっとしました。ははは

修了式の後、近所のレストランに場を移して立食形式の昼食会がありました(右写真)。そこで担任だったクラスの学生が「先生、ちょっと来てください」というので行ってみると、全員が集まって手作りのカードをくれました。今学期はほんまに好き勝手やらせてもらって、特に学生に迷惑かけたと思うんですが、それでも心優しい学生は「ありがとうございました」ってゆうてくれて、感激しました。

その日の夜はスタッフの打ち上げで、ガーデンオリエンタル京都というレストランへ行きました。高台寺の近くにあるレストランで、有名日本画家の旧宅だそうです。建物は全く和式で、料理はイタリアン。それも大きいお皿に料理がちょこっと出てくるヤツです。いやー、高級感が漂っておりました。おいしかったなあ。前菜からデザートまでいろいろなものがちょこっとずつ食べられてよかったです。これでワインが飲めたら言うことなし、なんですが、私はお酒がダメなので、ジュースでした。とほほ。

それにしても1年早かったなあ。今学期は特に早かったような気がします。いろいろ新しいことをやって失敗したこともありましたが、無事終わってほっとしました。え?今学期何したかって?それはのちほど...。

Sunday, April 12, 2009

桜:その2

調子に乗って、いろいろ桜の写真を撮っています。

夕日に輝く桜。って、ピンク色が全然見えないんですけど。右手にある建物は、川の向こうにあるホテルです。職場のすぐそばで撮りました。


こちらは川沿いの風景。名物が左側に映ってます。これぞわが町って感じですかね。

Thursday, April 09, 2009

甲子園!

先日、遠足と称して阪神タイガース対広島東洋カープの試合を見に、甲子園へ行ってきました。教師4人を含む総勢36人。1塁側アルプススタンド中段に陣取って、久々に生で阪神を見ました。



オープン戦から調子が悪かったのでどうかなあと思っていたのですが、アニキ・金本ががんばってくれました。先発・下柳はあんまりしまりがなかったのですが、金本が3打席連続ホームラン!阪神ファンは盛り上がる、盛り上がる。学生もパーティー気分で盛り上がっていました。もちろん7回裏の風船飛ばしにも参加。



 この日は阪神の勝利で気分よく帰りました。でも次の日がつらかった...。甲子園に行った学生もつらかったようで(何せ京都から2時間弱かかりますから)、遅刻する者もちらほら。学生はええよなあ、遅刻できて...。

Thursday, April 02, 2009

10年ぶりにこの季節(春)に日本にいます。よう考えたらすごいですね。

最近、職場から30〜40分ほどバスターミナルまで歩き、そこからバスに乗って帰宅しています。川沿いは桜の木がたくさんあって、とてもきれいです。

これから満開になります。歩くのが楽しい季節ですね。

Friday, March 20, 2009

女は35から

35歳になりました。「おめでとう」メッセージをくださった皆様、どうもありがとうございます。

実は35歳というのはいい年齢だと思います。なんとなく「大人な女性への入り口」のような感じがするんですよね〜。これまでの経験をもとに成長する年齢ではないかと。ただねえ、自分がそれに当てはまるどうかって言われるとねえ、ビミョー。狭く深い人間関係で生きている私。今の心地いい世界でマッタリとしていてはいけないと思う反面、外に一歩踏み出さなければとも思います。なんか新しいことせなあかんのでしょうね...。

