今日、日本のB大学から研修で来ている大学生(20才と21才)が我が勤務校を訪れ、朝から晩まで学生の相手をしてくれました。私の1年生と2年生のクラスにももちろん来てもらい、日頃ナマの日本人、しかも現役大学生と話すことのない私の学生にとっては、貴重な体験となりました。
1年生は訪問前からブログを通じて交流していたので、今回はブログにコメントをくれた日本人大学生とグループになり、とにかく日本語で会話。いつもはコントロールされた環境で日本語を使っているので、コミュニケーションはなかなか難しかったようですが、そこは根性(?)でなんとかしていました。
2年生のクラスでは日本語の文字と表記の延長上で、携帯メールでの文字使いについてグループで話してもらいました。こちらの学生にはいくつか質問を考えてくるように言い、日本の学生には携帯持参でメールを見せながら話してもらうようにお願いしました。私の学生は、文字使いよりも、携帯の機能のすごさに驚いていたようです。私は日本で携帯を持ったことがないので全くわからないのですが、今は携帯がおさいふ、そして定期代わりになっているんですよね?そういうことに驚いていました。あと、携帯で写真を撮りまくることについても「普通ですか?」と。アメリカにももちろんカメラ機能つきの携帯はありますが、そんなに写真を撮らないとのことで、興味を持ったようです。
授業後は写真を撮ったり、連絡先を交換したりしていました。この中からたとえ一人でも友達を見つけて、つながっていってくれたらいいなあと思います。B大学のI先生、Y先生、そして11人の学生のみなさん、どうもありがとうございました!
4 comments:
素晴らしい試みですね。これまで文字でやりとりしていた相手と実際に会うというのは、学生さんたちにとっても、非常に新鮮だったのではないかと思います。こんな理想的な環境が実現するとは、さすが都会にある大学は違います。
携帯の進化には私も本当に驚きます。以前、日本に帰省したときに、誰が奢るか、奢られるかという場面で、財布ではなく携帯を握り締めて、「私が」「いえいえ、ここは私が」とやっているのを見て、時代は変わったなぁと思いました。
はじめまして、外国の方はどうやって日本語の勉強をしているのかと興味をもってネットで検索していたところ、こちらのブログにたどり着きました。多くの大学でブログを使った学習をしていることに驚きました。
最近自分自身もブログを作ってみたので、(まだ内容が全然ありませんが。)もし、そちらの生徒さんで日本のことで興味のあること(ささいな内容でも結構です。)があれば、こちらのブログにもコメントを寄せてみてください。
>エブリさん
たまたま日本の大学の先生が勤務校と関係があった方なんですよ。だから今回の訪問が実現しました。そちらにも姉妹校というか、提携校みたいなのがあったら、ぜひやってみてはどうでしょうか?
>たまの兄さん
コメントをどうもありがとうございました!仲間といろいろ試行錯誤しながら、少しでも学生にとって意味のある日本語学習の実現のためにがんばってます。(^^;;)今後もどうぞよろしく!
日本人の方、特に大学生と学生がふれあう機会なんてあまりないですもんねえ。学生にとってはむちゃええ経験になったんじゃないでしょうか。
私も夏教えた時、日本人の大学生にクラスに来てもらって、という時間があったのですが、よくも悪くも(?)学生の目が違う!私ら教師と話しているときの目と全然ちゃうんです。やっぱりこれも大事やなぁーと思いました。
うちの大学でも何かできないかなぁ〜
Post a Comment