Thursday, May 04, 2006

学年主任として初会議

来学期から1年生の学年主任をすることになりました。「私でいいのか」と思いますが...。今日は来学期の1年生担当5人で初めて集まり、ちょっと話をしました。私の来学期の目標は「1学期を通して、書く指導をする」。以前はトピックを与え、原稿用紙を渡して、「じゃ、来週の月曜日までに作文を書いてきてください」という指導ともいえないことをしていました。来学期はプロセスライティング (process writing) の考えを取り入れて、「どうしてそれについて書くのか」「誰がそれを読むのか」ということを意識させつつ、アイデアを出す→アウトラインを作る→下書きを書く→フィードバックをもとに下書きを直して最終版を出すという作業を徹底しようと思っています。上手くいけば、学生は日本語の勉強を越えて、他の科目でも使えるスキルを学ぶことができると思います。さて、どうなることやら。

4 comments:

Unknown said...

うまく行くと思いますよ〜!気張らずにマイペースで学生の反応を見ながらやっていけばいいんだと思います〜。

Anonymous said...

面白そうですね。私も、常々作文指導には疑問があったので、プロセスを重視した指導をしたいのですが、なかなかやる事が多すぎて、真剣に取り組めずにいます。

指導法の成果のご報告を楽しみにしております。

Kazz(http://web.ics.purdue.edu/~nakazawa)

Anonymous said...

アイデアを出すための下書き/前作業を踏んでから書かせるというのは、先学期の家族の時にもそうでしたが、かなり書きやすくなると思います。作文というと(実は子どものころから私も)まず無力感を感じてしまう学生が多いと思うんですが、「作文=つらい、苦しい、大変」そんな先入観を崩していけたらいいですね。

yukki said...

> ss903さん
うまく行くといいんですが。気張らずにって大事ですよね。気張ってると思ったら、注意してください...。

> Kazzさん
コメント、ありがとうございます。以前UCSDの学会でKazzさんの発表を拝見しました。ICJLEでライティングの発表なさるんですね!ぜひお聞きしたいです。

> ヒロシさん
私も作文大嫌いでした!「何書けっちゅーねん」って思ってました。日本で作文、ひいては論文の書き方なんて習わなかったから、大学院でそれはもう大変な思いをしましたよ...。学生にはそんな経験してほしくないんで、書く楽しさを身をもって経験してもらいたいです。
がんばりましょう〜。