春休みに元学生やHくんにさんざん説教されましたよ。外に出ろって。あー、どうすりゃいいのかな。とりあえず、夏の関ジャニ∞のコンサートには行くつもりなんですが。

Thursday, March 12, 2009

駆け足NY

遅ればせながら、春休みにNYで何をしたか報告を。ご覧のとおり、遊びまくりです。
  • 土曜日:到着。大学院時代から約10年の付き合い(!)になる友人・Hくんちに居候。
  • 日曜日:めちゃくちゃ寒い中(体感温度マイナス13度ぐらい)Hくんとフラッシングのチャイナタウンへ飲茶を食べに行く。午後はマンハッタンでおみやげを買いに走る。
  • 月曜日:前勤務先の大学へ行く。自分のオフィスだった部屋で何の違和感もなく仕事をする私。授業を見学したり、元同僚と話したり、楽しい時間を過ごす。夜は元学生(2年生)と結構いいレストランへ夕食を食べに行く。しこたま食べて、満足。
  • 火曜日:のっぴきならない用事で、大学には行かず。夜はNさん、Uさん、Sさん、Hくんと大学付近の居酒屋で食事。
  • 水曜日:再び大学で授業見学。夜は元学生(1年生)とギリシャ料理を食べ、その後Nさんも合流してカラオケへ。Nさん、カンペキに嵐ファンになってた...(汗)。
  • 木曜日:最終日。大学へ行って仏様の授業見学をして、夜は仏様とHくんと最後の晩餐。Hくんちに戻ると、Hくんのギター伴奏によるカラオケ大会(歌う人は私なのでダメ)。
で、金曜日にNYを発ったわけですが、ふふふ、今回の帰りはめちゃ快適でした。何せビジネスクラスでしたから \(^0^)/。

昔の学生に会って思ったのは、学生にとって日本で勉強するというのはすごいことなんだということ。どういうことかというと、今回会った日本語クラスの学生は日本語にふれる時間が圧倒的に少ないからでしょうか、日本語で話し続けるってことが難しいようだということ。当然と言えば当然なんですが、「日本にいるってすごいことなんや」と改めて痛感。みんなに日本に来てほしいな〜と思ったのでした。

Friday, February 27, 2009

春休み

春休みでございます。

明日から約1週間、NYに行ってまいります。

教え子たちから「遊ぼう」連絡が届いております(まあ、行くでって連絡したら、そりゃ誘わなあかんって思うわな...)。遊ぶぞ!

Saturday, February 21, 2009

経費削減?

先日、新聞記事がほしくて、旧帝国大学の附属図書館に行きました。データベースで検索してお目当ての記事を見つけたので、印刷しようとしました。すると、図書館の人に、

「紙は持参でお願いします」

と言われました。そんなこと知らなかった私は、たまたま持っていた紙の裏を使いました(情けない)。

無駄な印刷をさせないために、紙は利用者が持ってくることになっているんですね。確かに、アメリカでの大学院時代、大学のコンピュータラボでどーでもいいメールなどを印刷している人を見て、もったいないなあと思っていました。でも、紙を持参させるとはすごいです。大学院生とか、大量の資料コピーがいる人は大変ですね。

ちなみに、図書館のコピーは紙が提供されています。1回10円。

Friday, February 20, 2009

いよいよブログで配信開始!

学生アシスタントのBさんのがんばりで、ようやく現勤務校のポッドキャスト専用ブログが完成しました!

こちらをクリックして、ぜひご覧ください!

先学期の6作品が公開中です。また、学生が日本語クラスの活動の一環としてやっているブログへのリンクもあります。

ぜひコメントをお願いします!

Thursday, February 19, 2009

相変わらずです

最近、全然ブログの更新ができていません。ああ、情けない。

前回のポストで書いたように、ローテーションで1週間ごとに違うクラスを教えています。前回のポストのあとに教えたクラスでやったのは、「日本の文字」と「CM分析」。どちらも、私が興味があるリテラシー教育に関係しているトピックです。

「日本の文字」のほうはYuriさん直伝?の教材です。日本の文字についての読み物を読んだ後、実際に文字がどのように使われているかの例を集めて話し合い、レポートを書くという授業をしたのですが、やはり日本にいるだけあって、素材はたくさんあったようです。集めた例の分類に時間をかけすぎて分析や話し合いが深められなかったという反省もあるんですが、学生は面白い例をいくつか持ってきてくれました。その1つが、漫画の中で日本人が英語を話すというシーンがどういうふうに描かれているか。『BECK』という作品にあった、英語が不得意なキャラの場合はカタカナで縦書き、ぺらぺらのキャラの場合は漢字かな混じりで横書きという表記。しかも、ぺらぺらの吹き出しはフォントも違いました。こういう表現は漫画ならではで、小説では無理だという意見が出て、文字の見え方でいろいろな表現ができるということがわかりました。

