正直迷ったんですけどね...。地域の人々と自分の興味・専門分野の活動をするという「地域参加型プロジェクト」の継続実施が迷いの理由です。このプロジェクトは授業時間外の学生の時間を取るので、その上にしゃかかをやったら大変かなと。
でも、やっぱり何か教室を越えたことをしたかった。せっかく日本にいるんだから、そこら中の人を巻き込んで一緒に考えてもらうような活動がしたかった。学生たちに問題意識を日本語で表現し、その問題をどうやってなくしていくことができるのかを考えてもらいたかった。それで、「大変だけど、やってみよう」と決心しました。大変なのもやるのも学生なんですが(汗)。
やると決めてから、クラスブログを立ち上げ、毎日毎日小出しにしながらプロジェクトの意義と手順を説明しました。そして、「大変だと思う。でも、クラスの他のプロジェクトと重ねてやってみて」と、暗に地域参加型プロジェクトとしゃかかプロジェクトを重ねることを提案してみました。どうにかして課題を同じテーマでやんないと、クラス内容の統一性がなくなるし、やることが多すぎて中途半端になってしまうと思ったので...。
でも、学生はやっぱり自分がやりたいことってあるんですよね。地域参加型プロジェクトの活動と、しゃかかプロジェクトの活動が重なっているのは今のところ1人。あとはみんな違います。
ちなみに学生が選んだトピックは、
- 政策が環境に及ぼす影響(Eco-Eco Power!( ̄▽ ̄)ノ)
- 性差別
- いじめ(教育問題プロジェクト)
- 在日米軍基地問題における市民運動(米軍の問題)
学生はそれぞれグループでブログを作り、そこに活動の記録をポストしていく予定です(上のトピックの後ろにあるリンクはブログへのリンクです)。最終的には論文とポッドキャストでの発表を計画しています。
今後もこのブログで経過報告をするつもりです。よろしくお願いします!
4 comments:
リンクはっときましたー。先生も学生もあっぷあっぷにならないようにがんばってくださいー!
>さとうさん
ありがとうございます!あっぷあっぷになりそうな雰囲気...。まだ2週目なのに(汗)。でもなんとかがんばります。
盛りだくさんですね。でも、やっぱり教師は学生を過小評価しないのって大切ですね。
学生なりに色々と考えていることがありますから。
でも、トピックをざっと見て、私の教えている学生とは毛色が違うなぁと感じました。
米国Y大学の先生とも話していたんですが、一言にブログといっても、学生によって文章の内容/堅さが全然違うんですよね。Y大学では、政治/大統領批判的な新聞のコラムのような内容が多くて、ポストの長さも非常に長いと言ってました。でも、うちの学生でそんなこと書く学生は皆無。
これって、やっぱりアメリカの中でのブログの位置づけというか役割の影響なんですかね。
日本や台湾だと、直感的に日記的なものが多いですけど、アメリカだとある1つのトピックに特化したものをよく見受ける気がするんですが。
>Kazzさん
そんなに違いますかね?私のクラスは男が多いとか、そういうのが関係してるとか。
ただ単にブログを書いてって言ったら、きっと日記みたいなのになるんじゃないかなと思うんですけど...。
ちなみにKazzさんの学生さんはどんなことに興味があるんでしょうか。
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