我が日本語学科の春祭りがありました。春祭りは1年生から5年生までの学生が,日頃の成果を発表する場です。各学年で出し物が決まっていて(1年生から順 に作文,紙芝居,俳句/川柳/短歌,「トリビアの泉」,落語),各クラスの代表が春祭り当日に無料航空券などの賞品をかけて発表します。
この日のために私たち講師はスポンサー集めをしたり,ポスターやプログラムを作ったり,食べ物を注文したり…といろいろ下準備をしてきました。前日は夜8時から開場のセットアップ,当日は午前9時集合で最後の準備。学生ボランティアと一緒に,教室の飾り付けやポスターはりに精を出しました。
本業そっちのけで準備したかいあって,のべ200人ほどの人が来てくれました(写真は会場の様子です)。普段自分が教えているクラスの学生しか見ることがありませんが,他の学生のすばらしいこと!観客からどっと笑いが起こる場面も多く,去年よりもなんだか楽しい雰囲気でした。ただ,私が担当した発表用スライドにちょーっと問題があり,せっかくのお祭り気分に水をさしたようで申し訳なかったですが…。
すべての発表の後,いよいよ表彰式。審査の結果,各学年の1位になった学生には日本往復か国内往復の無料航空券をもらいました。なーんと,私の2年生の学生・Hさんが1位になり,国内往復をゲット!2位以下の学生もそれぞれさまざまな賞品をもらい,皆とてもうれしそうでした。
春祭りの後はちょっとした打ち上げと反省会。そして先日の学会発表でご一緒したKさんとの食事のため,仏様と徳兵衛86というレストランへ行きました。むちゃくちゃおいしかったです。写真は「フルーツパフェ」。抹茶アイスクリームの上にいちご,リンゴ,バナナなどがのっていて,チョコシロップがかかった一品。パフェなんて食べたの,何年ぶりやろ...。これが私の「賞品」ですかね。学生もがんばりましたが,先生もがんばったのですよ…。
4 comments:
いつも思うんですが、そちらの春祭りって盛大ですよね。うちの学校、そういったイベントが少ないんで、見習って企画したいと思います。ちょっと1年目で仕事が多いんで、今はできないですけど、近いうちに是非。その時は、色々とアドバイスをくださいませ。
>Kazzさん
私が1年目の時に始まったんですが,年々規模が大きくなっています。Kazzさんの大学にも芸達者(?)な学生が多いでしょうから,きっといい春祭りができると思いますよ〜。
春祭りなんてイベントがあるんですね。うらやましい。やはりNYだから日本語がわかる観客が集まりやすいのでしょうね。うちの町では不可能・・・。
クラス以外で日本語が使える機会を与えるって大切ですね~。僕もこの間、本気の手紙を授業で書かせました。切手代はもちろん学校持ちで。それだけでやる気が違いましたよ~。日本の友だちに書いている学生もいました。
>hhamadaさん
コメント,どうもありがとう〜。春祭りの観客は外部の日本語がわかる人というよりも,学生やその友達が多いです。別に日本人がいなからってできないことやないですよ〜。学生が日頃の勉強の成果を自慢する場として,ええんちゃうかなと思います。
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