今日、初級クラスで「〜ませんか」「〜ましょう」という、いわゆる勧誘表現を導入・練習しました。勧誘を教える時、私はいつも学生に 「これでナンパできますねー」と言っています。トイレの場所が聞けることや手元にある本が誰のものかわかることは大切ではありますが、大して面白くないんじゃないかと思うんです。でも勧誘は相手に働きかける表現で、初級の中では特に使えるんじゃないでしょうか。
学生がちょっとでも楽しく勉強できればと思って「ナンパできますねー」って言ってるんですが、それが原因なんでしょうか、学生からものすごい質問の嵐。「本当にこうやって誘うの?」「断る時、どんなにイヤな相手でも「いやです」はダメ?」「断られてもどうしても誘いたい時、どうやってプッシュすればいいの?」などなど...。キミたち、そんなにナンパしたいのかね...と苦笑しながら、質問に答えた私。
フォーマルな表現を教えているので、断る時は「すみません、日曜日はちょっと...」という表現を使うように指導していますが、現実世界ではこの断り表現だけでは通用しないんですよね。友達同士ならもっとストレートに言うだろうし、「うーん...」としか言わない場合もあるだろうし。ちなみに私、以前同僚に何だったか忘れましたが、何かに誘われた時、「あ、いやです」って言ってしまい、同僚に「学生には「すみません、〜はちょっと...」って教えてるのに!」と笑われたことがあります。
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