Saturday, June 20, 2009

中間地点通過

3週目が終わりました。もう半分終わっちゃったんですよ!信じられへん...。私としては、やっと学生との関係が上手くいくようになったかなって感じなんですが、それで半分終わってしもた...。あと残り3週間、がんばります。

中間地点通過ということで、今、中間試験を作っています。いつもいつも試験作りには苦労させられます。嫌いなんですよ、試験。問題作るのは難しいし、採点はめんどくさいし。はあ、今夜は徹夜です。

さて、金曜日にM先生が私が担任のクラスの学生と面談をされました。そのとき、学生は私とI先生のことをベタ褒めだったそうです。うれしいことですが、おそらくその日、プログラム持ちで昼ご飯を一緒に食べに行ったのがきいているんでは(笑)。学生らが払った学費からお金が出てるのに、「先生にごちそうしてもらった」って感覚みたいです。ちなみに、行ったのは近所の和食屋さんです。1000円でこれだけ充実した内容です(刺身、天ぷら、茶碗蒸し、切り干し大根、みそ汁、御飯、漬け物)。やっぱり日本はいいなあ。

それから、金曜日と言えば、もう1つ。金曜日の夜、M先生のご自宅でプログラムのスタッフが集まってパーティーをしました。おいしい料理をたらふく食べて、しかもM先生のご主人に初めてお会いしました!いやー、想像通り、素敵な方でした。さすが尊敬するM先生のご主人です。

Thursday, June 11, 2009

きっつぅ〜

1日4時間教えるのって、キツイですねえ。しかも毎時間ほとんど違うことやってるんで、準備が多いのが大変です。でも、学生も大変な中がんばっているので、こちらもエネルギーをもらいつつ、なんとか生き延びております。

今週、アカデミックディレクターのM先生から、「yukkiクラスはいい感じになってきてるよね」と言っていただきました。学生が活発に意見を言い合う姿を見てそう言ってくださったようです。確かに、「これ、どう思う?」と意見を求める前に、いろいろ言ってくれたりします。昔、仏様が「yukkiさんが教えるクラスは動物園みたい」と言っていた(と思う)のですが、まあ、学生は教師を反映するもんなんですかね...。あ!でも、私は自分が担任しているクラスには週2日しか入っていない!じゃ、一緒にやっているI先生の影響か?!

さて、今週の授業では、日本人の現役大学生を話し合いと会話のクラスに呼びました(この「日本人聴講生」もカリキュラムの一部です)。会話の授業では、学生がロールプレイで言ったことを、さらに自然な言い回しに訂正していくのですが、聴講生が上手い表現をいろいろ言ってくれて、本当に助かりました。私が「この時はこう言います」と言うより、聴講生が「私/僕だったら、こう言う」と言うと、なんか説得力があるみたいなんですよねえ。学生は頷きながら聞いていました。

来週は3週目。プログラムの折り返し地点なんですよねえ。ああ、中間試験、作らなあかん(涙)。

Saturday, June 06, 2009

夏期集中コース始まる

いよいよ始まりました。何って?夏の6週間上級日本語コースが。初年度ということで、何もかもが未知の世界。恐ろしくもあり、楽しくもあり、複雑な心境です、はい。日本語コース担当は全員で4人で、いつもの3人プラス夏だけの先生。その夏だけの先生っていうのが、なんと私が大学院時代に一緒の大学で教えていたIさんなのです!こんなところで再会するとはね〜。いやはや、世界は狭い!

日本語コースの学生は全部で17人。私がIさんとコンビで担当するクラスは6人で、みんなやる気マンマンの元気の学生です。6週間というのは長いようで短く、あっと言う間に過ぎていくと思います。学生も私も体力勝負。持つかなあ。

日本語コースのカリキュラムは、いろいろな「コンポーネント」が組み合わさってできています。「読み」「書き」「文法」「聞き」「会話」「話し合い」「敬語」「発表」「課外活動」「個人指導」です。アメリカの大学のコースではできないこと、手が行き届かないところなどを考慮して授業を行うことを目標にしています。

コースが始まって数日ですが、すでに私は悩んでいます...。「上級」の学生が必要なことって何なんでしょう?例えば「読み」。上級の「読み」って何だろう?これまでのように予習させて授業で内容理解の確認をして、話し合いをして理解を深めるっていうパターンでは不十分。自律した読み手になるためにはどういうふうに授業をしていけばいいのかなあ。「会話」「敬語」「話し合い」のクラスなんかでも、学生が言いたいことが言える力を伸ばすには、どうしたらいいものか...。これから7月中旬まで、試行錯誤の日々が続きます。

上級経験者の方、ぜひアドバイスをくださーい!