「CM分析」では、ひたすらCMを見て、対象オーディエンスやCMに反映されている価値観を分析して話し合い、CMで使われていることばに関する論文の抜粋を読みました。素材集めの段階でCMを見まくったのですが、恐ろしいほどに車のCMが多い。しかも女性向けが多く、男性向けのと比べると明るくて運転が簡単というイメージを打ち出しているのがはっきりと分かりました。なるほど、女性ドライバーが増えるわけです。あとは、アニメ番組で流れるCM。相変わらず男の子は外で元気よく戦隊ごっこ、女の子は家の中でおままごと。この傾向は変わらないんですかねえ。そうそう、なぜCM分析の授業をしたかと言うと、このクラスでCMを作るというプロジェクトをするからです。ポッドキャストで配信予定なので、お楽しみに!

Sunday, February 08, 2009

考える人?

春学期も第4週目に突入し、講師が担任以外のクラスを教える「ブロック制」が始まりました。昔、大学院生時代にTAをしていたとき、数週間ごとに教えるクラスをローテーションしていたのですが、それと同じシステムです。

ブロック初日、私が担任のクラスに入ったM先生に感想を聞くと、「もっとできてもいいんではないかと思った」と言われました。読み物の内容について質問をしても学生が的確に答えられなかったため、思った以上に反応が悪かったということでした。正直、ショックでした。別に「私の学生はデキる」とは思ってませんでしたが、そんなに悪くもないと思っていたので...。

でも、M先生に外からの視点から意見をいただいたことで、私は自分のクラス運営や教育理念について考えることができました。ありがたいことです。

M先生に「反応が悪かった」と言われた時、私のやり方はどこがまずかったんだろうか、学生のためになってなかったんだろうかと、自己嫌悪に陥りました。そして「どうにかせなあかん。変えなあかん」って焦りました。そのうち、訳がわからなくなって、私は学生をどこへ連れて行きたかったんだろう?日本語使いとして、学生にどういうふうになってほしかったんだろう?そういう根っこの部分について考えました。

M先生のおっしゃる「反応の悪さ」は、M先生が期待していたような中級レベルの読みの正確さや言葉使い(使う語彙とか文法など)がなかったということに起因しているのではないかと思います(もちろん他にもいろいろあったと思いますが)。私は授業でそういう面を強調していませんでした。どちらかと言うと、学生には、とにかく試行錯誤しながら日本語で自己表現をすること、人と関わること、自分の頭で考えて自分の足で立つことを、日本語学習を通して学んでほしいという気持ちが強くて、そういう部分がコース設計にも授業にも出ていたと思います。でも、その気持ちが極端になって、いつの間にか学生が何か意見を言っていればいいや、みたいなちょっと筋が通っていないことをしていたと思います。

私は弱いし、影響を受けやすいし、迷いがある人間なので、よくブレます。だからこそ、一本「これだ」と思うことを持ちたいと強く望んでいます。その「これだ」と思うことを人に伝えられるように、そして何より自分の中でびしっと持っていられるように、がんばりたいと思います。今の目標は「バランス」ですかね。

なんかまだ煮詰まってなくて上手く言えないんですけど...。

Sunday, January 25, 2009

てんやわんや

新学期が始まって2週間がたちました。相変わらずてんやわんやの大騒ぎです。先学期からいる学生は慣れたもんですが、春学期から参加する約20人の学生のプレースメントに時間がかかります。一応試験はするのですが、上手くいかないことも。私が教えるクラスからは、結局2人が他のレベルへ移動し、2人が他のレベルから移動してきました。2週間たってようやく落ち着き、11人。今学期はアジア系と南米系の学生がいて、ちょっとバラエティーが出てきました。

最初の1週間は「地域参加型プロジェクト」の準備クラスとコースのイントロで終わりました。「地域参加型プロジェクト」というのは、先学期から引き続き、学生が自分の興味のある分野の活動をしている人やグループに参加して、プログラム外の地元コミュニティーに参加していくというものです。学生は自分で何がしたいかを決めるんですが、国際交流協会のボランティアや地元大学のサークル活動など、さまざまなコミュニティー参加を希望しています。準備クラスというのは、活動開始に際し、どうやってグループにアプローチするかなど、人とコミュニケーションをするストラテジーのようなものを、みんなで考えながら練習する授業です。今後、学生がどんな経験をするのか、私もいろいろ勉強しながら学生の成長を見守りたいと思います。

