Wednesday, October 29, 2008

歯痛顛末

右下奥の歯の神経を4本抜いたと書きましたが、その後最悪な事態に陥りました。

今度は上が痛くなったのです。しかも
キョーレツに。寝られないほど。

歯医者さんには「神経はつながっているから、下をとったら上の痛いのもおさまのでは」と言われていたのですが、そんな簡単なことではありませんでした。

晩ご飯を食べてから痛みだしたと思ったら、もうノンストップです。表現するなら「ドクドク」「ズキズキ」という感じでしょうか。とにかく痛いのです。いろいろ試しているうちに、冷たいものを口に含んでいる時は痛みがましになることがわかり、とにかく水や氷を口に含んで痛い部分を冷やした後出すということを繰り返していました。でもね...やめると痛くなるんですよ。だから寝られない(T_T)。結局一晩中痛みと戦うハメになりました。とほほ。

翌日、心配した母とともにタクシーで歯医者にかけこみ、痛いところの神経をとってもらいました。するとどうでしょう。痛みがどこかに飛んで行ってしまいました。ほんまに「飛んで行った」という表現がぴったりです。だってまったく痛くなくなったんですもん。で、帰ってから夕べ失った睡眠を取り戻すかのように爆睡。天国でした。

苦痛約20時間、治療約15分の苦闘でした。ああ、休み中でよかった。みなさんも歯は大切に!

Tuesday, October 28, 2008

誰かどうにかして〜

最近更新していませんが、原因は歯痛。時々右上下に痛みがあったのですが、ある日突然我慢できないほどになり、仕事を早退して歯医者さんへ直行。虫歯ではないようだと言われ、その日は知覚過敏の薬を塗ってもらったのですが、次の日も痛くて仕事どころではなく...(T_T)。

歯医者さんがが出した結論は「右下奥の歯の神経を抜く」。前日はあまり乗り気ではなかった歯医者さんも、私があまりにも痛みを訴えるのでギブアップした模様。翌日、神経を抜いてくれました。その数、4本。すごいですねー。

現在、痛みのほうはまあ落ち着いてきましたが、油断は禁物。今も痛み止めは欠かせません。そして、これからは歯ブラシ、マウスウォッシュともっと仲良くしたいと思います。

Friday, October 17, 2008

どうして日本語で話さへんの?

同じ言語を話す学生が集まって日本語を勉強している場合、そりゃ彼らは一番話しやすい共通言語で話すでしょう。でも教師側はできれば日本語で話してほしいと思っています。常に日本語を使って自己表現をはかることで、日本語が上達すると思うからです。

今、私の職場でちょっと懸念されているのが学生の英語使用。我々のオフィスや教室がある建物(間借りものです)のロビーに集まっては、英語で話しています。日本語使用を促すのですが、その場は日本語にスイッチしても数時間後には英語に戻っています。

今日、学生に「どうして日本語を使わへんの?」と聞いてみました。答えは、
  • 「下のレベルの学生と話すのは難しいから」
  • 「抽象的な考えを言うことができないから」
  • 「一番簡単に、自然に自分の考えが伝えられるのが英語だから」
  • 「日本で生活していて、日本人の友達やホストファミリーと日本語で話しているから、プログラムの友達と日本語で話さなくてもいいと思うから」
さらに理由を聞くと、ある学生が「私たちの日本語は正しくないからちょっと恥ずかしい」と言い、他の学生もそれに同調しました。

この「正しい」にひっかかった私は、聞いてみました。「正しい日本語が1つだけあるん?」「みんなは正しい英語を話すん?」学生はみんな「ある」「話す」と答え、「文法や発音には「正しい」ものがある」「例えば南部の方言で話す人はわからなかったりするし、それは正しい英語ではない」「方言を知る前に習うべき正しい英語がある」といったようなことを言いました。さらに、「プログラムの友達と日本語で話す必要はない」と言った学生が、「日本人と私たち学生がいる場で、日本人が英語がわかったとしても英語を話すのはよくないと思う。せっかく日本人がいるんだから」と言いました。

この学生の思考回路の中に見えるのは、「日本人が話す日本語は正しくて、自分たちが話すのは正しくない日本語」という考えです。意地悪な見方をすれば、自分たち、そして仲間を馬鹿にし、差別していると言えるのではないでしょうか。日本語にも多様性があり、決してすべての日本人がいわゆる文法書に書いてあるような「正しい」日本語を話しているわけではないのに、学生にとっては「日本人」が「正しさ」を体現しているわけです。

このような発言を聞いて、私はとっさに上手く反論できませんでした。「例えばアフリカ系アメリカ人が話す英語や、京都の人が話す日本語は、いわゆる「正しい」日本語とは違うんちゃう?ということは、そういったことばを話す人は、「正しくない」ことばを話しているん?」「自分が伝えたいことを伝えるために日本語を勉強してるんよね?その伝えたいことを伝えるためには、いつも正しく話さなあかんの?」情けないことに、こういうことをちょっと考えてほしいと伝えるだけで精一杯でした。

元留学生として学生の気持ちがわからなくもないですが、考えが上手く伝えられないから、正しくないからといって日本語を使うことを避ける学生を見ていると、なんだか悲しくなりました。

Saturday, October 04, 2008

この世で一番まずい飲み物

それはバリウム。職場による強制健康診断に行ってきました。アメリカにいた10年間に数回しか病院に行ったことがないぐらいの健康優良児の私にとって、生まれて初めての経験です。

主な検査プラス婦人科系の検査を受けたんですが、何が一番つらかったって、バリウムです。あれはなんちゅー飲み物なんですか!しかも内蔵をしっかり撮影するためにバリウムを移動させなあかんということで、台の上でぐるぐる回らなあかんかったし、もうしんどいったらありゃしない。これだけ科学技術が発達した現代において、あんなもんを飲まなくても検査できる機器があってもええでしょうに!ぐるぐる回ったせいかわかりませんが、私は検査後トイレに直行(何をしたかはお食事中の方のため割愛させていただきます)。検査に行って気分が悪くなるとは...。

バリウムの次につらかったのは、マンモグラフィーです。痛いもんだとは聞いていたのですが、あんなに胸を押さなくても...(T_T)。男性の前立腺がんの検査はつらいんでしょうか?男性読者で検査を受けたことがある方、ぜひ教えてください。

あ、いいこともありましたよ。視力が全然落ちてませんでした(右1.2、左1.5)。毎日目を酷使しているのにこの視力。もう早期老眼決定ですね。