Saturday, September 29, 2007

みんなで笑おう、そして食べよう

今年のTAさんの中にお笑い好きの関西人を発見!これはもうお笑いを愛する仲間として集まらねば...ということで、我が家でお笑いDVD鑑賞会を開催しました。

何か食べながらお笑いを楽しもうということになり、久しぶりに料理をしました。といっても、「切って煮る」「切って焼く」というだけの、相変わらずの手抜きぶりでしたけど。作ったのは、夏野菜のラタトゥイユとアップルパイ(写真)。
  

駄菓子菓子(古いなあ〜)!これはメインじゃありませんでした。なんとメインは関西名物たこ焼き!TAの一人がたこ焼き機を持っていたので、これはたこ焼きを食べなあかんということになり、即メニュー入り。

たこ焼き機のオーナーはさすが作るのも上手です。見よ、この手際のよさ、たこ焼きの美しさ!私はドヘタで食べるの専門。だからダイエットもタコがダメなのも忘れて、ひたすら食べてました...(タコは、小さく切ってあったら食べられます)。

「M-1グランプリ2006」を見てフットボールアワーの「西日...」に笑い、「笑道」を見てメッセンジャーの「しゃくれ」に貫禄を見せつけられ(わかる人にしかわかりませんね、このくだり)、非常に楽しいひとときを過ごしました。

静岡出身の参加者・Nさんは、ネタ中のやりとりでわからないところがあったらしく、「関西弁、わからなーい」と言っていました。ウチのテレビの音声がまずいのもあるんでしょうが、関西弁漫才に慣れ親しんでいる身としては、わからないということが結構新鮮でした。Nさん、もっと鍛えましょう。

Friday, September 28, 2007

母から愛をこめて

最近、立て続けに母から小包が届きました。まずはあめ。日本のあめに勝るものはありません。そして今日、母お手製の古布で作ったマット(写真)が届きました。「ホコリがたつ!」と父に文句を言われながらひとつひとつ古布を裂き、編んでくれたものです。母の愛を感じるなあ。

1年生のクラスで誕生日が近い学生がいて、送ってもらったあめをプレゼント代わりにみんなに配ったのですが、母に送ってもらったものだと言うと、ある学生が「その年でcare packageを送ってもらうの?」と。

...何が悪いねん!わたしゃ、いつまでたっても母の「娘」なんです!お嬢様なんです!

Tuesday, September 25, 2007

某国要人あらわる

今日、勤務校にとある国の要人が来ました。大学のある学部が招待したのですが、前日からニュースでも取り上げられました。写真は講演前日の正門前での来訪反対集会(?)の様子です。NBC, ABC, CNNの人たちが取材に来ていました。

要人のトーク(?)(とその後のQ&Aセッション)にはチケットが必要で、限られた人しか参加できなかったんですが、キャンパス中で集会が開かれていました。要するに、言論の自由と、差別主義(反アメリカ、反ユダヤ)の強烈な言論に発言の場を与える必要はないという意見が戦っていたわけですね。主に後者が目立っていたようですが...。

個人的には、この要人の国とアメリカでは価値観がまったく違うので、はっきりいって何を議論しても平行線になるだけなんじゃなかろうかと思うんですけどね。お互いの価値観を示すだけで、歩み寄る気がないんじゃないかと。そういう話し合いでもないよりはマシっていうことでしょうか。

もっとも、私には「私の国にはホモセクシュアルはいない」なんていう人は信じられませんが...(絶対にゼロなんていうことは、どんなことでもあり得ないと思うんで)。

Sunday, September 23, 2007

いつも見る景色1:私もほしい...

これは私がいつも見ている景色です。宝くじの賞金金額の看板で、「お、宝くじがあたったら、○○ドルもらえるのか」と思いながら、見ています。宝くじがあたったら、したいことがあります。
  1. 親に私が使った学費+αをあげる。
  2. 自分の名前で図書館を建てる。
  3. 日本語教育を勉強する人のための奨学金を作る。
何か私が死んでも名前を覚えていてもらえるようなことがしたいです。でもその前に宝くじを買わないとね...。

Thursday, September 20, 2007

そして悪魔がささやいた

今日はノンストップの1日でした。1年生のクラスで「のだめカンタービレ」を使った聞き取り練習の準備、2年生のクラスで「デスノート」を見せて「〜ように言う/〜てくれるように頼む」の練習のための準備。今週から1年生のランゲージラボが始まったので、担当者の私はラボとオフィスを行ったり来たり。オフィスアワーに学生の指導。

そして悪魔がささやいたのです。悪魔とはコレ↓、チョコレートマフィンです。ずーっと高カロリーのものは食べていなかったのですが、ここ数日、疲れがたまってもう我慢できなくなりました。また太る〜。これ以上ジーンズがキツくなったら、WeightwatcherかJenny Craigに電話しなければなりません...。

Monday, September 17, 2007

仕事のための映画鑑賞

映画はやはり楽しみのために見るもんですね。仕事のために見ちゃいけません。

今年の夏,日本へ帰ったときに今さらながら『デスノート』にはまり,コミック全12巻とDVD完全版を購入しました。せっかくだから何か授業で使えないかと,週末にDVDをまた見たのですが,私が教えている初級レベルの文法に気をつけながら見ると,全然ストーリーや役者の演技に集中できず,つまらなかった...。

Lが主人公の映画が公開されるんですよね?絶対見なければ。松山ケンイチのLはすばらしい!新作主演映画の広告でイルカと泳ぐ彼を見たときは,あまりのLとの違いにぶっとびました。さすが,役者。

