Friday, September 14, 2007

ステキな経験

今日、1年生の授業へ行くと、Yさんが目を輝かせて話しかけてきました。

「先生、今日、教科書を買うお金をおろしに銀行へ行ったら、日本人の家族がいたんです。銀行の人は日本語がわからないし、日本人は英語がわからないし、困っていました。私は日本人に声をかけて、「日本人ですか」と聞いて、自己紹介をしました。すると、その日本人は日本語で話してきました。私は全然わからなかったけど、奥さんが少しだけ英語がわかったから、何とかお手伝いすることができました。その人たちは自由の女神を見に行きたいと言ったから、「あれはsubwayです」と言って、駅を教えてあげました。先生、"I just started studying Japanese"と、"Please follow me"と、"Let me help you"は日本語で何と言うか、教えてください」

日本語を勉強し始めて2週間。Yさんはひらがなに苦戦し、ちょっと大変な思いをしているようでした。でも今日、Yさんは自分が知っている日本語を総動員して立派にコミュニケーションをし、人助けをしたわけです。すごいなあ、Yさん。こんなステキな経験をシェアしてくれて、どうもありがとう!

8 comments:

Yuri said...

こういうステキな経験が、学生をますますがんばらせちゃうんですよね〜。普通の人(って変な言い方だけど、先生じゃない人)とコミュニケーションをする機会の大切さをつくづく感じさせられますね。

yukki said...

>yuriさん
ほんまにそうです!Yさんの誇らしげな顔ったらありませんでした。私だってYさんの教師として誇らしかったですもん。自分は日本語でコミュニケーションできるんだって,自信につながったんじゃないかなと思います。

doi said...

ホントに素敵なお話ですね~。
やっぱ言葉って人と人を、人と世界を繋ぐものなんですね~。片言だろうが感情の交流は起きるんですよね~。あ~なんかとっても幸せな気分ですぅ~。
シェアしてくださって感謝ですぅ~。

yukki said...

>doiさん
ことばは世界をつなぐって、まさにそうです。見ず知らずのdoiさんも幸せな気分にできたと知ったら、学生も喜ぶと思います。 (^^)

sato said...

夏に日本で教えた時、学生が私たち教師以外のフツウの日本人と話したとき、同じようでした。あの時の目の輝きは今でも鮮明に残ってます。

自分がほんまに言いたいことが伝わる、ってものすごい自信ですよね。そしてその学生からもらえる誇り、って教師の自信とやる気に繋がりますよね。

直接の自分の学生ではなくても、言語を勉強しているどこかの誰かが少しでもその言語を通じて相手と知り合える、とか知りたいと思う気持ちを持ってくれることで、あーこの仕事、やっててよかったと思うし世の中に確実に貢献してる、って誇りや自信がもてますね~。

hiroshi said...

いいですねー。こんなことがあった学生はラッキーですね。・実際に直接話さなくても、通りすがりに日本人が「そうですねー」って言って話してて、「おおー、俺わかるぜ」と思ったといってくれる学生なんかもいますよね。こんなことがあると強い動機づけになりますね。

yukki said...

>satoさん
そう,コミュニケーションを通して相互理解を深めれば,世界から戦争はなくなって,みんな幸せになるのです!(大げさ?)世界平和に貢献できるこの仕事,やっててよかったな〜と思いますね (^^)

>hiroshiさん
日本人に話しかけたYさんはとてもえらいと思います。私ならできない...。他の学生もきっと似たような「おー,今の日本語,わかった!」っていう経験をしていると思います。ブログに書いてくれたらいいなあ。

さとう said...

そして,こういう喜びをシェアすることも大切なんだと思います。嬉しいとき,悲しいとき,つらいとき,みんな分かってほしいってよく思いますよね。ブログがそんな場になればって思います。