さて,イリノイの旅もいよいよ本来の目的地・友人が住むGという町に舞台を移します。
Gはシカゴから南西に車で約3時間半のところにある小さい町です。どんなけ田舎かというと,町には有料駐車場はなく,シカゴまで行く電車がとまる駅がこんな感じ→というぐらい田舎です。
田舎好きの私にはたまらない町ですが,1つだけどうしても我慢できないものが。それは町を走る鉄道の汽笛です。線路がいくつもあって,そこを貨物列車が1日中通るのです。そして踏切を通過するたびに「ぷっぷー」っとすさまじい音をたて,それが町のどこにいても聞こえるという…。
うるさい鉄道以外は,よく言えばこじんまりした町,悪く言えば何もすることがない町でした。その中でも一番面白かったのは,やはり友人が勤める大学のキャンパスツアー,そして友人のオフィスです。友人のオフィスはこんな感じなんですが,もともとどんな建物だったか,わかりますか?
実は留置所だったそうです。窓にも鉄格子がはまっていました。しかも地下には犯罪者を入れる部屋(cellっていうんですが,日本語では何でしょう?「房」?)もあり,「なんか幽霊が出るらしい」という友人の言葉にも納得してしまいました。ちなみにcellは今は物置になっていました。
私もこんなユニークなオフィスで仕事がしたいなあ。地下のcellはいやですけど(テレビで見るより狭くて,こんなとこで何時間も過ごさなければいけないと思うだけで,犯罪を犯すのはやめようと思うぐらいでした)。
キャンパスツアーのあとは,Super Wal Martに連れて行ってもらい,友人宅でWiiをし(友人はゲーマーです),地元のアイリッシュパブでお酒を飲みながら,熱く語り合いました。いやー,いい旅だった。
6 comments:
すご、このオフィス。「ユニーク」というか、不気味というか...。お友達はこの部屋で仕事をしていて暗い気持ちにならないんですか?
>Yuriさん
どっちかっていうと,おもしろがってますね。明るい性格だからかな〜。自分の指導教官に写真送ってましたよ。私も「監獄で仕事」ってネタにしますね。
ひえー、すごーい!でもどうして、
大学に留置所が??
仕事がたまっているときとか、
ますますブルーになりそうなオフィスですね。。。
それにしても、yukkiさんは本当に
中西部がお好きなんですね。
私はこの先、中西部から出られなさそうなので
NYにお住まいのyukkiさんがとーっても
うらやましいんですが。
毎日NYの街をさっそうと歩いているなんて
かっこいいじゃないですか!
>fu-minさん
早く出たくて仕事もがんばるってことはないですかね?
私の中西部好きは「すりこみ」です。なんたって初めて住んだところですから。NYは住むところじゃないですよ。そんなNYでもよければ,ぜひNYの街を闊歩しに来てください!
このオフィス、なかなか不評ですねー。その本人の登場です。暗い気持ちにはならないですよ。写真ではわからないですけど、けっこう広くて明るいオフィスです。格子が黒だったらブルーになるでしょうけど。先日嵐が来た時に地下室に逃げ込んだ時は、さすがにブルーになりましたが・・・
このold jailはキャンパスの隣にあったものを大学が買い取ったそうです。大学って近所の建物を買うのが好きみたいです。IUもそうやってテリトリーを広げてましたからね。
僕はNYのほうがいいなー。ブックオフで立ち読みしたいー。
>Hidekiさん
写真が暗いから,明るいのがわかりづらいですね。すんません。私のオフィスよりよっぽどいいと思いますけどね〜。みなさん,素敵なオフィスがあるんでしょうね...。
大学はどこでも敷地確保に必死でしょうね。勤務校も近隣住民を追い出して,ひんしゅくを買ってます。
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