Friday, September 14, 2007

ステキな経験

今日、1年生の授業へ行くと、Yさんが目を輝かせて話しかけてきました。

「先生、今日、教科書を買うお金をおろしに銀行へ行ったら、日本人の家族がいたんです。銀行の人は日本語がわからないし、日本人は英語がわからないし、困っていました。私は日本人に声をかけて、「日本人ですか」と聞いて、自己紹介をしました。すると、その日本人は日本語で話してきました。私は全然わからなかったけど、奥さんが少しだけ英語がわかったから、何とかお手伝いすることができました。その人たちは自由の女神を見に行きたいと言ったから、「あれはsubwayです」と言って、駅を教えてあげました。先生、"I just started studying Japanese"と、"Please follow me"と、"Let me help you"は日本語で何と言うか、教えてください」

日本語を勉強し始めて2週間。Yさんはひらがなに苦戦し、ちょっと大変な思いをしているようでした。でも今日、Yさんは自分が知っている日本語を総動員して立派にコミュニケーションをし、人助けをしたわけです。すごいなあ、Yさん。こんなステキな経験をシェアしてくれて、どうもありがとう!

Thursday, September 13, 2007

ブログ開始

いよいよ今学期もブログが始まりました。1年生、2年生、両方のクラスでラボへ行き、ブログを開設。2年生9人のうち6人はすでにブログプロジェクト経験者で、勝手知ったる我が家...という感じでしょうか。ブログ経験者が多いので、今回は趣向を買えて「写真ブログ」に挑戦します。hanakoさんの実践のマネですけどね(私はいっつもこんな感じ...)。学生は写真を撮ってポストし、それについてブログに書きます。どんな写真を撮ってくるか楽しみです。

1年生はみんな初の日本語ブログです。さっさとひらがなでポストを書いてしまった既習者の学生もいれば、スクリーンの前でいろいろ考え込む学生もいて、ブログを開くだけでも個性豊かでした。

お時間があったら、ぜひコメントをよろしくお願いします。

1年生 にほんご はじめのいっぽ:http://ichi06.blogspot.com
2年生 日本語ノススメ:http://ninensei06.blogspot.com

Monday, September 10, 2007

1週終わって,また1週

新学期が始まって初めての週末が終わろうとしています(日曜は週末じゃない?)。「リラックスしている」と余裕ぶっこいていましたが,やっぱり1週目は大変でした。学生がどうのこうのではなく,ペースに慣れるのがね...。夏休みにのんびりしすぎました。

私が担当するのは1年生16人,2年9人の,合計25人に落ち着きそうです。1年生は自己紹介と簡単な質問・応答ができるようになりました。2年生は学生同士も私も知った顔ばかりで,結構和気あいあいとやっています。どちらのクラスも,もうそろそろ座る位置が決まってきているので,楽しい「くじ引き」でもして席替えをせにゃなりません。

さて,いよいよ今週,学生をラボへ連れて行ってブログを開始します。今学期も乞うご期待。

Wednesday, September 05, 2007

ようやく再会

去年3月のポストで書いた元学生のBくんとようやく再会を果たしました!ニューヨークを訪れるたびにメールをくれていたんですが,あいにく私はいつも不在。でも今回ついに会えました。

わざわざうちの近所まで来てくれたんですが,再会した時の第一声が「...」。そう,無言だったのです。で,「うわー,ずいぶん変わったねえ。You looked ガリ勉 and オタク when you were teaching me」と。わたしゃ,一体どういうふうに映っていたんだか...。

夜遅かったので開いている店があまりなく,近所のカフェで1時間ちょっとお茶しただけでしたが,とても楽しい時間が過ごせました。そうそう,Bくんとの一番の思い出である,「上司が授業を見に来ているときに,あまりにもしつこくBくんにリピートさせようとした私に怒り,Bくんが教室を出て行った」事件は,本人はちーっとも覚えていませんでした。でもすごく申し訳なく思ったようで,お茶をおごってくれました(私はそんなつもりは毛頭なかったんですが)。成長したなあ,Bくん。

最初に電話で連絡してきた時に,日本語を使ってくれたことも,とてもうれしかったです。教師冥利につきます。

新学期

いよいよ2007年度の始まりです。でも先生はダレダレでした。とほほ。慣れなんでしょうかねえ。3年前,新人だったときのあの緊張は一体どこへやら。

12時からの1年生は18人ほど出席し,そのうち5人ぐらいは日本語経験者でした。既習,未習に関わらず,基本的なあいさつやフレーズをガンガン練習してもちゃんとついてくる学生はすらばらしい。授業後すぐに教科書を買いに来て,やる気を見せていました。5時40分からの2年生のクラスは9人中,以前教えた学生が5人。和気あいあいと進みました。授業で小テストの内容,やり方,頻度について話し合いをし,以下のように決まりました。

1日目:語彙(名詞)
2日目:語彙(動詞)と助詞
3日目:語彙(残り)と漢字(読み)
4日目:漢字(書き)と文法(英文和訳)

これは同僚のヒロシさんがやっている方式だそうで,ヒロシさんのクラスにいた学生が「勉強するのに役立った」と言って提案し,他の学生も賛成したので,この方式でやってみることになりました。しばらくやってみて,学生にまた意見を聞くつもりです。1年生でもちょっとクラスに慣れてきたら,同じように聞いてみようと思います。

学生に「自分が勉強するのにいい方法は何か」というのを考えてもらいたくて聞いてみたんですが,やっぱり英文和訳ってやりたいんですね。試験に出るから,そりゃそうか。