授業のほうは、今は「新聞、雑誌」のユニット。言葉が難しいようで、学生は辞書と首っぴきになりながら読んでいます。そう、私は怠惰な教師。漢字の読み方以外は語彙リストは渡していません。だから学生は自分で調べなくちゃいけないんですよね。でも、最初は何もあげないつもりだったんですよ...。今考えると、ちょっと無謀な計画でした。

4週目が始まる来週から、講師がローテーションします。つまり、担任以外のクラスを1週間ずつ担当するのです。私は密かにこれを楽しみにしています。それぞれの強みを活用し、学生により充実した内容を経験してもらうのが目的で、私はクリティカル・リテラシーに基づくカタカナプロジェクトとメディアリテラシーに絡めてポッドキャストプロジェクトなどをする予定です。それぞれのレベルで目標が異なりますが、私が一応得意?とするものをそれに合わせて授業をしたいと思っています。

今はその準備でてんやわんや...。

Wednesday, January 07, 2009

この世とのお別れ

叔従父(いとこおじ)、父のいとこが1月5日に他界しました。12月30日に駅のホームで倒れて運ばれた先の病院でクモ膜下出血と診断され、意識が戻ることなく息を引き取りました。享年47歳。18歳を筆頭に3人の息子と妻を残しての、早すぎる死でした。

親族として母と一緒に参列した通夜には、約300人ほどの方がお別れに来てくださいました。実は、私にとって、叔従父は親戚の行事でしか会うことはなかった「遠い人」でしたが、参列者の皆さんを見ていると、生前の叔従父の人柄が忍ばれました。「ええ人やってんなあ。みんなに愛されてたんやなあ」と。

通夜の後、自分もいつ死ぬかわからない(叔従父は前日まで元気だったそうです)、もし死んだら、こんなにたくさんの人がお別れに来てくれるんやろうか...と考えました。今までどういうふうに送られたいかなんて考えたこともなかったんですが、こうも死を身近に感じるとちょっと考えますね。そこで、今現在の私の希望をここに書いておきたいと思います。
  • 無宗教がいい
  • 焼香や花の代わりにチョコレートを供えてほしい
  • お経の代わりに私が好きな曲のPVと漫才のビデオを流してほしい。来た人は笑ってOK。ちなみに流してほしいのは(順不同)、I Remember You (Skid Row)、Replica/Resurrection (Fear Factory)、Two Sides (Clawfinger)、Walk (Pantera)、Prayer (Disturbed)、True Belief (Paradise Lost)、Duality (Slipknot)、ズッコケ男道/ワッハッハー/Eden(関ジャニ∞)、流星(ムック)、雫(Kagrra,)、チュートリアルの「自転車のチリンチリン」のネタ、ブラックマヨネーズの「ボーリングの球の扱い」のネタ、NON STYLEの「恋人にプロポーズする野球選手」のネタ、フットボールアワーの「SMタクシー」のネタ、メッセンジャーのネタ(何でもいい)、アンタッチャブルの「ファーストフード」のネタ、オードリーの「引っ越し」のネタ)
  • 離れたところにいる人もお別れができるように、インターネット中継してほしい
不謹慎と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はとにかく私の人となりがわかる方法でお別れしたいです。

Sunday, January 04, 2009

新年早々...

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

おめでたいんですけどね、新年。とにかく寝正月でまったりしてたんですけどね。バチが当たったんですかね。ヘタこいた〜○| ̄|_ (←もう死語か?小島よしお)

学会発表の応募締め切りをすっかり間違えてしまい、もう間に合わなくなってしまった...。ウェブページで見たカレンダーのほうはね、「1/7月」ってなってたんですね。他のは日付あってるのに、ここだけ間違ってた...。投稿規定には「1/5月」って正しいのが書いてあったんですよ。

ああ、ちゃんと確認すりゃよかった...。

これが自分だけの発表だったらまだしも、職場の人みんなで発表しようって準備してたもんだからさあ大変。もう申し訳なくて、申し訳なくて...。

新年早々、ヘタレな私。ああ、先が思いやられる...(号泣)。