今学期はまあいろいろありまして、幸せなんですけど、ちょっとブログを書く時間がありませんでした。
さて、ちらほらとここでも報告していたしゃかかプロジェクトですが、学期末にすべりこみセーフで完成しました。
- Eco-Eco Power!(環境問題と経済政策):不便な真実
- 教育問題プロジェクト(いじめ):CM
- 世界・問題(性差別):女性差別のポッドキャスト
- 米軍の問題(在日米軍基地):替え歌(YouTubeが見られない場合は、こちら)
反省点も多々ありますが、学生のがんばりに感謝。
教師である私は、学生に社会問題について日本語で考えたり、意見を述べたり、そして解決策を提案して(今回はできませんでしたが)それを実践する機会が与えられたかな、と思っています。でも、学生のほうはそうは思っていないようで...。最後のコース評価のコメントを見たら、「このプロジェクトをした時間に、もっと文法や読み物の勉強をしたほうがよかった」「日本語で社会問題について話す能力は、今の私には必要ない」などと書いてありました。
やっぱりネックになったのは、最後のポッドキャスト作りだったようで、ものすごーーーく時間がかかったみたいです。プロポーザルの時点で「ほんまにこれ、できるの?どうやってやるつもり?」など、難しいんじゃないかと思う点はフィードバックの中で指摘したんですが、凝り出したら止まらないんですかねえ。
それから、学期の最終週にポッドキャストが完成したので、学外のみなさんに評価していただき、それをクラス内で検討する時間がありませんでした。仏様に評価参加をお願いしたら「無理。こっちの学生は学期末で忙しい」と言われ、最初は「いつもお願いばっかで、こっちのお願いは聞いてくれへんのか」とムッとしましたが、至極当然な返答ですよねえ。今回は考える時間をとにかくたくさんとったので、次回はそれを削ってポッドキャストを繰り上げて完成させるようにしなくては。
次回の改善点
- 秋学期ではなく、春学期にしゃかかプロジェクトを実施する。(これは、秋学期に教材で社会問題を取り上げて学生にしゃかかプロジェクトへの準備をしてもらえば、もうちょっとスムーズにいくのかな、と思うので。日本語能力的にも、春のほうがやりやすいような気がします。)
- ポッドキャストの締め切りを繰り上げる。できれば学期が終わる1ヶ月ぐらい前にしようと思います。
- 学外の評価の結果を、クラスで検討する時間をとる。2ができれば、これも可能。
- 実施できる解決策は、積極的に実施する。
2 comments:
むっとさせた仏です。(絶対してると思ってましたー。でも、学生は犠牲にできないんで。。。)
ぜんぶビデオにしたんだ。。それは大変でしょうね。。。私がした時はなんでもいい(ビデオでも、ブログでも)というふうにしたから、学生評価で文句は全く出ませんでしたよ。すべて肯定的な意見ばかり。やっぱり時間のタイミングとかもって行き方が大きく影響するんだと思います。特に後半に重いものを持ってくると評価に近いこともあり、否定的な評価が続出するのでは。。。
>さとうさん
ははは、むっとしたなんて言ってスミマセン。でも、正しいこと言ってるのはわかってるんで。
全部ビデオにした理由は、何か形になって、ぱっと見てわかりやすいものがよかったからなんですが、メディアにこだわる必要はなかったかもしれませんね。
今学期のデジタルストーリーテリングは3月下旬にすべて完成させて、学外のみなさんにも見てもらえるように予定を組みました。4月も忙しいかもしれませんが、よろしくお願いします!
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